あゝ憧れのコダックブルー。CCD搭載一眼、E-500購入!!

 

 

 

 

 

 

 

 前回CCDセンサー搭載のオールドコンデジ【CAMEDIA C-5050】の話をしましたが、久しぶりのこのCCDセンサーで撮った写真が思いのほか良く思えて、CCDが私の中でマイブームです。それで悪い虫がまたむずむずしてきまして、フリマサイトとかオークションとかをうろうろしていたら、、、、、

 

 

 

 

 

 うわわ、、、、、。やってしまいました!ついに旧フォーサーズのデジタル一眼【E-500】を買ってしまいました。(安かった!送込みで3000円台!)

 

 私が初めて買ったカメラが【E-510】というこれの次に出たもので、オリンパスのデジイチ第2世代といわれていてCMOSセンサー機ですので、E-500はオリンパスのデジイチの最期のCCD搭載機ということになります。(2005年発売。ラストCCDファイターです!)

 

 E-510が1000万画素なのに対してE-500が800万画素なので解像度は低いと思いますが、その分画素ピッチに余裕があるので画質の面では少し有利なのではないかと思います。そして何よりもオリンパスに搭載されていたCCDはコダック製のもので、その独特の発色、特に空の青さが「コダックブルー」と評されていることで有名です。「コダックブルー、、、、、。」いったいどのような空が映し出されるのでしょうか。

 

 

 ちょっと試しに撮ってみました。空の青さに注目してご覧ください。

(比較のためにE-500とE-510、そして現代機のE-M1mkIIの3機種でテストしています。使ったレンズはすべて同じzuiko digital12-60SWD。露出はF8、1/250秒で固定。ホワイトバランスはオート、仕上がりはナチュラル、という条件です。)

↑E-500で撮影

 

 

↑E-510で撮影

 

 

↑E-M1mkIIで撮影

 

 

 

 

 どうでしょうか。けっこう違いがありますね。E-500の空が一番濃い色を出していてそこからグラデーションのようになっています。もちろんなにも加工はしていません。コダックブルーは都市伝説にすぎないなどという方もいるようですが、確かに存在することが確認できました。そのほかにも全体的に色味が少し特徴的かな、とも感じます。CCDとCMOSの違いというところもいろいろありそうですね。

 

 

(以下、E-500で撮影してきた写真をアップしておきます。)

 

 

 

 

 

 

 発色がきれい!

 

 

 

 

 

 

(ここからはちょっと浅草の方に行ったついでに撮ったものです。残念ながら曇っていてコダックブルーも何もないですが、すいません。)

 

 この一枚、昔っぽい写りですね。

 

 

 

 

 

 うーん、やっぱり暗部がベタっとなったり色が濃かったりするように思います。E-M1とは明らかに違う写りですね。

 

 

 CCD機はハイライトが白飛びしやすい気がするので曇りはありがたいです。しかし高感度でノイズが目立つのでISO400くらいまでにしておいた方がよさそう。しかもこのE-500には手振れ補正もないのでなかなかつらいところです。

 また、CCD機で気になったのがこういった暗いところで光っている光源の描写です。なんか独特ではないでしょうか。蛍光灯とか電球とかの光を受け止める方法がCMOSとは違うのかもしれません。印象的です。

 信号機の光も注目です。すごい雰囲気を醸し出しています。

 

 どうですか、CCD機、欲しくなっちゃいますよね。各社のCCD搭載デジタル一眼は現在どれもたぶん格安で数千円で買えてしまうものも多いように思います。確かに高感度特性やAFスピードなど現行機種からはるかに劣っていますが、フィルムカメラと比べたら当然使いやすいですから、ゆったりした気持ちで使えば十分楽しめます。画素数の低い当時のCCD機の発色が好きでいまだに愛用している方もいるくらいです。

 

 やばいです。E-500良いですね。コダック製センサーももっといろんな場面で使っていきたいと思います。これで800万画素ということは、、、、、、オリンパス最大の名機といわれる初代フォーサーズの【E-1】は500万画素なのでいったいどうなってしまうのでしょうか。大変気になるところです。こうなったらぜひとも手に入れなくてはいけませんね。これがオールドデジカメ沼というものでしょう。ますますはまっていきそうです。