シティ・オブ・ゴッド | Old Cinema Paradise...
April 18, 2006 19:09:51

シティ・オブ・ゴッド

テーマ:青春

 今回紹介する作品は、ブラジル発のスタイリッシュかつドキュメンタリーなテイストを盛り込んだ シティ・オブ・ゴッド(2002年) !!


                                                     

 CD オフィシャル・サイト http://cityofgod.asmik-ace.co.jp/

【解説】

 1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。 そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。 ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。 一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。 70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。



【感想】

 キャスト・俳優ともに無名。 けれども自分の中ではベスト3には入るだろう傑作爆弾


 オープニングの鶏からエンディングへと繋がる構成。 他のことを考える余裕すら与えないテンポのよさ。音楽と映像のスタイリッシュな組み合わせ。 ここまで作品の世界に引き込んでくれる映画はそうそうないと思うビックリマーク


 作品自体は、ノリのいいラテン・ミュージックにあわせ主人公ブスカペの成長をユーモアを交えながら描いているが、簡単に人を殺す少年たち、とくに笑顔で人を殺すリトル・ゼ... 怖すぎです!!


 意味のない殺しが出てくる映画は嫌いだけど、これは違う。 そのユーモアや青春劇の中に、過去の話とはいえ、ブラジルの実態が込められているからだ。 現在はそれほどでもないが、実際のブラジルでも、このように殺人事件や強盗が多発しているのが実態らしい... いつ殺されるかわからない状態にあるゲットーが実在していると言うことは、日本人には想像もつかないと思う... 日本のような平和ボケの国との格差は想像以上に大きい......あせる 

 そんな世界で生まれた彼らのような人々は、わずかなサッカーや芸術といった分野で成功する者以外、抜け出すことはできない。 ましてや、抜け出そうとする意識も芽生えないうちにギャングとなり若くして死んでゆく。 


 そんなゲットーの汚さや貧しさ、そして銃社会の怖さがとてもリアルに描かれ、ストーリーだけでは拒否反応を示す人も多そうだ。 けれど音楽と映像の斬新さが、それをやわらげてくれているのかもしれない。


 エンディングはゲットーの本質をさらけ出し、恐怖も感じさせるけれども、見終わった後には、やまない興奮とともに爽快感も味わえるはずです!! 


 絶対にはずせない1本なので、まだ見てない人はぜひっ!!!!!!



 監督フェルナンド・メイレレスの最新作ナイロビの蜂はただいま公開中♪

CD オフィシャル・サイト http://www.nairobi.jp/


【K-TA】


監督: フェルナンド・メイレレス Fernando Meirelles
共同監督: カティア・ルンド Katia Lund
製作: アルドレア・バラタ・ヒベイロ Andrea Barata Ribeiro

マウリシオ・アンドラーデ・ラモス Mauricio Andrade Ramos
原作: パウロ・リンス Paulo Lins
脚本: ブラウリオ・マントヴァーニ Braulio Mantovani
撮影: セザール・シャローン Cesar Charlone
編集: ダニエル・レゼンデ Daniel Rezende
音楽: アントニオ・ピント Antonio Pinto

エド・コルテス Ed Cortes
 
出演: アレクサンドル・ロドリゲス Alexandre Rodrigues ブスカペ

レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ Leandro Firmino da Hora リトル・ゼ(リトル・ダイス)

セウ・ジョルジ Seu Jorge マネ

アリス・ブラガ Alice Braga アンジェリカ

ダグラス・シルヴァ Douglas Silva リトル・ダイス



old-cinema-paradiseさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス