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マリオネットのドライブ・アローンも特訓のおかげで少し上達し、それらしく
演奏できるようになってきた。
ただ、2重音が連続する箇所が今ひとつ、、、
立って弾けば、左手の移動がスムースになって弾きやすくなる気がしたので、
今日は立って弾いてみた。愛器Gelas1927年には肩紐を通す金具も
あるし、肩紐も付いているので、訳はない。

やはり立って弾いてみると、座って弾くより弾きやすいし、下半身が自由に
なるので、体でリズムも取りやすい。全体の筋肉も収縮しないので、フォルテ
も出しやすい感じがする。
こういうノリの良い曲を演奏するには、やはり立って弾いて自由に動き回れる
方が気分的にもいい感じがする。


立って弾く事は、以前このブログで提案しました(2007年10月)
http://blogs.yahoo.co.jp/altezza80jp/37791987.html
http://blogs.yahoo.co.jp/altezza80jp/37947944.html

最近では、立って弾く人も多くなってきていて、マリオネットの吉田さんな
んかも立って弾く事があるようである(トレモロ兄弟のブログより↓)
http://blog.goo.ne.jp/toremorokyoudai/e/f2bb9255e95fcc8520ea4e38b7e58d34
プロアマ問わず、立ち弾き派が増えれば、演奏会の雰囲気も変わっていくと
思う。かしこまって聴くのでなく、一緒に音楽を楽しむという感じになるの
ではないでしょうか。気楽に聴ける雰囲気作りにもいいと思います。特にマン
ドリンに馴染みのない人に聴かせる場合(街角演奏など)に良いでしょう。

ただ、肩紐を付けずに弾く人がいるが、むしろ弾きにくくなるのでお勧めできない。
それとお腹の出ているメタボの人はかなり安定感が悪くなるので、やめた方がいい
でしょう(フラットマンドリンならOKですが)。ちなみに私は体重50キロ程度
の痩せ人間です。腹は出るどころか、へこんでいます。なので、マンドリンの膨らみ
に抵抗は全然感じません。

ドライブ・アローンに話を戻します。高速道路を走っているイメージで作曲さ
れたようなので、早めのテンポで弾く方がいいのでしょう。ただ、私はまだ
それほど早くは弾けない。吉田さんの演奏が、追い抜き車線を走るポルシェだ
とすれば、私のは一番左端で、ノロノロ走る教習車です。
それにしてもカッコいい曲だ。マンドリン音楽としては斬新です。ただ、「新し
い音楽」ではない。ロックの常套句を上手く散りばめた曲という感じがする。な
ので余計に懐かしい感じもする。

この曲いい曲なんだけど、最後の締めがピンとこない。ポカンという感じの終り
方。なんか物足りない。そういう意味で未完成の曲かもしれないし、それだけ自由
度のある曲かもしれない。恐らく吉田さんも分かっているはずだ。演奏する側が
この部分自由に演奏すればいいのだろう。