このタイトルを見て、ピンときた方はなかなかの北の国からフリークではないでしょうか?

そうです、北の国からの最高傑作(と私が思っている)87初恋の人物とアイテムです。

 

87初恋の本放送は1987年3月下旬ですが、私が見たのはその本放送時ではありません。同年の大学1年の夏に帰省して札幌の下宿に戻ってきた時のある午後の昼下がりに、再放送で放送していたのをたまたま見ていたのでした。

 

当時一人暮らしを始めたばかりだった自分は、帰省から戻ってきたばかりとはいえ、北の国からで描かれた故郷の情景や中高生のころに気になっていた女の子はどうしているのかななど、自分に重ね合わせ、多少ホームシック気味になったものでした。87初恋は、名シーンがたくさんありましたね。

 

しかし何といっても、れいちゃん演じる横山めぐみが可愛かった!

当時シャイだった自分は、こんな積極的な彼女がいたらいいなと思ったものです。

理想の女性は?と聞かれたら、れいちゃんですと言っていました。

 

それから1年後、バイクを手に入れた私は富良野ツーリングに行く機会がありました。これについては過去に「大学時代のツーリングの思い出」で書いていますが、その時の単独で富良野に行った時のことです。

 

ソーセージカレーを食べて満足した私は、このまま帰るのももったいないと思い、富良野に来たら北の国からじゃね、と思いゆかりの地でも回ろうかと麓郷の方にバイクを走らせたのですが、観光シーズンで大渋滞のためあきらめ、中の澤分校にでも行ってみることにしました。

 

中の澤分校までは未舗装道路でしたが、当時の愛車GS125Eでも十分に走れる道でした。それで、とあるカーブに来た時に「なんか見たことある!ここは・・・」とバイクを停めました。

そう、純がれいちゃんの自転車の外れたチェーンを直したシーンの場所です。(自分では間違いなくその場所だと思いました。)

もちろんれいちゃんはいませんでしたが、ここで純とれいちゃんが仲良くなるきっかけになった場所だと思うと純を羨ましく感じ、また、同じ場所に立っていることを感慨深く感じ、純と同じようにこう思いました。

 

 

「ドキドキしていた。」

 

それがハタチの夏の出来事だった。