三菱扇風機 コンデンサーの交換 | オールド・テクニカル

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古いミニカー、鉄道模型が主ですが、他にも昭和レトロな物等、私が興味を持った物のブログです。

 

 

三菱扇のR25-S2型(緑色)です。

 

処分されそうになっていた所を

もらって来たモノです。

 

残念ながらウンともスンとも動きません。

(^^;)

 

扇風機が動かなくなってしまう原因は、

様々御座いますが、大抵は、

コンデンサーが原因です。

 

その他の原因として私の経験上では、

モーター軸の油切れ、

スイッチ部の接触不良、

電源コード内の断線、

コンセントプラグ付け根内部の断線です。

 

今回、直すR25-S2は、

コンデンサーがダメになっている様なので

コンデンサーを交換します。

 

 

大阪の日本橋でモーターに使える

2.7μF、250Vの

メタライズドポリエステルフィルムコンデンサーを

入手して来ました。

 

R25-S2型のコンデンサーは、

2.7μFなので丁度いいモノが

あって良かったです。(^^)

 

ボルト数は、大きいモノに

越したことは、ありませんが

ファラット数があまりにも

違い過ぎると風量に問題が生じます。

 

丁度いいモノが無い場合は、

数値が少し大き目で、なるべく近い

数値のモノがいいと思います!(^^)b

 

 

 

 

新しいコンデンサーをハンダ付けする前に

必ず、一度、仮でつなげて

風量等々も含めて何も異常が無いか、

確かめてからハンダ付けします。

 

扇風機のコンデンサーは、無極性で

+、-を気にする必要はありません。

 

 

 

新しいコンデンサーに交換した年月日等々

必要な情報を書き込んでおくと、

いいかもしれませんね。(^^ゝ

 

 

コンデンサーを交換するついでに

一手間、

 

 

首振りのギアボックス内のグリスを

新しくします!

 

 

メッチャ汚いですね~(^^;)

 

 

外す事が出来るモノは、外してキレイにします。

 

 

正しくギアを組み直し、新しいグリスで

満たしてあげれば、オッケーです。(^^ゝ

 

 

 

他に問題点が無ければ、

これで、修繕とメンテナンスは、

終了です。(^^ゝ

 

 

古い扇風機、特に金属ボディーのモノは、

過剰品質と言う事で大変素晴らしい一品です。

コンデンサーを交換してあげたり、

しっかりメンテナンス等を

してあげれば、まだまだ何十年も

使う事が出来ます!

 

古い扇風機は、

「火が出るから使うのが怖い」と言う

声をよく耳にしますが

 

今現在普通に売られている

プラスティックボディーの扇風機の方が

よほど使うのが怖いと私は、思います。(^^;)

 

品質は、全ていい訳では、無く

数年で壊れてしまうしで・・・

(^^;)

 

金属ボディーの扇風機は、

もし万が一、コンデンサーが

破裂しても、その爆発力に

耐える事が出来ます。

 

プラスティックボディーの扇風機は、

コンデンサーの爆発力に耐えきれなかったり、

ボディーに引火する危険性があったり、

劣化により首がもげてしまったりと

大変注意が必要です。

 

新たに古い扇風機の入手を

お考えの方は、金属ボディーの

扇風機をおススメ致します。(^^ゝ

 

しかし、

めちゃんこ重量があります!(^^;)

 

 

写真右の緑色コンパックは、コンデンサーが一度、

派手に爆発してどえらい事になりましたが

新しいコンデンサーに変えた後は、

何事も無かったかの様に普通に

使えております。

 

 

私の家では、

古い扇風機しか生き残っておらず、

新しく買った扇風機は、全て

数年で動かなくなりました!

ホームセンターで買ったヤツは、

異常な発熱で出火寸前に!

そんな経験をした我が家では、

古い扇風機も新しい扇風機も

火災のリスクは、変わらんな~と言う事もあり

 

私の祖父が当時リアルタイムで買って

ずっと使い続けて来た扇風機も含めて、

 

今現在、私のコレクションが

祖父母の家や、おじさんの家にまで

駆り出されております。(^^;)ゝ

 

 

大量消費時代と言われている今の日本、

日本古来からある「勿体ない」は、

いったいどこえやら・・・

 

私は、勿体ない精神をむき出しに

日々奮闘しております!( ̄へ ̄;ゝ