魚突きにハマっている
毎週4時間かけて海に行き
だいたい5、6時間は魚突き
6時間かけて帰ってくる
の繰り返し
竹ヤスという原始的なモリで魚を突くのが楽しい
簡単に言えば「獲ったどー!」で有名なスタイルだ
夜は魚の動きが鈍いから獲りやすいが
日中は警戒心が高く突きにくい
それもまた丁度いい
どーせたくさん獲っても食べきれないし
食べるのが目的ではないなら
難しいほうが楽しい
実際に35センチくらいのメジナを突くのも大変だ
カワハギはのろまで警戒心が薄いから簡単に突けて美味!見つけたらお土産用にせっせと突く
狙いを定めて余裕をもって突けるから
なるべく身を傷めないように頭を狙って突く
30センチ以上のメジナは警戒心が強い
姿を見かけても近づいた途端に逃げてしまい竹ヤスの射程に入らない
追いかけても無駄
なので海藻の下の岩の隙間に隠れているデカいヤツを狙う
海藻の隙間に頭を突っ込んで
こちらの身体を海藻に隠しながらそーっと覗くと
影に隠れて泳いでいる
隠れているという意識が魚自身の警戒心を薄めてしまう
ここで焦って突くと
鱗が硬くモリが刺さりきらないので
せっかくモリが刺さっても逃げてしまう
だからゆっくり距離を縮めていく
この時点で気付かれて逃げられることも多いが
この駆け引きが楽しい
ギリギリまで我慢して近づいて仕留めた時の嬉しさは言葉ではあらわせない
いやはや今想像してもワクワクしてしまう
しばらくは辞められそうにないな
なぜそこまでして魚を突きたいのか?
僕にもよくわからない
ただ今はそうしたいし
楽しくて時間を忘れてしまう
移動距離や時間など屁とも思わない
美味しい魚を食べるなら東京で食べた方が安いし美味い
ただ魚を鑑賞するなら水族館が1番いい
食べるのも料理も好きだが
それが1番の目的でもない
人にすすめる気もない
そもそも好きなことに理由なんていらない
ただ今は
竹ヤス一本で魚を探して
泳ぎ回って
時間忘れて
傷だらけになって
へとへとになるのが楽しい
幸せ也
※普段は新宿で足圧整体やってます!




