大阪、兵庫県南部(神戸や西宮)、京都府南部(京都市あたり)、奈良県北部(奈良市あたり)でビデオ業者をやって、16年になります。
沢山のDVDやブルーレイを世の中に送り出してきました。
なぜこの仕事を立ち上げたのか~想い~
2007年のお話です。ベンチャー企業での激務の反動で2年間ほど働いていなかった私は、次にどんな仕事をするか悩んでいました。
社会復帰したいけれど、また同じような結果になるのが怖いという思いや、もっと人に喜ばれる仕事がしたいと思っていました。
いろいろ経験してみようと、農業の門をたたいたり、便利屋で下働きをしたり、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ったりしましたが、どれも次の仕事としてピンときませんでした。
そんなある日、一通のメールがありました。差出人は兄の元奥さんでした。
「純くんひさしぶり。子供たちがちっちゃい頃の古いビデオがいっぱいあるんだけど、再生できないの。純君くんって理系だからさ、これなんとかできるかな?」
唐突で思いがけない連絡でしたが、久しぶりに人に必要とされることがとても嬉しく、僕は引き受けることにしました。
ビデオがいっぱいのダンボールを受け取った時、1つ聞きました。「子どもたちの映像って、うちの親にも見せてあげていいかな?」「もちろん!何年も孫たちに会ってないもんね。是非そうしてあげて」
フェイスペインティングを楽しむお兄ちゃん、幼稚園児の妹がかけっこで追い抜く姿など、色んな時代の子どもたちの思い出を編集し、パッケージにたくさんの写真をあしらい、タイトルに子ども2人の名前をつけて、1本のDVDにしました。
完成品を渡した翌日、兄の元奥さんからメールがきました。「懐かしくて途中からずっと涙が止まらなくなったよ。最近大変で辛かったけど、大切なことを思い出しました。また頑張って行こうと思った。純くん、ステキなビデオありがとうね。」
そして僕の両親にも渡すことにしました。
「はい、これあげる」数年ぶりに見る孫2人の写真が表紙のDVDを突然渡され、両親はとまどっている様子でした。
再生が始まると、最初はこわばった表情で真剣に見つめていましたがしだいに表情がやわらぎ笑顔もこぼれました。
自分達が見ていたころの姿、そして見ることができなかった成長していく様子をずっと食い入るように見つめていました。
再生が終わると、「あぁ、元気にしているんやね。良かった」と母は台所に戻り、父は眼鏡を上げてパッケージの写真を感慨深げに眺めていました。
僕が作った動画が、つながっていなかったものをつなげ、今までの気持ちの空白を埋めるような感動を映し出したのです。
「動画は、大きな感動と感謝が生む力がある。そして人を喜ばせる力がある。これを仕事にしよう」そう思いました。
この出来事がきっかけになり僕は今の仕事を始めることになりました。
想い出に残る宝物を作る気持ちで今もお仕事に取り組んでいます。
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代表 高比良純(たかひらじゅん)