前回のブログにも書きましたが

月曜日は採点で

四谷に行ってきました。

 

仕事場があるビルに向かう途中の

民家の玄関先に設けてある小さい庭に

黄色い花の咲いているのが

目にとまったんですけど

その花のそばについている

髑髏様のものが目に入ってきて

おおっ! と感動し思わずパチリとな。

 

金魚草(花と種鞘)

 

ハナノナで調べることは

しませんでした。

 

というのも

この髑髏のようなものについて

以前、ストックという花を

検索していたときに

ヒットしたことがあり

見当がついていたからです。

 

金魚草の花

 

今回の花の名前は

ストック(和名アラセイトウ

漢字表記は紫羅蘭花)ではなく

金魚草といいます。

 

金魚草の花期は

4~6月なんですが

品種改良によって

冬場に開花する種類も

あるようですね。

 

花期が過ぎて

種鞘[たねさや]になると

形状が髑髏のように見えることで

知られていることを

以前、検索している時

たまたま知った次第です。

 

金魚草の種鞘

 

これ↑を上下反転させると

 

金魚草の種鞘(上下反転)

 

まさに髑髏そのもの!

 

 

紫羅蘭花と金魚草の花とは

形がよく似ているように

思うんですけど

種鞘がつけば区別できるなあ

と思ってはいたものの

タイミングよく

出くわすとは限らず。

 

出くわすのを気長に待とう

とか思っていたんですけど

ようやく目にすることができました。

 

花よりも

種鞘に釣られるという

珍しいパターン。( ̄▽ ̄)

 

金魚草の花

 

金魚草の英名は

スナップドラゴン snapdragon で

花の形がドラゴンの口の形に

似ているからだそうです。

 

学名のアンテリナム

Antirrhinum は

ギリシャ語で

「鼻に似ている」

という意味だとか。

 

 

花の形は鼻、金魚、龍で

種鞘の形は髑髏という

なかなか愉快な?

植物なのでした。

 

今度は満開の時にでも

出くわしたいものですが

その時はまた

紫羅蘭花と区別がつかずに

迷うんだろうなあ。( ̄▽ ̄)