阪神タイガースが38年ぶりに日本一になりました。

岡田監督のインタビューで、自身が選手で日本一になった1985年は27歳の時と言っていましたが、私は17歳の時でした。

 

38年経って私もずいぶん横幅が広がり貫禄が出てきました(メタボともいう)が、それも時の流れの残酷さを示しているのでしょう。

 

さて前回の阪神日本一の後に、日本はいわゆるバブル景気に突入しています。

 

経済学や歴史の書の中では、バブル景気が始まるきっかけは阪神の日本一と同じ年になされた「プラザ合意」とされています。

 

しかし私は思うのです。

「阪神タイガースの日本一こそがバブル景気のきっかけではなかったのか」と。

 

1980年代後半から1990年代始めのバブル景気は、扇子を持ってディスコで踊りまくる荒木師匠、1万円札を掲げながらタクシーを拾う、クリスマスには高級ホテルでの食事、シーマ現象、24時間戦う企業戦士たちなどなど逸話に事欠きません。

ただ、私は大学生だったので、就職活動に全く苦労しなかったという恩恵しかうけていません。

 

そのバブル景気の始まりが阪神日本一による関西人の持つパワーが起爆剤だったとしたら、それは面白い考察になると思います。

 

あのバブル時代が良かったかどうかは人によって評価が分かれるかもしれませんが、少なくとも好景気であったことは間違いありません。

 

あの時代と同じようにとは言いませんが、この阪神の日本一によって景気が上向きになれば、阪神日本一と景気向上の因果関係は立証されるかもしれません。