友人のゆらちゃんの出演する舞台を観てきました!
三年前にがんで他界した劇作家の深津さんの作品。
関西を中心に活動していたとあって、アフタートークでは、京大の西部講堂の裏話や90年代の京都のアートシーンが話題にあがって懐かしい気持ちに。
深津さんの作品に、「世界の終わり」感が漂うのは、95年の阪神淡路大震災を経験してから。
ご家族は無事だったけど、芦屋市の実家は全壊。自分がそのとき京都にいて被災しなかったことに、後ろめたさを抱き続けたそう。
狂気やエロスの描き方にもこだわりがあったそうで、「死への執着は、生(性)への渇望でもある」という言葉を思い出しました。
演出家でもある深津さんの独特の演出スタイル
「稽古終わりに演者に禅問答のような紙を渡す」
舞台は、生もので生きてる。
作家、演出家、演者、スタッフの生命集合体なんだなぁと改めて感じました。
故人亡き後も命を繋いでいた。
人は、二度死ぬ。
1回目は、肉体の死。
2回目は、その人のことを誰もが忘れたとき。
燐光群『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』
作○深津篤史 演出○坂手洋二
19日(水)まで下北沢ザ・スズナリにて
公演の前日まで予約可。
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