約1年ぶりにブログを書いています。

あれから1年があっという間に経ちました。


1年前まだ始まりにしか過ぎないと言っていた事は現実となってしまいました。そしてまだこれからも先が見えない現状です。


皆さんはどうお過ごしでしょうか?どなたもこんな時代が来るなんては想像できなかったことと思います。

このような時代に慣れたかと言うと、残念ながら慣れることができません。


感染症が流行する前の時代が遠い遠い昔のように感じています。そして以前に考えていたことや感じていたことをいつの間にか忘れてしまったような気がします。


もう2年目に入って疲れていないかと言うととても疲れていると思います。このブログを読んでいる皆さんも何かしら疲れているかと思います。体が疲れるのはもちろんですが心がだんだん疲れてくるのはあまり良いことではありませんね。ふと気がつくと今まで見えたものが見えなくなっていました。


あまりお天気が良くない土曜日でしたが山の方を散策してみました。山の上から遠くの景色や樹々を見ていると、ふと思ったことがありました。この1年半位の間、一体何を見ていたんだろうかと…


何気ない景色でしたが山には一本一本たくさんの木があってたくさんの葉っぱあって、街には1つ1つたくさんの建物があってその中にたくさんの人が動いていて、その一つ一つが全く見えなくなっていたことに気が付きました。こんなにたくさん木があったんだ、建物や人々の動きも一つ一つが見えました。

いつの間にかぼやっとした大きな塊にしか見えてなかったようです。


近くの川べりも散歩してみました。歩みを止めてふと立ち止まるといろんな音が聞こえました。川の水の音、いろんな鳥の声、虫たちの鳴き声、当たり前の事かもしれませんがなんだか久しぶりに聞いたような新鮮な感じでした。


感染症の行く先が未だはっきりとしない今ですが、相変わらず外来には患者さんが多くいらっしゃいます。

大きく変わったことと言えばほとんどの方が今まで以上に大きな不安を持ってこられていることでしょうか?


現場に出ていると本当に多くの方が不安やストレスを抱えていらっしゃるなぁと思います。

私もスタッフも精一杯頑張っていますがときにはそんな波に飲まれそうな時も正直あります。


我々医療人も普通の人間なので皆さんと同じように不安を抱えたりストレスを抱えたりあります。患者さんの中には、なんで先生がストレスがあるのとか、先生が病気になるんですかなんて言われ方もいますけどね笑  


世の中で、時たま言われているように医療の現場は本当に厳しいです。ちょっと前までは医療現場の人を応援しようと言う声がありましたが、いつの間にか流行り言葉のように聞かなくなってしまいました。何が厳しいかと言うとこのような状況でも病気は、まったく待ったなしと言うところでしょうか?そして世の中には病気になっても必ず治る、治してもらえるのは当たり前だと言う風潮が増したような気がします。こう考えているのは私だけではないと思います。


ワクチンの集団接種会場に赴くことが最近あります。ワクチンを打つだけでそんなに難しいことではないかなとも思いますが、およそ100人ぐらいの人に淡々とワクチンを打ち続けると言うのは結構ストレスがあります💦

ワクチンを打ちに来ている方々の何とも言えない雰囲気、会場の重々しい雰囲気は独特ですね。ほとんどの人が何かしらの不安を抱えていらっしゃってますからね😅


先日ワクチンの接種会場で、スタッフに対して凄まじい勢いで憤る方がおられました。はっきりした内容は分かりませんが何かしら質問したことに明確に答えられないのをとても不満に思われたようでした。患者さんは聞けば必ずわかると思ってらっしゃるかもしれませんが、残念ながらこの感染症やワクチンに対して我々もはじめての経験ですから、正確な答えをお話しする事はなかなか難しいかなと思います。担当していた先生は晩ご飯も食べれない位に落ち込んでらっしゃいました。


これは端から見ているので何とでも言えるかもしれませんが、一方的に患者さんだけが悪いのではなく双方に責任があるような気もします。きっとこのような時代でなければこんな事はなかったのかなあとも思います。


医療人として我々医療スタッフと患者さんお互いが気持ちよく医療を受けることができるような時代がまた戻ってこないかなぁとつくづく思います。


病棟では面会もすることもできず、患者さん同士でお話しすることもあまり推奨されず、楽しいはずもない入院がさらに楽しくなくなっていると思います。

誰1人ほとんど歩くことない廊下を見て、このままで本当にいいのだろうかと思ってしまうのは私だけでしょうか。少しでも入院生活を送る皆さんに良い環境を提供しようと院内を少しずつですが改装しています。計画ではとっくの昔に終わっていたのですがやはり感染症の影響を受けてずいぶんと工事が遅れています。

まだまだ変えなければいけないことがたくさんあるような気がしますがコツコツと前向きにやっていこうかと思っています。


こうしてブログを書いている私自身もまだまだストレスが抜けていないなと感じています😅長々とブログを書きましたが音声入力で入力していますのでほとんどストレスなく短時間で入力することができます。音声入力はいいですよ皆さんもぜひ試してみてください。


それではまた…





長雨がつづいていますね。

熊本の人吉の水害を見て本当に悲しくなりました

 

15年前まで毎週のように人吉の病院までアルバイトに行ってました

泊まることもあり、病院の近所の温泉を楽しんだり採れたての鮎を食したり

美味しい球磨焼酎をのんだり忙しくもありましたがいい思い出がいっぱいで、

 

開業後も時々人吉までドライブしたり、とても趣のあるいいところが、、、

病院も宿も食事処も浸水してしまって 

ころなのせいで手伝うわけにもいかず、残念です

人吉で頑張られている方々の すこしでも早い復興を祈るばかりです

 

本当にこれから先なにが起こるか分からない世界になりましたね

もし行橋市の今川が氾濫したらうちも同じことになるでしょうし、もう他人事ではないですね

 

毎日色々と考えます。1年先が見えないなあと、皆さんはどうですか?

世界はアフターころなと言ってますが、私にはまだ始まりにしか見えません

 

だからこそ気づいたのは今を大事にしようそして本当に悔いのないようにしようということです

 

先は見えませんが今の自分にできることを最大限にしようと考えながら診療しています。少々過労ではありますが、毎晩しっかりと寝て週末はしっかり休み運動もして

健全にしてます 

 

ある意味、ころなのおかげで健康的でもありますね

今までも以上にベストコンディションを心がけています。

 

週5人の脊椎手術をして空いた時間は全て外来ですが、今を100%生きていく覚悟です

 

まだまだ先は見えませんががんばります そして頑張りましょう

 

約1年ぶりに書くブログになりました。昨年の今頃はウルトラマラソンに向けて走り込んでいたました。そして今まさかこんな時代になるなんて想像もできませんでした。

 

ウイルスによって大きく生活がかわってしまいましたね。私だけでなく皆さんそうでしょう。日本でこのウイルスが流行し自粛の生活が始まりました。振り返るととても長い時間が経過したように思えるのですがまだ数ヶ月しか経過していません、、

 

そんなふうに感じるのは私だけでしょうか?楽しいことはあっという間ですがそうでないことはやはり長く感じるものでしょうか?

 

おおみや整形外科でも当然様々なことが変化し影響を受けました。そして現在も先の見えないこの事態に影響を受け続けています。

当初は恐怖と不安の気持ちでいっぱいでした。私は経営者ですからこのおおみや整形外科を守らねば、スタッフの生活を守らねばと日々、頭の中はいっぱいでした。

 

私に限らず、経営者や働いている皆さんも不安を抱えていることと思います。

でもあるときを境に考え方を変えました。必死に生活を守ろうとしている事業者の方々の姿をみて、、、

 

開業前のことを思い出しました。おおみや整形外科を開業するにあたり2年の準備期間を要しました。早くに勤務医を辞めて実現できるかどうかわからない夢を追っていたときのことを思い出しました。

 

初めは、だまされたりして開業を辞めて無医村に行こうと考えたこともありました。

それでも諦めないで頑張り、おおみや整形外科を開業することができました。

私の実家は資産家でも医者でもありませんし、自分の力と意志を持ってのみで

開業に漕ぎ着けました。

 

とても苦労しました。悲しいこともありましたし嬉しいこともありました。

でも開業することができたのは信頼と人のおかげでした。

 

いま、そのことを本当に思い出します。今回のこの大きな試練はある意味で自分をもう一度原点にもどし、もう一度スタートをきるいいきっかけになったと最近ははよく思います。

 

そう思い始めてから時間を見つけては色々な分野の事業をしている仲間を訪ねては

応援し、またそのことで自分自身をふるいたたせるようになりました。

 

最近の話ですがあるお店を訪れたときのことです。前からよく知っているいい雰囲気の店です。ちょっとお客さんも少ないようでしたのでふらりと訪ねると、先生、手をだしてくださいと、、

その後しゅっしゅっと消毒液が手にかけられました。店主はとても愛想のいい方ですが、マスクは当然してとても表情がこわばっているようでした。いつもの元気もないし、、

 

私はなんだがとても悲しくなりました。いつもここにきたら気持ちがやすらいで

とても癒されていたのにこれではその逆だなあと、、、

 

マスターに話しました。こんなときだからこそ元気をだそうよ。どうして店をしてるの?店の目的はなに?気持ちはわかるけど、こんなときだからこそきてくれるお客さんに少しでも元気をあげられるようにがんばろうよ、それがマスターに出来る最大限のことだし、店本来の姿だよねと

 

いつの間にかにふたりとも涙があふれていました。つらくてもひとにはそれぞれの使命があると強く感じました。

 

おおみや整形外科でもスタッフにはなしました。こんな不安なじだいにここを訪れる患者さんはとても困っているはずだからいつも以上に懸命に診てあげてすこしでも元気になってかえってもらおうと、、、

 

ころなで不安もあります。ストレスもあります。みなさんもおなじでしょう。

知らないうちにころなというストレスにさらされている人もたくさんいます。

 

でも負けたくないです。人と信頼。気持ちを強く持ってひとりでも多くの苦しむひとを助けたいとおもいます。いつも以上におもい症状で来られる方や手術になる方がおおいようにも感じます。昨日も朝から3名の脊椎手術をしました。つかれましたが気持ちは穏やかです。

 

いま自分にできることをしっかりとやっていきたいとおもいます。

そしてそれを支えてくれる副院長をはじめスタッフの皆に感謝したいとおもいます。

目の前にいる患者さんに向き合ってこれからも進んでいきたいですね

 

 

 

 

 

実に久しぶりのブログです。
久しぶりに書いてみようと思いました。
だいふ気持ちにゆとりがでたせいかもしれませんね。

相変わらずランニングを続けております。
年々と体重も減ってここ20年で一番痩せてるかな?

今日はお休みをもらい北海道までウルトラマラソンに参加するために来ました。明日の今頃は60〜70キロ地点と思います。

沢山のフルマラソンには出ましたが、だんだんとエスカレートして今はフル以上のマラソンやマラニックに出てます。

100キロとか知り合いに話すとまあ色々な反応がありまして面白いですよ。何時間ですか?とか途中で寝るんですかとか、走ったらどうなるんですかなどなど、、、

明日は、13時間かな?ウルトラマラソンの面白いところは完走できるかどうか分からないところです。フルマラソンは、コンディションが悪くても、何とか完走できますが、ウルトラマラソンはベテランや実業団の選手でも途中でリタイアは珍しくはないのです。

コンディションや気象条件や準備などちょっとしたことがリタイアにつながります。そんな未知数なところが惹かれる理由かな?

そしてあさから夕方まで走って、その間に色々なことを考えたり、頑張ったり、くじけそうになったりマラソン自体がドラマのようになります。人生を考えさせられる瞬間というと大袈裟かもしれませんがそこがいいのかもしれません。

さて、明日はどうなるかなあ?3回目の挑戦の大会です。過去2回は60キロ付近でリタイア。3度目の正直になるか楽しみです。

夜中の1時起床、5時スタートです。天気はまあまあなので死ぬことはないでしょう笑
副院長先生から身の危険を感じたら諦めてくださいと言われました。しかし、根性だけは人一倍あると自覚しておりましてなかなか諦めが悪いのが困ったもんです。

さて、いい報告が出来ますようにベストを尽くしてまいります!いざ、サロマ湖へ!

今年ももう2ヶ月が過ぎようとしています。今年の冬は本当にさむかったですね。

まだ、冬でしょうけどこの頃は暖かく感じますね。

 

さて、最近はといいますと色々と改革に取り組んでいます。以前から、人口の減少問題やこれからの時代の働き方について考えていました。市の教育委員としても人口減少問題をとらえて、いくつかの提言もしていこうと思っています。

 

でもまずは、院内からです。とにかく働き方や考え方の改革を目指しています。

医療はまだまだ浮き彫りにされていませんが、とても多くの問題を抱えています。

当院では、スタッフに働きやすい環境を作ることを第一に改革を進めています。

10年前にしていたことは、できるだけ捨てて簡略化しはじめてのスタッフでも業務が簡単にこなせるような業務改革を薦めています。

 

いままで、2人でしていたことも本当は工夫すれば1人でできるとか一定の時間では、

限界と考えていた業務をだれでも完結に遂行できる体制をつくることを考えています。

 

13年前は、とにかく根性と時間をかけて体力勝負で乗り切っていましたが、もうそんな時代ではありません。AIやICTを酷使すれば仕事の能率は非常に高くなり能力のある人はさらにその能力を発揮し、また苦労していた人もより楽に効率的に仕事ができるように取り組んでいる最中です。

 

その中で考える一つは、原点に帰るということです。なんで、この病院を開設したのか何のために医師として人として存在し働いているのかを今一度見直すことです。

今は一番に行っていることは、正しいこと正しくするということです。

当たり前のように聞こえますが、これが意外とできていません。

 

何か理屈を付けたり、複雑にしてしまったりでシンプルに考えていくことがだんだんできていないなと感じていました。経営をしているとたくさんの雑務や色々な

ことで悩んだり苦しむこともありますが、この正しいことを正しく胸をはってやっていこうを思ったとき、なにか吹っ切れたような気がしました。

患者さんに寄り添い、会話で信頼を得て最善を尽くしそしてお互いにいい気持ちになれように努力しています。というか最近はは自然にそのようにできて、外来はいたって楽しくも、またドラマチックな外来になっています。笑いもあり、そして涙もありで自分としては、診療を通じてひとりでも多くの人が救われればと感じています。

 

よかったりわるかったり、スランプもあったりですが明日の1日1日を生きようとかんえてがんばっています。もう直ぐ3月だんだんまた忙しくなりますが、生き生きとしていようとおもいます。