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≫ 「開業して失敗しない繁盛店の作り方」

 

日もいただきました質問にお答えします。



「厨房の床って何か塗らないといけませんか?

今、お願いしている設計会社はモルタルのままで

塗り床はいらないと言っていますが」


というご質問です。



答えとしては「塗るべき」です。



設計会社の人がなぜ、そのままでいいと

言っているのかはよくわかりませんが

厨房であるならば塗っておくべきでしょう。



なぜ、厨房の床をわざわざ塗らなければ

いけないのか?



別に見栄えだけの問題ではありません。



厨房で気にしなければいけないのは

「衛生」です。

食中毒や異物混入があったら大変です。



保健所も一番気にするところです。

衛生を保てることが許可を出す基準です。



床がモルタルのままで営業したら

どうなるでしょう?



モルタルは柔らかいので

頻繁に歩いていると擦れて粉塵が舞います。

目に見えるほどのグレーの粒です。




そんな中で料理を作っているのを見た

お客様はどう思うでしょうか?



「こんな店の料理は食べたくない」



普通の感覚ならそう思うはずです。



また、モルタルは

セメントと砂に水を混ぜただけなので

強度的にも大したことはありません。



ちょっと大きな振動でヒビが入ってしまいます。



余談としてモルタルとコンクリートの違いを

軽く書いておきます。



モルタルはセメント+砂を1:3の割合に配合し

混ぜて水を加えたものです。



コンクリートは、それに砂利も混ぜてあるので

大幅に強度が増す上、通常、

鉄筋を中に入れるので余計頑丈になります。



話を戻します。



もし、モルタル床にヒビが入れば

そこから水が染みて落ちていきます。



水が入っていけば何処かに流れ出てしまいます。



それが客席になるのか、下の階になるかは

その現場ごとで違ってきます。



「そのために防水があるじゃないか」

そう言われるかもしれませんが、

何ヶ月も経つうちに防水層を越えてしまう

だけの水が溜まってしまいます。



この修理をしようとすれば、

厨房内の床を一旦割って取り替えないと

いけなくなるので大変なことです。



水を染みこませないようにするためにも

塗り床は絶対に必要です。




ホコリは出なくなります。

もし、モルタルにヒビが入っても塗り床は

伸縮性があり一緒に割れていかないので

表面上にヒビは現れません。



ただ、永久的に保つものではないので

5,6年ごとに塗りなおしは発生します。



また、塗り床の仕上げは平坦なものと

ざらつきのある滑り止め仕様のものがあります。



滑り止めのほうが水を使うのならいいのでは?

と思いがちですが、

パン屋さんのように小麦粉を使うところは

目に詰まってきれいに掃除ができません。



厨房内で使う材料のことも考えて

どういった塗り床が適切かを

設計事務所と検討するようにしてください。




本日も読んでいただきありがとうございました。