父の書いた達磨大師



父は1才の時に父親が亡くなりました。

3人の姉さんと親しく遊び、
優しく成長しました。

13才の兄さんと母親は、商売が忙しく
大変であったことでしょう。

父は、
よく自分は父親というものを知らないので、自分の子供達にどのように接してよいか、わからないと言っていたそうですが、私にはいろんな事を教えてくれました。それによく遊んでくれました。
大好きな父で、良き父でした。

父は学生時代は、悪くて母親の店からタバコを持ち出しては、友達とかくれて吸っていたようです。

私は父のタバコを吸う姿はあまり見た事はありませんでしたが。

父は若い頃はマンドリンを弾いたり、
絵を書くのが好きみたいでした。

父は絵日記のようなものを、書いていたようです。小さなスケッチブックの様なノートで、布で装丁された表紙をリボンで閉じてある素敵なものでした。
それには、外でのスケッチや、いろいろなさし絵が書かれており、それに色鉛筆やクレヨンや絵の具で色付けをし、その日の思いや、出来事を書いた素敵なものでした。

そのスケッチブックは、いつか私の宝物にと密かに思っていましたが、ついぞ何処にあるのかわかりません。残念です。

後年には、
木版画や書道も頑張っていました。



父の書いたおひな様