「プレルボール」の略。バレーボールを「バレー」、バスケットボールを「バスケ」と略すのと同様である。小学校の体育の授業で2008年から学習指導要領に加えられ、11年度から全面的に取り入れられることになっているボール運動。ドイツで生まれたもので、プレルは「打ち付ける」という意味。高さ40~50センチメートルのネットかロープを挟んで2つのチームが行う。ドッジボールを手で床に打ち付け、決められた回数内で相手コートに返して、得点を競う。バレーボールが床に落とさずに決められた回数で相手コートに返すのに対して、これは床に打ち付けることで相手に返すのである。ボールをバウンドさせるための難しい技術はいらず、あまり運動が得意ではない子供も簡単に加わることができる。慣れるとレシーブ、トス、スパイクといった3段攻撃も仲間チームで打ち合わせて行うことができる。

だって