OM-D E-M1 Mark II
過酷な環境でも圧倒的な機動力を発揮する――――
他の追随を許さない小型軽量ボディーに、あらゆる種類の手ぶれを補正する5軸手ぶれ補正機構と、過酷な環境での使用にも耐えうる防塵・防滴・耐低温性能を搭載。OM-D E-M1 Mark IIは、撮影環境を選ばずに手持ちで高画質撮影が行える、圧倒的な機動力を持つプロフェッショナルモデルです。
2013年に発売したOM-D E-M1の後継機種としてE-M1 Mark IIは2016年の12月に発売されました。主な特徴としては「強力な手振れ補正」、「防滴・防塵・耐低温性能」、「高速連写/高速AF」といったものがあげられます。他社とは異なる規格の【マイクロフォーサーズ】というイメージセンサーで展開するメーカーとしてできうる様々な可能性を最大限に発揮したモデルがこのE-M1 Mark IIです。
AF/AE追従連写で最高18コマ/秒、AF/AE固定連写では最高60コマ/秒
進化した「プロキャプチャーモード」
→1stレリーズ(シャッター半押し状態)から20Mの高画素で記録を開始し、2ndレリーズまでの映像を最大35コマ記録します。「プロキャプチャーモード」を使えば、人の反応タイムラグやカメラの動作タイムラグにより撮り逃していた瞬間を記録することができます。
「深度合成モード」
→手前から奥までフォーカスがあった写真をカメラが自動で合成する深度合成モードを搭載。
「ハイレゾショット」
→0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに50Mセンサー相当の高解像写真を生成します。
「ダブルスロット」
→スロット1はより高速なUHS-IIに対応しました。
今回は懐かしのOMレンズ50mmF1.8をつけてみました。昔のOMの標準レンズです。サイズ感はぴったりです。
箱を開けて感じたのは、思ったよりも小さくて軽いな、というものでした。これでフラッグシップモデルというのが驚きです。ミラーレスはコンパクトですね。
洗練されたデザイン。
それといろいろな方が言っていますが、ボタンの配置が絶妙で、操作性が抜群にいいです。
さらにFNボタンというボタン(自分の好きなよく使う機能を割り当てるボタン)が4つあり、そのほかにもムービーボタンなども違う機能に変更可能。カスタム性が高いので、自分好みの設定を作ることができます。慣れればファインダーをのぞいたままなんでもできそうです。
ファインダーといえばミラーレスなので電子ファインダーが搭載されています。
こちらも鮮明で14倍までの拡大表示に対応しているので便利です。
モニターはバリアングル。
こちらにも一発でよく使いそうなメニューが呼び出せます。
FNボタンはとりあえずFN1に「拡大」、FN2に「ISO感度」を設定しました。
カメラ正面にもボタンがあります。上が「ワンタッチホワイトバランスボタン」で下が「絞りプレビューボタン」です。様々な操作に対応する戦闘機のコクピットのようなカメラです。
ちょっとまだ使いこなせていませんし、まだマイクロズイコーのレンズすらまともに持っていないので何とも言えませんが、小さいのに画質もすごい綺麗でどんどん持ち出したくなるカメラです。望遠撮影では強力な手振れ補正と連写性が強みですし、マクロ撮影ではセンサーサイズの関係でアドバンテージがあります。いろいろなバランスを考えてもかなり完成度の高いモデルなんだと思います。人気のあるわけです。
「Mark2」といわれるとなんだか英国風でちょっと抵抗がありますね。「二型」とかではダメなんですかね。
【E-M1二型】!、うん、かっこいいです。隼二型みたいです。我が家では「二型」と呼ぶことにします。ボタンの設定をカスタムしたので「二型改」です!
とりあえずはやく何かマイクロズイコーのレンズを買わないとだめですね。軽くてスナップ写真に良さそうなやつが欲しいです。また細々とお金を貯めつつ考えていくことにしましょう。
主な仕様
レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
記憶媒体 SD / SDHC/ SDXCメモリーカード(スロット1はUHS-II対応)
画素数 2037万画素
手振れ補正 ボディー内手ぶれ補正(撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正)
ファインダー アイレベル式液晶ビューファインダー、約236万ドット
モニター形式 3.0型2軸可動式液晶(約104万ドット)
AF方式 ハイスピードイメージャAF(位相差AF / コントラストAF 併)
測距点 121点
フォーカスモード S-AF/C-AF/MF / C-AF+TR/ プリセットMF
拡大AF 3倍、5倍、 7倍、10倍、14倍
測光方式 324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト / シャドウ
測光範囲 EV -2~20
感度 オートISO:ISO LOW(64相当)~6400
マニュアルISO:LOW(64相当、100相当)、200 - 25600
シャッター速度 [電子制御フォーカルプレーンシャッター] 1/8000~60秒
[電子先幕シャッター]1/320~60秒
[電子シャッター]1/32000~60秒
連続撮影速度 [連写H]:約15コマ/秒(10~15コマ/秒に設定可)
[連写L]:約10コマ/秒(1~10コマ/秒に設定可)
[低振動連写L]:約8.5コマ/秒(1~8コマ/秒に設定可)
[静音連写H]:約60コマ/秒(15、20、30、60コマ/秒に設定可)
[静音連写L]:約18コマ/秒(1~10、15、18コマ/秒に設定可)
[プロキャプチャー連写H]:約60コマ/秒(15、20、30、60コマ/秒に設定可)
[プロキャプチャー連写L]:約18コマ/秒(10、15、18コマ/秒に設定可)
動画記録方式 MOV(MPEG-4AVC/H.264 )、AVI(Motion JPEG)
使用電池 リチウムイオン充電池 BLH-1
大きさ 134.1mm(W)×90.9mm(H)×68.9mm(D)
重さ 約574g(付属充電池およびメモリーカード含む)
使用可能温度 -10~+40°C
使用可能湿度 30~90%