OLD 2 DA NEW SCHOOL -119ページ目

MUDDY WATERS/Electric Mud (1968)




ブルースの巨人MUDDY WATERSが68年にリリースしたアルバム。ジミヘンに影響を受けた製作された異色作とのことで、確かにこれは、もうブルースではなく、ファンク、サイケ・ロックだね。ドカドカしたドラムにサイケデリックなギターが唸るファンク1.I Just Want To Make Love To You、重たいドラムが効いたブルース・ファンク2.I'm Your Hoochie Coochie Man、ヘビーなドラムにギターが唸る4.She's Alright、イントロのドラムブレイクもイカすファンキー・チューン5.Mannish Boy、サイケデリックでファンキーな6.Herbert Harper's Free Press News、ヘビーなファンク7.Tom Catが特に好きですね。ファンク好きならぜひ聴いてほしいアルバム。(2014/04/16)

CHERRELLE/High Priority (1985)




JAM&LEWISの秘蔵っ子的な美人R&BシンガーCHERRELLEが85年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはもちろんJAM&LEWIS。ALXANDER O'NEALとのデュエットで大ヒットした代表曲の「Saturday Love」収録。全編JAM&LEWIS印のサウンドで、特にロックテイストでハードエッジな2.You Look Good To Me、ミネアポリス・ファンクの3.Artificial Heart、アップテンポなエレクトロ・チューン5.Oh No It's You Again、前述のグレイトなメロウ・クラシック6.Saturday Love、切ないメロウ・ミディアム7.Will You Satisfyがお気に入り。CHERRELLEの歌声も素敵だね、ほんと。ジャネットよりこっちを押していけばよかったのにね、JAM&LEWISは。(2014/04/14)

T. REX/Electric Warrior (1971)




グラム・ロックの代名詞的なグループT. REXが71年にリリースしたアルバム。MARC BOLANのセクシーなボーカルも印象的だけど、このジャケットのカッコ良さといったら!最高にロックしてるね。ファンキーなドラムのイントロから惹き込まれる1. Mambo Sun、オーケストラも導入した2. Cosmic Dancer、80年代にPOWER STATIONがリバイバルヒットさせた6. Get It On、小気味良いドラムが耳を惹く7. Planet Queen、「Get It On」タイプの9. The Motivator、ハード・ロックしている11. Rip Off、ボーナスで収録されたクラシックなイントロから一転してノリが良くなる12.There Was a Time-Raw RampがGOOD。(2014/04/13)

AK SKILLS/One Life Ta Live (1996)


NYのMC"AK SKILLS"が96年にTru Criminal Recordsからリリースしたシングル。プロデュースは、EDDIE JAMES。スペーシーなジャジー・ヒップホップA1. One Life Ta Live (Dirty)、 CAL TJADER/Leyte使いのA1.以上にファットでスペーシーなB1. East Ta West (Dirty)と両曲ともにGOOD。(2014/04/12)

AK SKILLS/Check Tha Flava (1996)


NYのMC"AK SKILLS"が96年にTru Criminal Recordsからリリースしたシングル。LORD FINESSEプロデュースでジャジーかつファットなA2. Check Tha Flava (Dirty)が好きですね。BUCKWILDが手掛けたB2. Nights Of Fear (Dirty)も悪くはないけど、アベレージかな。(2014/04/12)

BILL WITHERS/Naked & Warm (1976)




ソウル界の良心BILL WITHERSが76年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、BILL自身。粒揃いなアルバムで、小気味良くて渋いファンキー・チューン1. Close To Me、じわじわと熱くファンキーになる2. Naked & Warm (Heaven! Oh! Heaven!)、イントロのドラム・ブレイクがイカす「Lean On Me」タイプのグルーヴィーな3. Where You Are、ピアノが効いた郷愁感漂う4. Dreams、躍動感溢れてグルーヴィーな5. If I Didn't Mean You Well、優しく包み込むような6. I'll Be With You、 BILLらしくないアーバンというか洗練された10分を超えるダンス・ナンバー7. City Of The Angelsとほとんど聴けるね。特に「City Of The Angels」なんてBILLの新たな一面を見れて驚いたな。BILL好きはもちろんR&B好きなら聴いておくべきアルバムだと思う。(2014/04/10)

CRUSADERS/Ghetto Blaster (1984)




CRUSADERSが84年にリリースしたアルバム。ドラムがSTIX HOOPERからLEON NDUGU CHANCLERに代わってますね。CRUSADERSにも遂にデジタル化の波がきたのかな。古くからの彼等のファンにはあまり評判は良くないかと思うけど、80年代中期のR&Bやディスコが好きならグっとくる内容ですね。デジタル・ディスコ・フュージョンって言葉がピッタリな1.Dead End、女性ボーカルをフィーチャーした歯切れの良いR&Bナンバー2.Gotta Lotta Shakalada、これも女性ボーカルをフィーチャーした明るくてノリの良い3.New Moves、タイトなドラムがカッコ良いフュージョン・ファンク4.Zalal'e Mini (Take It Easy)、WHAM/Everything She Wantsにかなり似たノリノリなR&Bナンバー5.Night Ladies、極上のアーバン・メロウ・ミディアム6.Mr. Coolと好曲満載。昔のCRUSADERSも良いけどこういう感じも最高だね。(2014/04/09)

THE EGYPTIAN LOVER/Egypt, Egypt (1984)



西海岸ヒップホップのパイオニアの一人THE EGYPTIAN LOVERが84年にFREAK BEAT RECORDSリリースしたシングル。プロデュースは、THE EGYPTIAN LOVER自身。エレクトロ・ヒップホップのクラシック「Egypt Egypt」に尽きるね!中学生の頃、ラジオの藤原ヒロシのマスターミックスでかかっていたのが出会いで、この曲かけながらブレイクダンスの練習に励んでいたな~、懐かしい!

A. Egypt Egypt
「ハァー、ハァー」って女性の喘ぎ声とともにKRAFTWERK/Numbersのビートで始まるイントロから最高だね。ヴォコーダーやTHE EGYPTIAN LOVERのラップと言えない語りもバッチリ。AFRIKA BAMBAATAA/Planet Rockの影響大というか、構成を含めてほとんど同じなんだけど、独特な妖しさが充満しているね。
B1. And My Beat Goes Boom
ほとんどビートとスクラッチのみの簡素なトラック。「Egypt Egypt」よりはしっかりラップしているかな。
B2. What Is A D.J. If He Can't Scratch?
「Egypt Egypt」に近い感触のエレクトロ・ヒップホップ。
B3. The Ultimate Scratch
ICE-T/Recklessのようなドラムマシン乱れ打ちのトラックに究極?のスクラッチをフィーチャーしたインスト。究極のスクラッチと謳っているが、この時代でも明らかに下手でしょ ? D.STと聴き比べると一目瞭然。

エレクトロに興味がないとゴミみたいな扱いされると思うけど、ヒップホップの歴史の一部なんで、一度は聴いてほしいと思う。(2014/04/08)

DJ HOLLYWOOD/Hollywood's World (1987)


レジェンドのDJ HOLLYWOODが87年にAbdull-Akbar Records Inc.からリリースしたシングル。A. Hollywood's Worldは、ISAAC HAYES/Ike's MoodからSPYDER D/Placin' The Beat、MFSB/Love Is The Messageと変わるトラック上で元祖ヘタウマな歌とラップを披露する永遠のクラシック!B. Smoking Jumbosもシンプルなエレクトロ・ファンクがナイス。(2014/04/07)

D-SHOT/Shot Calla (1993)




THE CLICKのD-SHOTが93年にSICK WID IT RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、STUDIO TON。E-40とMAC SHAWNをフィーチャーしたベイ・ファンク1. Punk Ass Nigga、E-40をフィーチャーしたBAR-KAYS/Attitudes使いの哀愁溢れる2. Crooked Cops、E-4OとMUGZIが参加した渋いファンク・チューン3. Wheels、ファンクビートに哀愁溢れるシンセとピアノのメロディ、そして男声コーラスも雰囲気を惹き立てるクラシック7. Call Me On The Under、SUGA-Tをフィーチャーした郷愁メロウ8. You Ain't Shit、エロエロ・ベイ・ファンク10. Porno Star IIがお気に入り。傑作とは思わないけど聴いておくべきベーシックなアルバムだと思う。(2014/04/06)