色々、のほほんとした

2月の振り返りの記事を
書いていくつもりでいたのだが、
 
 
今週月曜日あたりから、
急にロシアの潮目が変わった。
 
 
なんかどんどん、
 
 
どんどん、
 
 
のほほんとできなく
なってきた。



あまりコロナのことは
書きたくなかったが、
さすがにそれを無視して
のほほん記事を書けない状況に
なってきたので、
一度モスクワの現状を書いておこうと思います。


 
 
2月下旬→
アジアを中心としたコロナパニックは
まだ対岸の火事、
ロシア国外への海外旅行(アジア以外)も
この時点ではまだ誰も問題にしていなかった。
のほほんとフィンランドへ行きましたよ…
 
 
3月頭→
ん?気づけばイタリアが大変なことに?
え?いつの間に感染の中心が欧州に?
あれ、もう海外旅行も国内旅行も無理なの?
 
 
3月中旬(今ここ)→
・外国人はロシアへの入国不可(5/1まで)
・学校はすべからく休校
・50人以上の集まりは禁止(ボリショイ劇場も休止)
・買い占め始まる(スーパーからどんどん物が消えてゆく、パスタも米もペーパー類も卵も、無いところには無い)
・在宅勤務始まる
・日本人留学生がメトロで検温され、
37℃の熱で病院へ隔離される(これは3月9日)
 


 
日に日にロシアの感染者が増えていき、
国による感染封じ込めも加速度を増している。


この分では、
外出禁止令が出るんじゃないか…

レストランやスーパーも閉まるんじゃないか…


などなど、
まことしやかな噂話が
あちらこちらでささやかれている。
 

少し前までは、
(それこそ3月頭頃までは)
日本に一時帰国なんてもってのほか!
モスクワの方が安全、
今はモスクワにいましょう、という
感じだったのに、


今となっては、


も、もし、もし、
ここで感染してしまったら、
ちゃんとコロナ対策医療を受けることが
できるんだろうか…

感染しなかったとしても、
感染の疑いがかかって、
どこかの病院に隔離されてしまったら、
どうしたらいいんだろう…


などなど、
モスクワにいて大丈夫なんだろうか、
という不安が脳裏をよぎるように
なってきた。



なにせ、私たち家族はみんな、
ロシア語ができない。


ものすごくカタコトなら
分かることもあるが、
それは現状では意味をなさないだろう。




ロシア語も話せない日本人が
ちょっと発熱してる
問答無用で隔離




そうとしか思えない。


このロシアの地で、
ロシア語が分からない外国人であることが
いかに弱い立場であるか、
そのことを痛感している。



大人はまだいいが、
 
万が一、
子どもが感染・隔離なんてことになったら、
どうしよう…!
 

今はそれが一番の懸念材料である。
かといって、
今日本に帰る決断も難しい。


日々めまぐるしく変わる状況を
注視しながら、
モスクワで不安な日々を
過ごしています。



近所のスーパーに行ったら、
パスタがないだけでなく、
米も争奪戦!


ロシア人ってみんな
そんなに米食べるんや…と
そのことにも驚いた。



私もなんとか、これだけゲット

でも、ロシアの米って、
(これはイタリカ米やけど)
めっちゃ少量でしか売ってないので、
これだけの量では、
10日もつかなあ…というくらいの心細さである。

そして、卵もなく、
ひき肉もなかった。


早く平穏な日々が訪れますように、
全世界の人々と同様に
祈っています。