臺灣です🇹🇼





 空港から宿泊するホテルに向かう最寄駅で『ゴッホの展覧会』の案内を見かけました。それを見るには、台北市の【聞いたことのない?】美術館で開催されていることは確認しました。


 ホテルでチェックイン手続きをしていると、隣の方がゴッホの絵画『ローヌ川の星月夜』がプリントされたTシャツを着ています👕






 外は大雨☔️






 台北・ゴッホ・展覧会






 で、検索すると【富邦美術館/ Fubon Art Museum】という名前が出てきました。日本語読みは「ふほう」、現地では「ふぼん」と読むようです。場所は市政府駅が最寄りになります。

 そして、こちらの美術館、今年2024年5月4日にオープンとあります。なるほど、どおりで情報が少ないわけだ。


 美術館のHPを読めば、ゴッホ展には年代別にいくつもの作品が紹介されていると、そして、さらに「ロダンと印象派の時代」を紹介するこけら落としの展覧会が【9月23日まで開催】であることが判明いたしまして






ならば、


行くしかない。








 雨上がりの朝、11時の開館を目指して移動開始。市政府駅まで着いて地上に出ると、ものすごいどしゃ降り。。。地図を見ると、デパート立ち並ぶエリアの先に目指す【富邦美術館】があります、、、ということで、デパートの回廊を通りながら近くまで向かいます。もうこれ以上は雨の中進むしかないと向かいますと、きれいな美術館がお迎えしてくれましたおねがい









 『映える』大きなモニュメント作品があり、ものすごい雨の中すでに100名ほどは並んでいたのではないでしょうか❔さすが人気の企画、ワクワクしかないです口笛







 もちろん、柿落としの【ロダン展】に夏から開催の【ゴッホ展】、ともに観ることに。







 ゴッホ展【光の旅】の入口です❕1887年はゴッホ33-34歳の自画像、カッコイイ❕❕

 展示作品は25ほど、鉛筆画や油彩画が、彼が生きた時代を追って展示されています。





 そのうちのひとつ。こちらは、黄金の空に黄金の稲穂🌾、柳の木々が描かれる作品🖼️まるで、『種まく人』が種を蒔き終わったあとの景色のよう






 アルル滞在時の1888年に、おそらくは星空を初めて描いたとされる『夜のカフェテラス』がそのままセットになっています。座って写真を撮ることもできますよおねがい












 きっと、最新のゴッホ展のほうが混雑すると思いまして、先に観終えました(3階)。広い吹き抜けを望む階段を降りて、1階の次なる会場に向かいます











 続いて、ロダン展【ロダンと印象派時代】になります。本年五月四日の開館日から、ちょうど明日までという、実にうれしいタイミングでした❕




 まずは、ロダンと同時代に活躍した、印象派の画家たちの作品が展示されています。


 オーギュスト・ロダン:1840-1917


に対して、たとえば


 ポール・セザンヌ:1839-1906

 クロード・モネ:1840-1926

 オーギュスト・ルノアール:1841-1919

 ポール・ゴーギャン:1848-1903


などの絵画作品が展示されています。

 

 その先には、ロダンによる塑像作品も数多く展示されています。その大きさには本当に圧倒されますね爆笑


 たとえば、


 男性の塑像:1882-89年

 ビクトル・ユーゴーの胸像:1890-97

あるいは 1901-02

 ローマ法王ベネディクト15世の塑像:1915年

 バルザックの塑像:1892年、1897年、1908年

 カレーの市民(のうちのふたり):1884-88年


 花子の顔(頭)の像:1907-08年作、という作品がありました。作品のインパクトもさることながら、この花子さん、1868年生まれ、1945年没と紹介されています。明治維新の年に生まれて、第二次世界大戦終戦の年に亡くなる、77歳。かなりの変化を見届けた一生だったに違いありません






 さて、最後にご本人の胸像が登場します。なかなかの威圧感、横から見ても分厚くて







 そして、【巨大的右手】です。ゴツゴツしていて男らしい手、乗り越えてきた幾多の試練が刻まれた立派な手、触ることができます









 最後に、ふたつのイベントの紹介垂れ幕をパッシャリと📷






 ステキな美術館に出会いました。台北を訪れる新たな楽しみが増えました❕❕❕








 これは、それぞれの展覧会のガイドブック。さらに図録も、記念に購入しています。
 『ロダンと印象派の時代』のガイドブックとピンバッジは、入場口でいただきました