孫の王子と新千歳飛行場の通路を
歩いていた時、
写真嫌いの孫の王子が
「おばあちゃん、ここで写真とって」
「うん? ああ・・・いいよ・」
と、パチリ。
孫のおうちゃんは、
嬉しそうにポーズをとって、
自分からの初めての意思表示。
孫のおうちゃんが3才の頃のこと。
まぁ〜可愛いこと!
さて、又また
私の60年程前の思い出。
私が二十歳を迎えた年の春、
札幌勤務となりました。
大きな倉庫と配送を完備した新社屋。
小樽からは車通勤の営業社員と
先輩女性社員と私です。
私は渉外部を、先輩は事務職を
任せられ、また渉外部長や専務が
来られました。
会社では私と先輩に住まいを
用意してくれていました。
2戸入りの住宅で
私達は1階の部屋で、
私は小樽から寝具とビニール製の
洋服ダンスと本棚と少々の本と
お気に入りの可愛いクズ入れを持って
入居しました。
そこは押し入れ付きの2部屋で
1部屋は台所兼居間。
奥の畳の部屋には、
私の大好きな窓があり、
その窓のかたわらには
一本の梨の木があり、綺麗に
白い花が咲いていました。
会社迄バスで15分程
アパート向かいにはバス停があり、
会社の側にもバス停があり、
通勤にはとても便利な所でした。
家のすぐ近くに銭湯がなかったので、
会社の帰りに先輩とふたりで
途中下車して、お風呂に行ったり、
家の近くのお風呂へは5分位歩いて
行ったりしていました。
家のまわりは、
ほとんどが田んぼや畑で
夜になると、カエルの🐸大合唱🐸
が、凄いです。
近くには川があり、とっても素敵な所
小樽では商店街育ちの私だったので
この環境、雰囲気も最高です。
よくぞ、こんないい住まいを
見つけてくれました。
感謝しています。
ここで、私は先輩とふたりでの
自炊生活をはじめたのです。
