OLD 2 DA NEW SCHOOL -107ページ目

JEFF BECK/Emotion & Commotion (2010)




世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが2010年にリリースしたアルバム。うーん、正直、面白くないね… 聴けたのは、壮大な3. Never Alone、環境音楽っぽい8. Nessun Dorma、JOSS STONEをフィーチャーした郷愁感溢れる9. There's No Other Meの3曲のみ。(2014/10/15)

ABOVE THE LAW/100 Spokes (1996)


WESTの大御所グループABOVE THE LAWが96年にリリースしたシングル。96年の『Time Will Reveal』からのカット。プロデュースは、COLD 187UM。ATLらしさ満点のドス黒いファンクA1. 100 Spokes (Album Version)、CRAZY CによるMANTRONIX/Fresh Is The Word使いの郷愁メロウ仕立てA2. 100 Spokes (Fresh On D's Remix)、オリジナルとあまり変わらないが、少しダークに仕上げたA3. 100 Spokes (Cold 187um Remix)、MC RENをフィーチャーしたどんよりと曇った感触のB1. Killaz In The Park (Album Version)、MAC DAD-Eによる郷愁感溢れるB2. Killaz In The Park (Mac & A.K. Remix)と全曲イケるね。(2014/10/14)

FAB 5 FREDDY/BESIDE/Change The Beat (1982)


グラフィティ・アーティスト、MTV「Yo! MTV Raps」のVJでも知られるFAB 5 FREDDYとフランス人の女性ラッパーBESIDEが82年にCELLULOIDからリリースしたシングル。プロデュースは、MATERIAL。

A.FAB 5 FREDDY/Change The Beat
打ち込みドラムに妖しげなシンセ、ディレイ処理、フランス語と英語を混ぜたラップがじわじわと脳内を刺激するクラシック。一度聴いただけでは分からないが、何回か聴くと病みつきになるね。
B.BESIDE/Change The Beat
最後のヴォコーダー「Ahhhhh, this stuff is really fresh」のフレーズがこの曲の全て!当時のDJは全員もっていたんだろうな。D.STの真似して普通のターンテーブルでスクラッチ練習したなぁ、そういえば。曲自体はFAB 5 FREDDYバージョンとほとんど同じだけど、フランス語と英語を混ぜたラップ、ヴォコーダー、妖しげな日本語(?)も飛び出すこの曲の方が面白いかな。
(2014/10/13)

SUNFIRE/Same (1982)




REGGIE LUCASがリーダーのグループSUNFIREが82年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、REGGIE LUCAS、JAMES MTUMEがパーカッション、MARCUS MILLERがベースで参加。噂に違わぬ好盤で、ホント隙がないね~。アーバンなディスコ・ファンク1.Shake Your Body、都会的なダンス・ナンバー2.Step In The Light、ズッっと重たいビートのファンク3.Feet、疾走感溢れるダンス・ナンバー5.Keep Rockin' My Love、切れの良いディスコ・ファンク7.Sexy Lady、優しげなミディアム8.Young, Free And Single、ボーナス・トラックでシングル・リリース・オンリーのエレクトロ感のあるアーバン・ディスコ9.Never Too Late For Your Lovin'と好曲満載。スロウがイマイチだったのは残念だけど、ファンク/R&B好きは聴くべきアルバムでしょう。(2014/10/12)

MACEO PARKER/Funkoverload (1998)




ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERが98年にリリースしたアルバム。とても楽しく、活き活きと演奏しているMACEOが印象的なアルバムで、特にMACEOの息子のラップをフィーチャーしたファンク1. Maceo's Groove、グルーヴィーな2. Uptown Up、SLY & THE FAMILY STONEの豪快なカバー3. Sing A Simple Song、小気味良いファンク5. Elephant's Foot、MARVIN GAYEのラップ入りカバー6. Let's Get It On、重心の低いファンク7. Youth Of The World、70年代のレア・グルーヴを再現したかのような8. We're On The Move、MARVIN GAYEのグルーヴィーなカバー9. Inner City Blues、楽しげなファンク11. Do You Love MeがGOOD。ファンク好きならぜいひ聴いておきたいアルバムだね。(2014/10/11)

Tales From The Hood(1995)




95年にリリースされたホラー・ムービー『Tales From The Hood』のサントラ。ホラーということで、その手の曲調も多いけど、メロウなものもあって楽しめます。DOMINOとCHILLによるによる落ち着いたメロウ・チューン3. Tales From the Hood/DOMINO f/ CHILL、ハーコー・ホラー・ナンバーの4. Born II Die/SPICE 1、おどろおどろしい6. I'm Talkin' to Myself/NME & GRENCH THE MEAN 1、郷愁感溢れる素晴らしくソウルフルな7. The Hood Got Me Feelin' the Pain/HAVOC & PRODEJE f/DAWN GREEN、枯れた味わいの8. One Less Nigga/MC EIHT、いつもどおりのブヨブヨ感がたまらない11. Hot Ones Echo Thru the Ghetto/THE CLICK f/LEVITTIがお気に入り。(2014/10/08)

BREEZE/The Young Son Of No One (1989)




KING TEEのクラシック「Played Like A Piano」や「Freestyle Ghetto」に参加したウエスト・コーストのMC”BREEZE”が89年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、当時のL.L.COOL Jを手掛けて名を上げたL.A.POSSEとD.J. POOH。的確なライミングを聴かせる良いMCだったけど、アルバムはこれ1枚なのかな?トラックも高水準なのになぜかスルーされた悲しきアルバムの一つだね。

A1. T.Y.S.O.N.
フルートのサンプリングが効いた渋いファンキー・シット!
A2. Pull A Fast One
LYN COLLINS/Thinkのビートが弾けた鬼ファンキーな一発!イントロのラテンビートも最高!
A3. Steadily Tryin' To Flow Like.....
ジャジーな感じだけど、イマイチかな。
A4. Goin' Through A Phase
WILSON PICKETT/Get Me Back on Time, Engine #9を使った不穏な雰囲気を感じるナンバー。うーん、渋いね。
A5. Loungin'
GEORGE DUKE/Reach for Itネタだけど、ビートがイマイチかな。
B1. L.A. Posse
ZAPP/More Bounce to the Ounce、BOOTSY COLLINS/Hollywood Squares、HANK BALLARD & THE MIDNIGHTERS/From the Love Sideを使ったまさにウェッサイ・ファンクなクラシック!
B2. Girls On My Mind
FRED WESLEY AND THE J.B.’S/Same Beatネタだけど、これもドラムがね…
B3. Scene Of The Homicide
HEADHUNTERS/God Made Me Funkyにハードなギターを絡めたスリリングかつドープなナンバー!
B4. Great Big Freak
THE CHAKACHAS/Jungle Fever、JAMES BROWN/Funky Drummer使いの疾走感溢れるファンキー・チューン!
B5. Watch The Hook
ヒップホップ国家INCREDIBLE BONGO BAND/ApacheにROGER/So Ruff, So Tuffを合わせた鬼ファンキーな傑作!


ついでにシングルも。




BREEZE/Great Big Freak (1989)


ウエスト・コーストのMC”BREEZE”が89年にリリースしたシングル。プロデュースは、L.A.POSSE。

A1. Great Big Freak (Remix) リミックスは、BIG DAD、BREEZE、JAM MASTER JAY、MUFFLA。オリジナルに比べてマイルドになっているかな。オリジナルが好みだね。

A2. Great Big Freak (LP Version) THE CHAKACHAS/Jungle Fever、JAMES BROWN/Funky Drummer使いの疾走感溢れるファンキー・チューン!

B1. T.Y.S.O.N. (LP Version) フルートのサンプリングが効いた渋いファンキー・シット!

B2. T.Y.S.O.N. (Censored Version) オリジナルにファンクネタを合わせて分厚く仕上げていてカッコイイね!

(2014/10/07)

TUNG TWISTA/Runnin' Off at Da Mouth (1992)




早口世界一のTWISTAがTUNG TWISTA名義でリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、D.J.RYTHM、QUICK SILVER COOLEY、LOW LEVEL PRODUCTIONS、TITAN。古くからのヒップホップ・ファンには、この頃のニュースクールなイメージの方が強いよね。疾走感溢れる1. Ratatattat、勢いがあるジャジー&ファンキーな2. Razzamatazz/Jazzamatazz、JAMES BROWN/Funky Drummerに爽快なネタを合わせた3. No Peace Sign、JBライクなファンキー・チューン5. Mr. Tung Twista、小気味良くてファンキーな6. Back 2 School、音数が少ないながら惹きつけられる9. Snap Happy、ジャジーな11. Say Whatがお気に入り。ニュースクール好きなら聴いて損はないアルバムですね。(2014/10/06)

JEFFERSON AIRPLANE/Long John Silver (1972)




サンフランシスコを代表するサイケ・ロック・バンドJEFFERSON AIRPLANEが72年にリリースした7thアルバム。後に80年代に「We Built This City」(邦題:シスコはロックシティ)をヒットさせるSTARSHIPのルーツとは到底思えないサウンドだね。郷愁感溢れるギターが耳を惹く2. Aerie (Gang Of Eagles)、疾走感溢れる3. Twilight Double Leader、激しい歌が突き刺さる4. Milk Train、ドラマチックな6. Easter?、カントリー・タッチの7. Trial by Fire、ハードなロックを聴かせる9. Eat Strach Monがお気に入り。(2014/10/05)

EDDIE HENDERSON/Mahal (1978)





トランペット奏者EDDIE HENDERSONが78年にリリースしたアルバム。HERBIE HANCOCKやHEAD HUNTERSの面々がサポート。HERBIE HANCOCKのカバーでグルーヴィーな1.Butterfly、メロウ・ミディアム・ファンクの2.Cyclops、幻想的なエレピも魅力的なスロウ3.Emotions、軽快なディスコ・フュージョン4.Prance On、グルーヴィーな5.Amoroso、ゆったりとしたスロウ6.Mahalと好曲たっぷり。とても聴きやすいアルバムだね。(2014/10/04)