昨日は
29℃まで気温が上がり、
すっかり初夏めいているモスクワ。


暑いくらいの日差しだが
カラッとしているので
とても気持ちよく、
最高の季節である。








綿毛さえなければ。




先日も少し書いたが、
モスクワではこの時季、
ポプラの綿毛(トーポリ)が
吹き荒れている。


5月頭頃から
目に見えて
飛翔する綿毛が増え始め、
それでもまだ、
あらあら、こんなに綿毛って舞うんや、
ほんまに雪みたい、すごーい
といった
のほほんとした感想しか持っていなかったのだが、

そんなもんじゃなかった、
綿毛。
ほんまにすごい、
綿毛。




毎日、
視界全面に綿毛が吹き荒れ、
舞い踊っている。



道路の脇に降り積もり。(白い物体が全部そう)




公園内にも降り積もり。



芝生にも歩道にも。




アップではこんな感じ。





いやー、
そもそもポプラってね、
こんな木だったんですね。


でかい。
これが、至る所に、
ずーっと、植えられている。



そしてこれが、
フワフワの綿毛を飛ばし始める。




昨日なんて風が強くて
しかも向かい風だったもんだから
もう、
向こうから綿毛の大群が
渦を巻いてやってくるんである。
綿毛を浴びるようにして
歩くしかない。

鼻にも口にも入ってくる、
綿毛。
もちろん髪にも服にも付着してくる。


室内にいたら安全かと思いきや、
暑いわーと窓を開けると、
フワフワーと音もなく侵入してくる。

※我が家の窓は二重窓ですが網戸がありません



掃除機で吸おうとしても
あまりにもフワフワしているので
吸えない。逃げられる。
室内で、逃げる綿毛とのバトルである。




そんなわけで、
重度の花粉症を患っていたにも関わらず
ロシアに来たら治ったという
奇跡が起こった私だが、
この綿毛たちを
見ているだけで
再発しそうである。


来年、この綿毛に含まれる
何かしらの花粉アレルギーを
発症しないよう、
できるだけ息を止めて
綿毛の嵐の中を歩いている
今日この頃です。

※花粉アレルギーは初年度は発症せず、
翌年以降に発症するケースが多い、らしい




ちなみに、なんでこんなにポプラがあるん、
ということに関しては、
戦後に緑化対策で一斉に植えたらしい。
この記事に詳しく書いてありました。







にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村