9月27日(金曜日)

札幌コンサートホールKitaraにて、石井琢磨さんのリサイタルツアー札幌公演がありました。


17時45分開場18時30分開演、グッズ販売があるので皆さん早めに来て並ぶのでは?と予想しまして、17時20分頃ホールに着きました。

人は多いけど並んではいません。看板の写真を撮ろうと近づいたら扉が開いていて、すでにグッズ販売が始まっていてビックリ。事前に情報探したときは、販売開始時間の告知を見つけられなかったんですよ。
スタッフさんが「先行販売は17時半までです~」と呼びかけているので、急いで入場しました!特に混んでいなくてタイミング良かったみたいです。
私はグッズではなくCDを買いました。何故?……TANZのCDが行方不明なのです。
この話を2人の友達に言ったら2人とも「そういうのって後で出てくるんだよね〜😁」というお返事。ええ、そんなものだってことは私もわかっておりますのよ。でも買いました。

この日は朝の雨が上がって天気が良くなりました。さすが琢磨さん晴れ男だわ♪と思っていたのに、一緒に行ったМさんとテラスで開場を待っていたら、雨が降ってきたんです。
慌ててエントランス内に戻り、開場待ちの列に並びました。晴れ男パワー何処へ?帰り道降っていませんように。

大ホール入口にあったフラワースタンド。
界隈でよく見かけるハンネ連名のは無かったと思います。クラシックピアニストらしい感じで私は安心しました。
熱心なファン同士のワチャワチャがKitaraの大ホールで繰り広げられたら、ちょっと引くな〜と思っていたから、そういうのが目立たなくて良かったと個人的に思っています。
グッズ売場で楽しそうに選んでらっしゃるのとかは微笑ましいのです。問題はその他の場面で、何故私がこういうことを書くかというのは、ピアノYouTuber界隈に詳しい方ならご理解いただけるのではないでしょうか。
しかし最後カーテンコールでスタオベしてた時に、私の席の近くの人がタブレット端末で写真撮影したの、友達が目ざとく見つけて教えてくれたんですが😨ありえます?許可出て無かったですよ。私より前の列だからきっとファンクラブ席なんですけど……。

プログラムです。中を開くのは自粛。

開演時間少し前まで、1階ホワイエのソファでお友達Мさんとプログラムを見たりフライヤーを見たりしていました。
目の前に花束・プレゼント受付があり、でも何も置かれていないように見えて、告知してないのでしょうかね?少なくとも私は受付があると知りませんでした。
その受付では、来年6月のベルリン交響楽団とのコンサートS席チケットが販売されていました。フライヤーもあります。


購入している方が何名もいらっしゃいました。

開演時間が近づき、Мさんとお別れして自分の席へ向かいました。一緒にチケットを購入した友達Nさんは既に着席していました。ベルリン交響楽団とコンサートするんだね〜とフライヤー見ていて、「今チケット売っているよ」と言うと「買おうかな」「買っといで!」めっちゃ背中押しました(笑)
それでめでたく購入したNさん、発券して席もわかるんですよ。けっこう良席とれて喜んでいました。
「じゅりあさんの席はどこ?」
「発券するまでわからないのよ、発券は来年の5月だって」
………なんだかね〜こんなシステムわかっていたら、きょう購入するんだったわ。


しかし本日の席は最高です。1階の通路の前で目線の高さがステージと合っているので、見上げも見下ろしもせず、ステージ上の演者がピアノの前に立ったら真正面!
お顔も手元も足元も、とても良く見えるという大好きな位置でした。

しかも通路前なので、例のファンサの期待が♪一緒に座ってるNさんは初琢磨さんなので、そんなことは知らないのですが。
会場を見回してみて、やっぱり売り出していないブロックがあるけれど、1500人くらい入っていたのではないでしょうか。サントリーホール満席にできても、Kitara満席は難しいですから。北海道における琢磨さんの知名度で、ここまでお客様が入ってるのは凄いと思いました。
その時、私の目の前をピアニストの◯野◯聞さんと◯務員◯さんが通ったので、ビックリしてガン見してしまいました。
ごめんなさい、でも私の目の前が通路なんで目に入るんです。
レセプショニストに案内されて、隣のブロックの通路前の席に着席されました。つまり階段はさんで同じ並びの列ってことです。

いよいよ開演!
琢磨さん、登場して今晩は〜!って挨拶したら、会場も今晩は〜!って返したので、挨拶が返ってきたの札幌が初めてですって喜んでいました。
そういえば昨年は札幌でのスタオベが、琢磨さんソロリサイタルで初めてだって言っていた気がします。
札幌は「初めて」に遭遇する場所なのか。

プログラム
Diversityとは多様性
そしてクラシックの伝統、変革、対比というテーマについてMCで説明がありました。
琢磨さんは雄弁に堂々と曲の説明をしてくださって、とてもわかりやすかったです。

モーツァルト=リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
あぁ美しい〜!やっぱり大ホールの響き極上ですよね、琢磨さんもインスタのストーリーで書いてましたね。

グリュンフェルト:ウィーンの夜会 OP.56
お馴染みの曲を大ホールで聴けるなんて夢のよう♪
舞踏会のシャンデリアみたいな照明だし。

シュトラウス一家=ござ:ウィンナーパラフレーズ
ラデツキーの拍手は心の中でねって言われたので、みんなそのとおりにしてました。楽しい楽しい。

ドビュッシー :「子供の領分」より ゴリウォーグのケークウォーク
あの、よくピアノの発表会で弾かれる曲が、Kitaraの大ホールで琢磨さんが弾くと『ピアニッシモに命賭けてます』な感じになるのね。(部分的にです)

シューマン=リスト:献呈
マダムキラー本領発揮。シューマンの情熱的な愛が心に響きました。

チャイコフスキー=石井琢磨:「くるみ割り人形」より花のワルツ
これはすごい!美しくてドラマチックで優雅で清らかな、チャイコフスキーのバレエ音楽を、石井琢磨ワールドにて表現するというチャレンジ!
昨年の札幌公演のときに飛行機の中で楽譜を書いていたのですって。
◯野◯聞さんがブラーヴォ!と叫んでました。(席が近かったのでわかりました)

休憩

グリーグ: 「ペールギュント」第一組曲より朝
素敵な北欧の朝の景色が浮かび上がりました。

坂本龍一:インテルメッツォ
琢磨さんの、坂本龍一さんへの想いを語られていました。坂本龍一さんがブラームスのインテルメッツォを愛していたことなども。

ブラームス : インテルメッツォ Op.118-2 イ長調 6つの小品より
琢磨さんいわく神のような愛ですって。そしてシューマンの献呈の情熱的な愛との対比とか。

シャーマン兄弟=菊池亮太:チム・チム・チェリー ミュージカル「メリー・ポピンズ」より
嗚呼、超絶技巧。カンパネラ風のチム・チム・チェリー♪クスッと笑えたのは何故かなあ。

ホルスト=石井琢磨・横内日菜子:ジュピター 組曲「惑星」より 
今宵のメインディッシュ、食べごたえたっぷり!レストランの場所は宇宙船の中?それとも木星の衛星の何処かでしょうか?
ゾーンに入らないと演奏できない曲ですって、皆さんも一緒に宇宙旅行しましょう☆彡と。
はい、木星まで行きましたよ!私も(たぶん他の皆さんも)ゾーンに入りました!

終わって大喝采、琢磨さん疲労困憊!(笑)
スタオベせずにいられません!

カーテンコールの何処かでファンサがあるから、どの扉から来るのかしら〜と待っていたのですが、なかなか現れません。
ようやく入ってきてみんな大喜び、私の目の前を右から左に走っていきました!
たくおん初心者の友達Nさんまで「神席!」と喜んでくれて、広い大ホールの中でこの席が当たった幸運に感謝です。


アンコール曲です。

琢磨さんが作曲に挑戦した「なつかしさ」は、本当に私の中の郷愁が呼び覚まされ、なつかしさがこみ上げてきて涙出そうでした。

ラ・カンパネラは、初めて撮影したMVの曲、100万回再生した記念と感謝を込めて、素晴らしい演奏を届けてくれました。


終わって友人達は帰りましたが、私はグッズ購入の特典でサイン入りカードお渡し会があるので残りました。
長蛇の列でしたが、動き始めたらサクサク進んでありがたかったです。

ゆっくりお話できる時間はないので、みなさん1言2言で、私もひとこと「なつかしさ、めっちゃ感動しました」とお伝えしました。琢磨さんニコニコ「そうですか〜、ありがとうございます」って。
皆さんに手を振ってくれるんですよ、でもさすがに疲れていたと思います。あれだけの渾身の熱演後ですもの。

それなのに終わってすぐSNSに投稿してくれ、お刺身の写真もあったし、ゆっくり札幌の夜を楽しめたかな?



きょうはXのポストうまく貼れません。

琢磨さんから、来年のツアー日程決めていてぶっちゃけ札幌難しいかもって話だったけど、マネージャーに来年も札幌でやりたいって言いましたと、『来年も札幌に来ます』宣言をいただきました♪
とっても嬉しい😆

終演後にベルリン交響楽団との演奏会のチケット、売れていました。良かったですね~ファンが増えましたね。

帰り道は雨が上がりました。晴れ男琢磨さん、ありがとうございました。



カフェピアノ動画また出ましたね!



福間洸太朗さんのレア・ピアノ・ミュージック、あるおさんの回を聴きました。

配信から24時間たったら有料コンテンツに移行する?ということで、今はもう見られないようです。

とっても良かったので書いておきます。

ヘンデルの演奏、あるおさんが変奏曲にしてる演奏、全部ポカーンとするほど素晴らしかったです。

知的と詩的、冷静と情熱、伝統と現代。

あるおさんって不思議な感じ。レアだわ。