
(NHK出版、2011年12月18日発行、7巻10号)
月曜日に新刊書店をぶらぶらしてたとき
雑誌の棚で見つけました。
文春文庫版のアリスを見つける前に
目にとまったのでした。
普通なら買わないのですが、
「聴く読むわかる!
英文学の名作場面」と題して
『不思議の国のアリス』が取り上げられており、
表紙がテニエルによる
マッド・ティーパーティーの挿絵だったので。
アリスの回(Lesson 2)自体は
1月11日に放送済みですが、
幸いなことに、18日朝6:00からの
再放送に間に合いましたので、
観てみました。
もちろん録画で(^^ゞ
「名作場面」として取り上げられているのは
『不思議の国のアリス』第6章から、
アリスとチェシャ猫が初めて出会う場面です。
テキストの章末には
講師の斎藤兆史(よしふみ)による
解説がついてます。
アリスに関しては
新しい情報はありませんでしたが、
オックスフォー大学
クライスト・チャーチ・カレッジの
グレート・ダイニング・ホールが
ハリー・ポッターの映画に使われている
というのは知りませんでした。
放送では英文学紀行というコーナーで
実際にクライスト・チャーチ・カレッジが
紹介されます。
こちらでは、ウサギ穴のアイデアの元となった
「教員の移動用扉」が紹介されていて、
これは知らなかったのでトクした感じ。
テロップに出てた「教員の移動用扉」って
こなれない言葉ですが、
対応する原語があるんでしょうね。
教員住宅(たぶん)の塀に作られているようで
映画『ドリームチャイルド』でも
オックスフォードの場面で
出てきてたような記憶があります。
ちなみに英文学紀行コーナーのBGM、
最初は知らないメロディーの
管弦楽曲だったのが、途中から
ディズニーのアリスの音楽になってました。
斎藤兆史先生は
キプリング『少年キム』の訳者だそうで、
これにはびっくりというか、
『少年キム』、ちくま文庫版で
買ってありますわ。
(まだ読んでないけど【^^;ゞ)
アシスタントの内山理名は
Wiki で調べたら、『ハート』で
黒川さんと共演してますねえ。
縁は異なもの( ̄▽ ̄)
というわけで余談ながら、
昨晩のアメスタ・プレミアム生放送で
黒川さん、自分の声は低いと話してましたが
(低いと言われる、ということだったかな)
内山さんの声に比べれば普通だと思いますが……