昨年12月、東映チャンネルで放映された
『特捜最前線×プレイガール 2012』、
録画しといたのを、ようやく観ました。

前にも書きましたが
「×」は「クロス」と読ませたいようです。




以下、ネタ割りありの感想。




10月に東映チャンネルで放映された
『特捜最前線2012 ~爆破0.01秒前の女』と
同月、ファミリー劇場で放映された
『プレイガール2012 ~連鎖誘拐殺人を暴け!
 熱くてエロくてヤバい女豹たち』の
それぞれの本編の背後で進んでいた
私立探偵・天満龍之介(弓削智久)の
身元不明のまま死んだホームレスの女性の
身元調査の顛末を
天満の調査報告という枠組みで
二つのドラマをほぼ全編引用しながら
描かれていくドラマで
『特捜』と『プレイガール』の
総集編みたいな感じでした。

予告編では
「俺だって聞きたいよ! 本当に偶然かよ!」
と弓削っち演じる天満探偵が
瀕死の袴田会長に詰め寄るシーンがありましたが
結局、単なる偶然だったようで(苦笑)
思わせぶりな予告編を打った割には
ミステリ的には尻つぼみ感が強かったです。

だから総集編のような印象しか受けないわけで。

まあ、あまり関係づけても
不自然さが目立つばかりでしょうけど。
せっかくのクロスオーバーという試みなんだから
もうちょっと気張ってほしかったなあ。

二つのドラマを編集した途端
違った絵が見えてくる
くらいのことは、やってほしかった。


新撮部分は、病室に眠る
袴田グループ会長(堀田眞三)と
その傍で介護する秘書(?)の女性に向かって
天満探偵が捜査報告するシーンと、
もちろんその捜査内容、
そして二つの事件の中心人物である
マリア(近野成美)と結衣(黒川智花)が
接見室で顔を合わせるシーンと
両ドラマの主役たちが揃い
すれ違うエンディングなどの部分。

マリアと結衣が会う場面では
結衣に付き添ってリン(杉本有美)が登場し
友鷹巡査部長(平岡祐太)と
お互い見つめ合うシーンがあったり。

エンディングでは
特命一課長・鴻上警視(渡辺いっけい)と
プレイガールの桜姉ェ(伊藤かずえ)が
視線を交わし、ちょっと挨拶する
というカットもありました。


『プレイガール2012』には
ドレミ(小沢真珠)が
自分の知り合いに無口の探偵がいる
と桜姉ェに話すシーンがありましたが
(『×[クロス]』でも挿入されてました)
その伏線は拾ってなかったかなあ。

天満探偵ではないかと思ったんだけどねえ。


ちなみに、奈央ちゃんは
エンディングの新撮シーンに
他のメンバーとともに登場。

台詞はあったけど(アドリブ? w)
残念ながら
新撮でのアップなしでした(´・ω・`)

でも、『プレイガール2012』での
ムササビ衣装での
というか
ムササビ脱いだあと?のアクション、
やっぱ良かったわあ(〃∇〃)