藤川のさゆ日記
産業看護師とは、一般の会社に勤務する看護師のことを指します。看護師といったら病院とかクリニックを思い浮かべるでしょうが、医務室などを設置している企業もあって、そういう場所に勤務している人もいます。仕事の中身や役割は働く会社によって異なりますが、社員達の健康を維持し、管理することはどの企業でも行う仕事と思ってください。看護師の資格を取るには、何通りかの方法があるでしょう。看護師免許を取得するには、国家試験を受験することが必要ですが、いきなりは受験できません。試験を受けさせてもらうためには看護専門学校と看護系短大(いずれも3年間)、看護系大学のうち、どれかの学校で、看護を学ぶことが必要だというわけです。高校進学時点で衛生看護科を選ぶと、他のやり方と比べて早く国家試験の受験資格を得られるため、一番早く、看護師の資格を得ることができるでしょう。ただ、途中で進路変更を考えても変更するのは大変です。それに、最低で5年あれば試験を受けることができますが、短い準備期間のために勉強や実習に充てる絶対量が足りずに試験に合格するのが簡単ではないという面もあるそうです。看護師の転職で失敗しないためには、未来のことを考えて迅速に行動することが大切です。そして、どんな条件を重要視するのかを決めておくことをお勧めします。将来の自分をはっきり想像して、そのビジョンに合致した転職先の情報を集めるようにしましょう。年収と職場環境、勤務形態など、自分にとって大切な条件もピックアップしておきましょう。当直は看護師の場合、16時間にもおよぶ長い拘束時間となっていて、仮眠を勤務時間中にとることができるのです。国の指針により月に8回までと定められていますが、現状ではそれを超える場合が多いようです。働いている病院の勤務形態によっては、生活がとても不規則になってしまったり、過労になる人が多いのも、離職する看護師が多い理由の一部かもしれません。看護士を志望する理由は何がきっかけで実際に看護師になろうと思ったのかを交えるとイメージが良くなります。転職の理由は今までに培ったスキルを活かしたいより誰かの役に立つ技術を身につけたいなど、前向きなイメージを持たせられるものにします。前の勤務先に関するネガティブなことは言わないようにしてください。看護士の求人はいくらでもありますが、希望通りの条件の求人が存在するとは限りません。看護師の資格を持っている方でとにかくどこでもいいから就職したいと思っている方は少ないです。可能な限り高い給料で、職場環境が良く、夜勤のないところで働きたいとほとんどの方が思っています。望み通りのところに転職するには、情報収集が重要です。看護師の勤めているところといえば、病院と考えるのが一般の考えでしょう。しかし、看護師の資格を使える職場は、病院以外にも多々あります。保健所では、保健師と連携し、地域住民の健康上の様々な手助けをするのも看護師の役割です。それに、福祉施設には医師が常に居るところは少なく、大概の医療行為を看護師が行います。看護師の勤務形態というものは、他の職種と比較すると特殊な体制であり、勤め先によっても異なってきます。体制は一般的に、勤務が2交代、あるいは、3交代のシフト制になっているという病院が大半です。2交代制で約3割、3交代制では約7割となっており、3交代制を取り入れている病院が多いです。でも、2交代制の方が休みが増えるので、2交代制を望む看護師も多いです。昨今は高齢化社会が進み、福祉施設でも看護師のニーズは増加傾向にあるのです。また、大手の会社になると医務室等にも専門の看護師がいて、ストレスといった精神面のケア、もしくは、健康診断や健康面での相談を行っております。このような事例の場合は、その会社組織の社員として入社をすることもありえるでしょう。