2月27日(土)17:35から
NHKで放映された
『サンダーバード ARE GO』
第12話「深海からの脱出」
ライブで観ました。

以下、内容にふれています。
未見の方はご注意ください。




サブタイトルから連想される通り
今回活躍するのは4号です。

それより何より驚いたのは
第9話に登場した小惑星鉱山の作業員が
再登場したことでした。

転職して
深海の有害廃棄物除去作業に
従事しているという設定で
もちろん
鉢植えのグラディスも再登場。

前回、作業員の名前は
出てこなかったと思いますけど
今回は
ネッド・テッドフォードだと
フルネームが分かります。

グラディスはゼラニウムだそうで。


旧シリーズでも
同じ人間が
回を越えて再び助けられた
という話があったかどうか
記憶にありませんが
かなり珍しいパターンだと思います。

いわゆる
どこにいても何をしても
必ず不幸に見舞われる体質
そういう星の下に生まれた奴
というパターンで
有名なところでは
映画『ダイハード』シリーズの
「世界一ついてない男」
ジョン・マクレーン部長刑事が
その手のキャラクターにあたるでしょう。

前回絡んだアランとケーヨは
ネッドにウンザリさせられてましたが
ゴードンはジョーク好きなので(笑)
ネッドと通信する際
ちゃんとグラディスについても
忘れずに言及していて
面白かったです。

それにしても
これくらい特徴的な被救助者なのに
アランやケーヨから
話が伝わっていないのは
おかしい気もしますけどね。


救助作業ネタだけでは
話が単調になると思ったのか
廃棄物除去作業を行なう
ハイドレクスラー社が
うさん臭い会社である疑いが生じ
ペネロープが調査に当たろうとすると
フッドの部下たちに襲撃される
というエピソードが
並行して描かれます。

ペネロープが乗るFAB1の
様々な特殊機能が披露されるのが
今回のもうひとつの見どころ。

ペネロープの連れている
犬(犬種はパグ)の名前が
シャーベットであることも分かります。


アランがペネロープに
ハイドレクスラー社の調査を頼む際
相変わらず一言多くて
第10話でもそうでしたけどw)
ペネロープをムッとさせてました。

そのペネロープが
(というよりパーカーとFAB1が)
フッドの部下たちを撃退して
アランに言われたことを笑いとばす際
白鳥麗子風な高笑いをしてましたが
今ひとつ板についてない感じなのは
ご愛嬌ということで。


フッドの部下が乗るバイクも
様々な攻撃装置を有した
スーパーバイクでしたが
不思議なマスクを付けていて
まるでショッカーの戦闘員みたいな扱い。

フッド直属の部下たちは、みんな
あんなコスチュームなんでしょうか。

まあ、CGアニメで
キャラクターを書き分ける作業の手間は
省けそうですけどね。

案外、そういう
大人の事情なのかもしれません(笑)

それにしてもフッドの計画は
本来の目的からすると
ちょっと迂遠すぎるような気がしますが
それをいうのは
野暮というものかな、やっぱり。( ̄▽ ̄)


エピソードが輻輳するので
旧シリーズのように
1時間、必要なんじゃないかと思ったり。

それとも省略の妙を
楽しむべきなのかしらん。


次回の放送予定は
公式サイトによれば
3月5日(土)だそうです。


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