2004年12月30日

私の選んだ道

テーマ:花嫁
私達が訪れた教会は
私の母校と同じ宗派で
創立者も同一の牧師さんであった。
まだ紅葉の残る軽井沢の小さな教会で
親族だけの、ささやかな結婚式を挙げた。

私の横には、知代がいる。
彼女の見せた一粒の涙が
私の背中をそっと押した。
それは小さな一粒だったが
新しい人生の種となって、私のこころに落ちた。
そして今、私はその種を大切に、ゆっくりと育てている。

今年のクリスマスに
私は知代と久しぶりに母校を訪れた。
シンボルとなる二本のヒマラヤ杉には
きれいなイルミネーションが飾られていた。
そこで、私はふと考えたことがあった。

私の選んだ道は正しいのだろうか?

私が充実した日々を切り開くことができれば
自ずから答えは見出すことができるはずだ。
今言えるのは、「後悔はない」ということだ。
結婚は二人の人生のスタートであって
目的やゴールではないのだから。。。
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2004年12月27日

決断

テーマ:花嫁
行く手を阻むものは、確かに何も無かったが
踏み出せずにいる自分が、一人ぼっちで立ちすくんでいた。

私は半年ほど
自分ひとりで悩んでいた。
なかなか結論が出せぬまま
ゆっくりと時間が過ぎていた。
今から思えば、何かの
きっかけを求めていたのだろう。

そんなとき
結果的に私の背中を押した
ひとつの小さな出来事があった。

これまで一緒にいて
一度も泣いたことがなかったのに
このときばかりは一筋の光るものを見せられた。
彼女はすぐにそれを拭い取ったが
私はそれを見たとき、体中に稲妻が走ったような気がした。

「お父さんとお母さんが生きている間に
           自分の嫁入り姿を見せたい。。。」

この一言が、私の心に強く響いた。

「これでいいんだ、これが選ぶべき道なんだ」

こころの中で、何度も何度もつぶやいた。
それは同時に、自分に言い聞かせるようなものだった。

数日後、私は別れを告げるため
静かに受話器を手にとって、指になじんだ番号を
ゆっくりと、いつもより時間をかけて押していった。
これから起こる出来事を知る由も無く
聞きなれた声が、いつも通り返ってきた。
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