ただいま、おかえり~「Woman」最終回感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

長く、長く・・・良い一日だった。


その日は、娘が、ただいま。母が、おかえり。とやっと言えた日。


試供品のワインを飲み交わし、母の子供時代の話を


手を繋ぎ耳を傾ける静かな時間。


庭にはコスモスの花が咲いている季節。


それから季節は過ぎ、大晦日、年が明けて豆まき・・・


子供たちは小春お母さん(満島ひかり)のいない生活を過ごし、


新芽の季節。4月10日(晴れ)


お母さんは帰ってきました。


そう、先にネタばれだけど、ちゃんと生きてました好


だって、誰も死んでほしくなかったもの。


前話までの流れだと、しーちゃんの精神バランスも小春の症状も


おもわしくなくて、おまけに不吉な絵本!?ウージークックの絵本を


何度も登場させるし・・・不安の要素を残したままでの最終回。


気になる!気になる!むっ


気になっていたのは、あたしだけではないよね?


だから、気になることから答えを出して、


「Woman」最終回の感想をいってみよう♪


oliveの雑記帳~風に吹かれて~
画像はお借りしました。


適合検査を受けた栞(二階堂ふみ)


しーちゃんが適合検査の結果を聞きに行った日。


その日の、長い一日を描いた最終回。


小春(満島ひかり)に会いにくる、しーちゃん(二階堂ふみ)


小春ダンナを痴漢容疑で陥れる方ではなく、


選ばなかった平凡な夢を語る。


ちゃんと妹だと告げて不器用ながらも家族になれる夢を。


小春と、選ばなかった夢リレーごっこしながら語る二人を、


一人にだけ焦点を合わせて、もう一人はぼかす。


それは!?まるで、シーソーに乗って話しているように見えた。


お互いの顔が見られない。


目を見て話すことができない二人の思いが伝わる。


ここから、ズルイ演出!?が続く。


しーちゃんが病院に行っている間。


家で子供たちとかくれんぼして過ごす小春。


その様子を見守りながら、いつものように過ごす植杉夫婦。


でも電話の音には小春も植杉夫婦も敏感だ。


電話が鳴る。


緊張感が走る大人たちなのに、またまた登場は、


人物こそ登場しないが、ナマケモノさん(小林薫)のお友達で、


間の悪いおじさんとして視聴者に認識されている我孫子さんあはは・・・


そして、かくれんぼしてる小春親子が、


信さん(小栗旬)の写真の前で子供たちを見つけたところで?(たしか・・・)


しーちゃんから電話が!


受話器を落とす!しーちゃん!


えぇーーーー!!ダメだったんかい!?五月女風21


と視聴者に思わせて、小春にアイコンタクトで頷く田中裕子お母さん。


とことん疑り体質のあたしゃ、本当に適合したのか?と疑っている。


疑っていると、しーちゃんの動揺のシーンに、


派手にイスから転げる先生ってことは・・・・どっちなんだよ~!


と思ったら、先生が転げながら笑っている~


はぁ~思わせぶりがイケズ過ぎますぜい!


その夜、みんなで笑いながらお好み焼きを食べる家族。


家の中から、笑い声が聞こえる中でしーちゃんがやってきました。


笑い声が聞こえても、今度は逃げなかったしーちゃん。


ちゃんと選んだ。


その思いが小春にも通じたのか・・・


許せるかどうかはわかりません。


事実を知っても子供たちには憎んでほしくない。


だから、わたしの妹に伝えてください。


あなたのおかげて生きられる。


あなたも生きてください。


その言葉を胸に帰っていく栞。


栞を守るのではなくて見守る田中裕子お母さん。


ちゃんと、みんな生きている。


人生の最後のページを読んでもらうために。


つき合っている時から、非常に哲学的な小春&信カップル。


信さん(小栗旬)


哲学的な言葉を残す。


なぜに山に登るのか?に、そこに山があるから。ではなく、


最後のページに何を書いているのか知りたい。


う~ん?なんかの小説にあるような言葉だなあはは・・・


だけど、信さん曰く、人は最後のページを読むことができない。


僕たちがいなくなったときに、子供たちが人生を読んでくれる。


だからこそ、できるだけ誠実にできるだけ一生懸命に生きたい。


物語は読み継がれていくから・・・


ほぉ~。意外と?当たり前のことを言っているのだけど、


物語としたことがいいな。


そう。だからこそ、思い出って大切なんだよね。


子供って思い出だけで大きくなれるもの。(小春談)


思い出を絵日記に綴る望海ちゃん。


ちゃんと物語を読み継がれていく。


コスモスの咲く庭で、家族になっていく・・・


円居せん。家族みんな仲良しのことです♪


また会えてよかった。


ただいま、おかえり。


このドラマを見終わって、


改めて家族っていいものだし、難しいものだと思った。


選ばなかった人生ばかりを夢見るのではなくて、


選んでしまった人生を物語にしよう。


だからさ、しーちゃん。もう一度、絵を描いてほしいなぁ~


なんともいえぬ役者さんたちのの取り方に、


イライラしたり、共感したり、ほっこりしたり、涙したり・・・


せわしく過ごしてなんぼ?の時代に、


ゆっくりと時間が過ぎてゆくドラマ。


悪くない。ゆっくり、ゆっくりと物語を紡いでいくのも好



「家族は 手分けも手も取り合うことも 大事だと思うのだけど」

~oliveこころのツイッター(つぶやき)~


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