3月に読んだ本まとめ&「言葉にできない」 | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「半分、青い。」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪


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3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2538
ナイス数:407


あとかたあとかた感想
知りたいと願えば知り得る時代だが、小さい心には入りきらないざらついた心とか、こじらせた心とか、うらめしい心とか、物悲しい心を知りたい!言葉にできない心を知りたい!男の死をキッカケに心にあとかたを残す短編集。あとかたを残した心が知りたくて、あたしは追う、まるで刑事のように。知りたい!知りたい!そこに言葉がある喜び。
読了日:03月31日 著者:
千早 茜
百貨の魔法百貨の魔法感想
百貨店の思い出といえば地下のまわるお菓子。欲張りしてあれもこれもと独り占めしたくなったものだが、誰かに分けてあげたくなる優しいお話だった。仕事という現実にため息が出てしまう時、ファンタジー魔法にかかってみませんか♪
読了日:03月30日 著者:
村山 早紀
たゆたえども沈まずたゆたえども沈まず感想
それは恋に似ているのかも?日本人にも馴染み深いゴッホをに恋をさせる。恋すると相手のことが知りたい♪マハさんのアート小説の魅力はそこにあると思うの。もしも○○だったら?世界観に引き込まれる。日本とゴッホ、浮世絵とゴッホ。弟テオとの関係がそこにあるからのような「生」さ。そう弟テオの妻ヨーの言葉。フィンセントの絵には、どれもこれもなんて言っていいのかしら・・・「生」な感じがするんです。
読了日:03月21日 著者:
原田 マハ
男ともだち男ともだち感想
男女の友情は成立するのか?恋愛小説のようでいて、その実はまるで謎解きミステリーのような話だった。女の神名が男に奔放になった過程は明かされるが、ハセオがなぜに「ともだち」に拘るのかをあれこれ想像の翼を広げてしまうミステリーさが堪らん萌ぇ。ハセオの言葉を借りれば、マジックの種があかされてしまえばつまらない。そうハセオの言葉に謎解きのヒントが隠されてそうな難しい生き方が好きかも。面白かったです♪千早さんの他の作品も読んでみたいと思わせる一冊でした。
読了日:03月18日 著者:
千早 茜
彼方の友へ彼方の友へ感想
朝ドラ好きさんは読むべし♪時代は戦前戦中ままならい時代だけどふわり桜の香り漂ってくるよ。歌が好きで本が好き、でもちょっぴりネガテイブヒロインが、憧れの王子のもとで雑誌作りに参加。そこには太陽のように明るい友に、クールビューティ憧れお姉さま、ヒロインに助言する中性的魅力憧れの君、幼なじみ等。朝ドラ脳の自分、朝ドラ定番キャストさんたちがイキイキと本の中で踊っているよ。淡い恋心、友情、失敗、希望・・・夢を届け夢をあきらめない!だって最上の友に届けるために。高畑充希ちゃんヒロインで観たかったかも。
読了日:03月17日 著者:
伊吹 有喜
ランチ酒ランチ酒感想
ふんわり優しい味の物語かと思っていたら、バツイチで子供と離れて暮らす女の今は、もぐもぐカミカミごっくん!しっかり咀嚼。そう、「食らうことは生きること」を思わせる。 飲んで食べて「見守り屋」という仕事も彼女を支え癒しているよね。そんな彼女を今後も見守りたいので続編希望。
読了日:03月11日 著者:
原田ひ香
風と共にゆとりぬ風と共にゆとりぬ感想
小説の印象は、山椒は小粒でぴりりと辛いというか、山椒の粒デッカクねぇ?ヒリヒリと舌を心を刺激させ、さらなる刺激へと導くのに対し、エッセイは湯を沸かすほどの熱い尻で、そのうち臍ではなく尻で茶を沸かしてしまうんじゃないかと真剣に思っているよ。そう何事の真剣なんだよね(←たぶん)人を喜ばし自分を喜ばす人、叩けよさらば尻は開かれん!?
読了日:03月04日 著者:
朝井 リョウ
あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)感想
朝蜘蛛は親の仇でも殺すな、夜蜘蛛は親でも殺せ。迷信だと信じない人もいれば、信じる人もいる。母からの「みっともない」という呪いの言葉にかかった梨枝は後者だろう。みっともないの先はかわいそうだったのに、恋をして、みっともないの先はしたたかでずるくて、でも弱くて優しいことを失敗を経て知る。これって自分では?と思わせるヒリヒリと痺れる毒蜘蛛の世界観がいい♪捨てキャラがいない、どのキャラも印象に残る蜘蛛で愛おしくて潰せない。
読了日:03月03日 著者:
彩瀬 まる

読書メーター

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

3月は8冊となりました。

 

「言葉にできない」って思うことありますよね。

それは、感動だったり絶句だったり、はっと気づかされることだったり、

かける言葉がないことだったり・・・

 

そんな「言葉にできない」という様々な表現の中で、

言葉が見つからない。

どう表現していいいのかわからない気持ちがありますよね?

 

3月に読んだ本で、

千早茜作品は、まさに「言葉にできない」ことを、

言葉にしてくれているのです。

 

小さい心には入りきらなくて持て余した気持ちを表現してくれている。

 

自分を含めた誰かが誰かの言葉を借りてつつがなくやりとりしていることに。

日々、同じかたちを保つために。(「あとかた」より)

 

同じかたちを保つために、

桜の花写真を撮っていいねいいねを求めたり・・・あはは・・・

 

 

男と女が一緒にいて意識しないなんて嘘よ、偽善と欺瞞のにおいがするわ!(「男ともだち」より)

 

そうそう!その通り!どう納得させるの?

知りたい!知りたい!知りたい!

もうね、昔、上司に逆らい窓際に追いやられてからというもの

腐りかけのサバの目をした男が、知りたい!と心から叫び

謎を追う刑事にでもなったかのような気持ちよ(例えがおかしい?あはは・・・

 

「男ともだち」「あとかた」も、

言葉にできなことを言葉にしてくてます。

 

 

 

でも、「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」
秘めるからこそ花になる。秘めねば花の価値は失せてしまう・・・

すべては答えない・・・

 

だからこそ、知りたいと願えば知り得る時代に、

知りたい!気持ちが強くなる。

 

まだ2冊しか読んでませんけど、

千早茜作品が好きなった春です。

 

 


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