ジェジュン 「The Reunion in Memory」レポ記事 20180727 | ふるふる好楽 ★I love ジェジュン

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「The Reunion in Memory」横浜アリーナ公演の詳細レポ記事がアップされました。

 

girlswalker

ジェジュンが明かす歌へのこだわりと、ファンへの想い 「唄うのが一番楽しい」〈ライブレポート〉

http://girlswalker.com/archives/151318

 

 

歌手のジェジュンが、2018年6月27日(水)、横浜アリーナでライブイベント「The Reunion in Memory」を開催した。

同日にはジェジュンの日本初ソロシングル『Sign / Your Love』発売日を迎え、同曲のミュージックビデオが

iTunesトップミュージックビデオチャートで1位、2位を独占という、“新人”として見事な好スタートを切ったジェジュン。

この日駆けつけた約1万人のファンと喜びを分かち合った、幸せいっぱいの2時間半をレポートする。 

 

 

芸人じゃない!歌える男・ジェジュン登場

開演時刻を迎え、ステージ袖から、ライブ前の“円陣儀式”であろうバンドメンバーとの

気合いの掛け声が聞こえてくると、間もなく目にすることができるその姿にファンは胸を高鳴らせた。

真っ赤なペンライトで埋まった観客席のテンションも、いつになく高いよう。

オープニング映像で期待を一気に高めたところで、1本のギターで奏でるイントロから始まる

『Just another Girl』がスタート。ジェジュンの登場に、会場は大歓声に包まれた。

ジェジュンのパワフルな声量が堪能できる同曲。スタンドマイクを使い、

客席を煽るように妖艶な視線を振りまいた。

歌い終えると、「皆さんこんばんは~!ジェジュンです」ときりっと笑顔で挨拶。

「今日、調子はどうですか?盛り上がる準備はできてますか~!?」と煽ると、

「……俺もできてるよ♡」と吐息混じりにコメントしファンを沸かせた。

会場からの熱い声援に、ジェジュンは「みんなから『ジェジュン、今日は覚悟しておいた方が良いよ!』

という雰囲気を感じます。エネルギーが半端ないっすね~」と感激の様子。
また、最近怒涛のバラエティ番組出演をこなし、ユーモア溢れるキャラクターを

お茶の間に広めているジェジュンだが、バラエティでの姿に触れ

「今日まだジェジュンのこと知らない人もいると思うんですけど……

海外から来た、ふざけてる男が、僕なんですよ!歌えるんです!」と茶目っけたっぷりにアピール。
さらに、最近小学生に「あの外人の芸人、面白いね」と言われていたという驚愕のエピソードを明かし、

「僕、しゃべるのが好きな歌手なんです。もし芸人だったら、ちょっとこの顔もったいないじゃないですか?

……ごめんなさい(笑)」と冗談を飛ばし、会場を盛り上げた。

 
 

中島みゆきの名エレジー『化粧』カバーに陶酔

その後は『All that glitters』『Run Away』、そして中島みゆきのカバー曲『化粧』を続けて披露。

『化粧』ではステージ右手のミニステージに用意された椅子に腰かけ、瞳を閉じながら

情感豊かな歌声で歌唱。“バカだね バカだね バカだね あたし。愛してほしいと思ってたなんて”と、

ひとつひとつの歌詞を噛みしめるように歌うその姿は、多くのファンの心を揺さぶった。

 

もはや名物!? ジェジュンのロングMCで濃密コミュニケーション

ここで再びMCへ。ジェジュンのMCは、もはや名物というほど(!?)、とにかく長い。

「基本的に台本はないんです」と語るように、その日その瞬間に感じたことを

ジェジュンが好きなように話す。次の曲に進もうとすると、ファンから「もっとしゃべってー!」の声が飛ぶ。

普通ならたしなめて曲に進むが、ジェジュンは違う。「しょうがないか」と再び話し始めるのだ。
途中、歌の準備に入りそうな素振りを見せ、記者も内心『やっと次の曲か……』と

思ったところで「まだ歌いませんよ!」とふざける一幕も。そんなユーモアを交えながら、

とことん密なコミュニケーションで、不思議と距離を感じさせないのも彼の魅力なのかもしれない。

MCでは大事な報告もあった。改めてこの日発売されたソロシングルに触れ、

「やっと今日、日本での初ソロシングルが発売されました!」と報告すると、

会場からは「おめでとう~!」の歓声が。「“新人”ジェジュンとしては、本当に感激ですね。

ソロで1位を取るのは大変だろうと思っていたので、あまり数字には期待していなかったんですけど、

皆さんのおかげで……」と言葉にならない喜びを明かし、「ソロデビューとしては今日からですから。

今日から、1周年、10周年、そしてもっともっと長く続けられるように頑張っていきたいと思います」と感謝を込めた。

 

聴き慣れていた、愛しい歌声が再び。『Your Love』披露

その流れで歌うのは、『Sign』の両A面シングル曲『Your Love』。

「今回、昔日本で活動していた頃を思い出しながらレコーディングをしていたんですけど、

みんなが慣れている歌声ってなんだろうってずっと悩んでいて……」と切り出すと、

「今回発表した2曲は、昔の思い出を感じさせる曲になっているんじゃないかなって思います」と想いを明かした。

美しいピアノの旋律に溶け込むジェジュンの柔らかな歌声は、切なさと懐かしさを纏い、愛おしさが溢れる。

“日本語”で歌う“日本の”バラード曲は、ファン待望だった。

当時、日本で売れるためにプロデューサーから指導を受けて作り上げられたというその声は、

ファン、そしてジェジュンにとっても宝物に違いない。

 

50代のお父さんもノリノリ!『Good Morning Night』

衣装チェンジの生中継コーナー、メドレー、そして定番曲にもなりつつある中島美嘉のカバー曲

『Glomorous Sky』に続いて披露したのは、ライブの起爆剤として定着している楽曲『Good Morning Night』。

タオルを振り回し、コール&レスポンスで大きな盛り上がりをみせるこの曲は、

歌唱後にもみっちりジェジュンからのレクチャーがなされ、サビを何度も繰り返すのがお決まりの流れ。
この日も、照れからか“ノリきれていない”何人かの男性客を見つけてはジェジュンが直接指導し、

最後は見事な一体感を生むこととなった。ジェジュンは「50代くらいのお父さんのノリが完ぺきだった!」

と大満足の様子で、嬉しそうな笑顔をはじけさせた。

 
 

圧倒的表現で魅せる、『僕が死のうと思ったのは』

続いて披露したのは、事前に募集のあったリクエスト曲の中から選ばれたという、

中島美嘉『僕が死のうと思ったのは』のカバー。衝撃的なタイトルと歌詞がかつて話題を呼んだ楽曲だが、

ジェジュンは「歌詞の内容を考えれば考えるほど、自分という存在が本当に小さいものであることを感じるけど、

歌い終わる頃には、『みんながいるから生きていけるんだな』という希望が感じられる曲」と紹介。

続けて、「『ジェジュンがこの世界に存在していることで、私は力をもらって頑張ってるよ』と

仰ってくれるファンの方々もたくさんいます。逆に僕は、皆さんがいるから、どんな大きな波がきても、

いつでも乗り越えられた。皆さんがいたからこそじゃないかなと思います」と改めてファンへの感謝の想いを語った。
そうして歌った同曲、ジェジュンは声に儚げな美しさをまといながら、一気に歌の世界へ引き込む

さすがの歌唱力を見せつけた。ジェジュンの口から発せられる「死」というショッキングな言葉も、

どこか温かさを感じさせる迫真の歌声に飲み込まれ、ファンも息をのんで聴き入っていた。

その後は、火炎が上がるダイナミック演出の中『Mine』を披露。

途中、妖艶な“エアーピアノパフォーマンス”も炸裂し会場を沸かせた。

 

そんな様々な想いを乗せて披露するのは、この日発売された日本ソロデビュー曲『Sign』。
共に歩んできた大勢のファンに見守られ、渾身のミディアムバラードを堂々歌い上げた。
大サビでは、クライマックスを盛り上げるように噴射された、祝福の金テープが舞い降りた。 
 

『守ってあげる』はジェジュン、そしてファンのメッセージ

そして、いよいよラストの楽曲。「一緒に歌おう?」という言葉から始まったのは、

自作曲『守ってあげる』だ。わかりやすいメロディと愛情溢れる歌詞で、

サビはファンと一緒に大合唱するのがお決まり。ファンとジェジュンを繋ぐ大切な楽曲だ。
途中の大サビに差しかかると、開演前にスタッフよりこっそりレクチャーされていた、

ファンのスマートフォンライトを使ったサプライズも実施。会場いっぱいに広がる白い輝きは、無数に輝く星のよう。

ジェジュンは「綺麗……」と嬉しそうに会場を見渡すと、瞳を閉じながら、ファンの愛溢れた歌声に耳を傾けた。

そして、幸せそうな笑顔で、「もう一回、歌ってみよう?」。まるで恋人に語りかけるように甘く優しい声で、

2回目の合唱をリクエスト。繰り返される幸せなメロディと共に、温かな時間が流れる。

「この曲は、歌っても歌っても、良い曲だね」「もっと一緒に歌う?一緒に歌ってみよう。せーの」。

そう話すジェジュンの穏やかな笑顔が、ファンにとって何よりの幸せなのだろう。

サビの“守りたいよ 君の悪い癖も全てが 僕を笑顔にさせる”という歌詞――。

ジェジュンのメッセージでもあり、ファンのメッセージでもあった。
ハート形の紙吹雪がひらひらと舞い落ちる中、語りかけるように歌い合い、心を通わせた。

 

「思い出の中での再会」に込めた意味

最後は、トロッコに乗ってアリーナ席を一周。ファンと近い距離で、直接感謝の挨拶を届けて回った。
そして、「今回の(ライブの)タイトルは“思い出の中での再会”。泣きたい時も、笑いたい時もありましたけど、

長い時間一緒に過ごしてきた方も、つい最近僕を知ってくれた方も、一緒に思い出をつくりながら、

もっともっと長い時間、過ごしていきましょう」とメッセージ。「いつも僕のことを守ってくださって、

本当にありがとうございます!」と叫び、丁寧にお辞儀。大歓声が巻き起こる中、ステージを後にした。

連日多くのTVに出演し、めざましい活躍をみせているジェジュン。親しみやすいキャラクターだけでなく、

歌番組ではその歌唱力を存分にみせつけ、新たなファンも続出しているようだ。

そんな好調なスタートを切ったジェジュンが、今回のライブを「思い出の中での再会」と銘打ち、

これまでとこれからを全てのファンと分かち合い、新たに歩み始める決意を見せてくれた。

そんな風に感じられたライブだった。

ジェジュンはその後計5都市9公演を完走。

8月4日(土)、5日(日)には武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナでアンコール公演を行う予定。

チケットは7月28日(土)10:00より一般販売を開始する。