の続き、次の時代は・・・。
■古生代デボン紀■
4億1700万年前~3億5400万年前。
前の時代。
オルドビス紀の最強の動物は「軟体動物」のオウムガイ。
シルル紀は「節足動物」のウミサソリ。
そして、
脊椎動物の魚類は
長きにわたり、オウムガイやウミサソリの
餌食になっていた貧弱な存在だった!
しかし
魚類の中に
被捕食者から捕食者へと転換する
革命的な進化が起こる!!
鰓の骨だった部分がアゴの骨へと変化したのだ!
アゴになったことで・・・。
★大きな獲物をがっちりホールド!喰らいつくことができる!!
★口を大きく開けることができ、エラに大量の酸素をとりこめる!!
栄養も酸素も大量摂取で
魚類は
莫大なエネルギーを得ることになるのだ!!
そして、デボン紀は「魚類の時代」となり、
ついに魚類から最強動物が現れる!!
ダンクレオステウス
属名(Dunkleosteus )
その体長は9mともいわれ、
頭部は鉄仮面のように骨板で覆われている。
そして、コイツの一番の驚きはその咬噛力だ!
それは史上最強とまでいわれ、
その数値は5300kgという
とんでもない推定値をたたき出しているという!!
ライオンは427kg
ワニは1300kg
これらの強力な捕食者ですら、この数値だから、
このダンクレオステウスの咬噛力は
尋常でなく、
オウムガイやウミサソリが誇る硬い殻ですら、
ひとたまりもないのはいうまでもない
次は石炭紀最強動物へ!