いまでは反現代精神医療、現代西洋医学不信の考えの私だが、そうは言っても医療との関わりは切れない。

障害年金の受給継続には定期的な診断書提出が必要だし、不測の怪我や身体不調は必ず起きるものだ。

 

現在関わりのある医師は皆、私とのコミュニケーションを交わすことで私が立てる仮説に基づく治療方針に対して頭から否定せず、お互いに治療方針を確認しながら治療にあたっていただいている。

 

しかし、中には診察、望診【現代医学に於ける視診】もせずに「喉が痛い」という主訴に対して、いきなり薬を処方すると言う馬鹿(・・)な医師がいるのも事実だ。

私は「単なる風邪症なのかフルーで絶対安静が必要なのか、それとも他の疾患が疑われるのか」が知りたかっただけであり、抑々他の疾患が疑われ要検査とならない限り現代医療は無用だと理解している。

この若い女性医師は後日、派遣先病院をクビになったが、偶々この病院を経営する医療法人理事長が私のアレルギー治療を担当する皮膚科医で、無闇に投薬できない患者(私のこと)であることを熟知されていらっしゃったこともあり、この暴挙(診察、望診なしでの処方提示)の数週間後に派遣元大学病院へ追い返された。

 

 

日頃より拙ブログをご高覧賜っている読者諸兄姉にあられては、西川(にしかわ)史子(あやこ)医師のお名前をご存知であろうと思う。

数年前にタレント活動を辞め、直後に大病を罹患、まだ回復の途上におられるようで早期の完全回復を切に願うが、タレント活動をされていた折どう贔屓目に見ても決して聡明な方との心象が得られないお方であったと記憶している【無論、テレビジョン用に作られたパーソナリティ部分があることは承知の上で】。

 

彼女の出身大学は聖マリアンナ医科大学だが、この聖マリアンナ医科大学の偏差値は今でこそ75近くの水準だが、当該大学が設立された頃の偏差値は50を割っていた。

通称「カネを積めば入れる大学」、「街医者の子供が通う大学」と揶揄されていた。

聖マリアンナ医科大学からそう遠くない場所に居住していたこともあり、幼少時より度々通院・入院していたことがあるが、当時はまあ立派な建物でカネがかかりそうな大学だなぁ〜、と子供心に思ったものだ。

 

実は全国の医療専門大学の多くは偏差値で50以下という大学が多く、医師が決して「頭が良い」とは言えない現実がある。

 

現在、薬剤師 宇多川久美子氏が著述された著書を多数拝読しているのだが、その著書の中で度々言及されているのが「医者任せにしないこと」、「自分の身体は自分でしか治せないこと」ということだ。

一部の識者の中には彼女の著書の過激なタイトルから、「一切の薬剤が危険極まりないものと主張している」と批評している方もおられるが、実際に現物(書籍)を手に取り拝読されれば彼女がそのようなものの言い方や全ての薬剤が悪だとは訴えてはおられないことは一目瞭然である。

 

「自分で考えて服薬する、しないを決める」

当たり前の事であり、8年前までの私のように現代医学を盲信すると、医療によって殺されることになる。

彼女の著書『薬剤師が教える 子供から大人まで 「飲み続けると危険な薬」』の中でこうおっしゃられている「日本人は薬に対する抵抗感が非常に低い」と。

8年前までの私を含め、本当に宇田川薬剤師の指摘されている通りだと感じてならない。

 

で、ここで良く考えていただきたいのが「ワクチン接種」への警戒感との温度差だ。

HPV 子宮頸癌ワクチン集団接種で多数の副反応被害者が産まれてしまった。

この件から一気にワクチン接種への警戒感が高まったと言えるが、どうであろう読者諸兄姉のご家庭に必ず薬箱があり、一般医薬品、OTC医薬品が常備されているのではなかろうか。

我が居宅には一切の服薬用、貼付用、塗付用薬剤がない。

メディカル・カーゴの中に常備しているものは非伸縮包帯、液状絆創膏、絆創膏、防水フィルム(刃傷・擦過傷用)、サージカル・テープ、不織布粘着テープ、体温計、血圧計、木綿白手袋位だ。

 

超絶化学物質拒絶症を罹患していることもあり、化学物質の塊である西洋薬は固より/元より、漢方エキス剤も一部拒絶していることもあり薬剤の常備と縁遠い生活を送ることになっているが、不思議と6~7年ほど前より薬剤が必要な疾患を罹患することなく過ごしてきている。

とは言うものの、ここ3~4年の間で化学物質過敏症発症の症状の一つ、股間陰部の掻痒感に不織布接触(大人用オムツ)が加わり接触(せっしょく)皮膚炎(ひふえん)」、皮膚(ひふ)掻痒症(そうようしょう)へと悪化し、左右股間付け根部位内側に真っ赤皮疹が生じてしまっている。

対症療法としては患部の清潔とワセリン(アレルギー反応を生じないもの)をたっぷり塗り込むことしかできない。

“できない”と書けば「絶望感」が漂うが、言い方を変え「市販薬を含む西洋薬剤の塗布をしなくても改善を図ることができる」と書けば、西洋薬剤不要論を裏付ける理由となるから不思議なものだ。

 

ワセリンをたっぷりと塗布し、木綿(ふんどし)で患部を刺激しないようにハンドタオルを褌内に一枚と左右股間擦過部位其々にハンカチタオルを挟み込んで患部への擦過刺激を生じさせないように工夫している。

 

この「褌使用案」をご提案いただいたのは前述の私のアレルギー治療を担当する皮膚科医理事長であった。

許される限り、提案いただいたことは試験してみているのだが、これも信頼関係がしっかりと構築できているからであろう。

この私のアレルギー治療を担当する皮膚科医は、ご自身も「医師には疾患は直せない。治すのは患者だ。」という私の見解に強く同意していただいている。

 

 

現代医療を妄信し、世界に誇るべき国民皆医療保険制度で安価に手にすることができてしまう薬剤に危機感は覚えず、ワクチン接種には不信感を覚えるというParadoxを読者諸兄姉はどうお感じになられるであろう

 

過日、『噓つき国家には鉄拳制裁が必要 7月1日ポスト分』内にて言及した通りCOVID-19ヴァクチン接種は実行しないこととした判断にはこのアレルギー治療を担当する皮膚科医とよく相談をしたうえでの判断であり、私個人単独で決めたものではない。

 

私はどの医師に対しても伝えるのが、「医師には疾患は治せない。治すのは患者だ。」という私の「信条」で、この私の「信念」に近い意思に異を唱える医師に出会ったとしたならばその通院を最後に、ご縁を解く(ほどく)ことであろう。

 

幸いかな、昨年1月の一酸化炭素中毒で入院した折の臨床検査技師、同年5月の後嚢下白内障手術執刀医と診察医や5~6年前に化学物質過敏症を強く疑った際に受診をしたアレルギー専門医療機関の担当医等にも強く同意をいただいた。

 

『医師=馬鹿』だと言いたいわけではない。

目の前の医師を100%信用しないで、自らが自身の疾患、罹患している病を知ることから始めない限り、医師の言いなりになってしまう、ということをお伝えしたいのだ。

医師は常に最新の医療技術をアップデートしなければならない仕事だが【医師はエンジニア・技術者だから】、そのアップデート作業を怠っている医師が多すぎる事実を知る必要がある。

製薬会社のМR(Medical Representatives 医薬情報担当者)、МD(Merchandiser 販促マーケティング担当)による一方的な知識の刷り込み【洗脳と書くべきかもしれない】に依存し、自分自身で臨床例を統計的分析せずに患者に処方箋を渡しているだけという医師が大多数だという事実も知るべきだろう。

 

「薬剤に頼らない生活」こそが本来のあり方だということを忘れてはいけない。

化学物質が体内に侵入することで体温が下がり、免疫力が低下する。

早朝入浴は強制的に体温を上げる絶好な習慣だ。

「セルフ・メディケーション」は税控除で使用するのではなく、日常生活の中で習慣化させて初めて意味がある。