昨今の排ガス規制でもはやほぼ絶滅したと言っていい2ストバイク。

私が中免を取った80年代後半は、まだバリバリ走っていました。

 

免許取り立てでまだバイクを所有していない時に、先輩に借りて乗った2ストバイクがありました。

 

これです。

ヤマハRZ350。(写真は昔作ったプラモデル。まだ手元に残っていました。)

 

当時ナナハンキラーといわれていたバイクです。このカラーは青い稲妻ともいわれていたとか。

 

教習者は4ストバイクだったので、その感覚で乗ると低速はアクセルを開けていないとすぐノッキングするようなバイクでした。

 

当時初心者で2ストのパワーバンドのことが分からなかったのですが、アクセルを開けて回転数が6000か7000千回転に入ると2段ロケットのような加速感で、初めてその回転域に入った時は体が後ろに持っていかれそうになった記憶があります。

 

今の大型バイクはトルクがあり低回転からでもグングン加速感していきますが、2ストバイクは基本的に低回転がないので、パワーバンドに入った時の加速感がより強く感じられるものだったと思います。

 

2ストバイクを今所有したいとは思いませんが、あのパワーバンドに入った時の加速感はまた味わってみたいような気がします。(もちろんクローズドコースで!)