本年より冒頭に私のこととブログ記述趣旨文を写真で挿れることにいたしますこと、ご理解賜りたい。

 Web Log description

 

最初に断っておくが、本日の考察は卑猥/猥褻/性的話題ではない、医学的見地からの考察である。

 

人体内部に「水()滞留」が起きることで生じる身体不具合がある様だ(水毒 東洋医学で言うところの「陰()※1」状態に近い)

「不定愁訴」と呼ばれる身体症状に大きく関与する体内水分の不全滞留があるのではないかと考えるようになった。

 

そこで本日は『射精』と過激な文字を冠して、体内水分の対外排泄、排出すべき水分の経常的排泄により齎らされる健康維持についての考察を試みてみようと思う。

※1: 陰虚 陰証は気血が不足気味で新陳代謝が衰え、病邪に対する闘病能力が沈滞気味な時期で、体温上昇は十分でなく、かえって低下する傾向にあり、痩身で無力様の人が呈しやすい

出展 東洋医学学会HP 基本概念 陰陽 より転載
http://www.jsom.or.jp/universally/examination/inyou.html

 

人は体内に持つ「水」は適宜適切に対外排出をしないと身体不調を来たすことがあるようだということを自身の経験から感じるようになってきた。

多くは水分過多摂取による「水中毒(含 水毒)」と呼ばれる体内塩分濃度と各種ミネラル濃度の急激な変化による身体不具合症状を指すことが多いと思うが、それ以外に「排泄不良/排泄停止」が齎す身体不良の発症が存在すると考えるようになった※2

 

男性の定期的性交渉及び自慰行為(セルフ・プレジャー)/マスターベーション(以降、マスターベーションと記す)による射精は「性的快感」を得るだけではない別の側面があることが分かってきた。

ということは、女性も定期的性交渉及びマスターベーションをして性的絶頂(オーガズム)を覚え「愛液(膣分泌液)」を経常的に滲出し、「水」の対外排泄をしたほうが良いとも言えるのではないかとの仮説を立てるに至った。

※2:【水滞】 体内での分布の異常、水の体外への消失、消失による量の不足をすべて水の偏在と捉え、水滞という一つの病態で認識している
朝のこわばり・めまい・めまい感・水様の鼻汁・立ちくらみ・嘔吐・下痢・車酔いなどがある

出展:東洋医学学会HP 水および水の異常 より転載 筆者修正加筆
http://www.jsom.or.jp/universally/examination/sui.html

 

 

夫婦・恋人・パートナー間の定期的適切頻度の性交渉 セックスは「健康に生活する」上で大切な行為であり、お互いの愛を確かめ合う「神秘的かつ厳かな行為」だと言うべきではなかろうか。

と同時に、生活の質の維持/向上(QOL Q()uality O()f L()ife)に寄与する健康的な生活するうえでも大切な要因だとも思うようになってきた。

 

私の場合、2014年11月27日からの完全断薬後より1ヵ月程経過したころから性交渉/マスターベーションによる射精時に両下肢に激痛(正確に言えば、両下肢に高圧電流が流れたかのような疼痛)が走るようになった。

その後、射精をしない日にちが長くなるにつれ、両下肢膝下の痺れが亢進するようになり、痺れが亢進すると筋硬直し易くなるという身体症状を経験している。

 

現在、アレルギーを診ていただいている専門医の一人にこの話しをしたところ、「水分(体液)が滞留する(滞る)ことで起きているのかもしれない」と言われた。

人間の身体は現代医療で説明が付かないことが多い。

 

昨年末まで射精をしない日にちが比較的長くなっても両下肢の痺れが亢進することが少なくなってきていたのだが、本年前半よりの体調悪化と共に2~3日以上射精を行わない時に両下肢の痺れの亢進が再発することが頻繁に起きるようになってきた。

それに伴い、早朝寝起き間際に両下肢膝下の筋硬直の発症(一般的なこむら返りではなく両下肢脛(すね)と脹脛(ふくらはぎ)双方の瞬時かつ同時筋硬直)をぶり返す結果となった。

 

 

人間、対外排泄する必要がある「水」は適宜適切に対外排泄する必要があるということではないかと自身の経験から考えるようになった。

当然ながら同様のことは女性にも該当するといえるだろう。

 

世界的に女性のマスターベーションに大変偏見を持っているようだが、適宜適切にマスターベーションを行う女性は比較的性交 セックス時の膣内浸潤が良好で、また前戯・性交時に覚える性的快感(身体各部位の性感帯変化)と性的絶頂 オーガズムを得易いとの研究報告も存在している※3

これは私の勝手な推測なのだが、定期的にマスターベーションでオーガズムを得ている女性は妊娠も比較的容易なのではなかとの仮説も立てている※4(子宮口 開放亢進により精子の子宮内侵入が容易となること、および愛液分泌亢進に起因する膣内酸性度低減による精子存命率向上が原因ではなかと私は考えている※5)

※3:参考文献 Gigazine 『科学に裏付けされた「自慰行為のメリット」とは?』の元記事 ZME SCIENCE “Your brain on masturbation”

https://gigazine.net/news/20200825-brain-masturbation/

https://www.zmescience.com/science/your-brain-on-masturbation-042333/

※4:参考文献 Medical Tribune 『自慰する女性ほど妊娠しやすい? 頻度とホルモンに関連』記事内リンク PubMed Masturbation frequency and sexual function domains are associated with serum reproductive hormone levels across the menopausal transition

https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/141212527884/

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25412335/

(PubMedは世界の医学文献を網羅したデータベース)

※5:愛液(膣分泌液) 「pHは通常3.8-4.5の弱酸性であり、特定の性感染症によってより酸性に変化する。なお、男性の精液のpHは通常7.2-8.0である。また、アルカリ性寄りの精液が子宮に届きやすくする役割があり、より妊娠しやすくする働きがある。そのため、たくさん出るほど妊娠しやすいとも言われている」 Wikipediaより抜粋転載

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%86%A3%E5%88%86%E6%B3%8C%E6%B6%B2

 

また、女性に多い勤務中等の排尿を回避するために水分摂取を抑制すると腎機能に負担をかけ、透析が必要な症状に近いまで悪化した症例を私は知っている。

体内摂取すべき「水」の摂取減少/抑制も、本来適宜対外放出すべき「水」の対外排泄減少/抑制もまた身体健康の悪化を招くことになる。

 

 

夫婦・恋人・パートナー間のスキンシップ、性行為 セックスは愛を深める幸せホルモン オキシトシンの分泌亢進とドパミン(医学用語 一般呼称ドーパミン)を始めとする精神鎮静効果があるエンドルフィンやテストステロン、プロラクチン等生存/生殖に関わるホルモンの分泌が促されるだけでなく、男女双方共に体内に保持している「水」の循環還流を促進し、健康維持にも寄与しているのではないかというのが私の見出した仮説の結論だ。

無論、その延長線上に健康な受胎があることは言うまでもなかろう。

 

 

纏めに入るが、余分な「水」の体内滞留および「体外排泄」の不全が身体に大きな悪影響を与えることは当然として、上記記述の通り生活の質の維持/向上(QOL Q()uality O()f L()ife)に寄与する性交渉 セックスによって齎される好影響、現代精神医療の根源となる「モノアミン仮説※6」に対して真反対のセロトニンやノルアドレナリンなどのモノアミン神経伝達物質の分泌を促すことにつながるということからも、日常生活の中において夫婦・恋人・パートナー間の定期的適切頻度の性交渉 セックスは健康維持に大切な要素となると考えることに無理はないと考えるに至った次第だ。

※6:「モノアミン仮説とは、うつ状態はセロトニンやノルアドレナリンなどのモノアミン神経伝達物質の低下によって起こる、とした仮説のことです。今日、処方されている抗うつ薬のほとんどは、このモノアミン仮説に基づいて作られてい」る。

出展:日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン 

https://www.just.or.jp/?terminology=004905

 

最期に、様々な物質が体内滞留することによって「不定愁訴」を引き起こし、やがて様々な疾患を誘発しているのではないかと私は考えるようになった。

 

「悪性新生物(所謂 ガン)」にしても、日本人の罹患率は他諸外国と比べても高いし、まず「自然界と調和する環境」がこの日本は大きく失われている。

よって、人工的、工業的な環境、飲食物による自然界本来がもつ「生命力がある食餌」からほど遠い「食事」と「生活環境」よって、本来体内に入れてはいけないものを取り込み何かしらの疾患罹患率が増加しているのではないか。

 

人間とて「自然界を構成する一要素」である以上、「自然との調和」を無視した生き方には「歪(ひずみ)」が生じることは当然の結果かもしれない。

「自然と共生する環境」、そこが本来の生活の場ではなかろうか。