天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す | エナフンさんの梨の木

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10日間のGWはさすがに長かったですね。特に私ら株式投資家にとっては、相場が動いていることが活力の源みたいなところがあるので、10日間も相場が止まってしまうと、退屈さを感じてしまいます。当初からそんなことは十分予想できましたので、GW前に本を3冊ほど買っておきました。(結局まだ2冊しか読んでいないが…)

で、その読んだ2冊というのがこちらです。

 

天才数学者のエドワード・O・ソープがギャンブルや投資で勝ちを積み上げてきた方法が書かれています。どちらかというと、黒い上巻の方がこの方の伝記であり、赤い下巻はそんな人生の中から得られた知恵がまとまっています。

 

(ギャンブルも投資も)どちらもお金の管理が必要で、リスクとリターンのバランスをうまくとらないといけない。大きくかけすぎるのは、1回1回は有利だったとしても、破滅への道だったりする。(中略)投資では心構えが大事なのもギャンブルに近い。

~上巻CHAPTER11 ウォール街-地上で最大のカジノ~

 

さて、このリスクとリターンのバランスを取るというのが、本当に難しいと感じています。私はこれまでピーターリンチの株式投資の法則から、5のルール(5~10銘柄程度に集中投資をするとちょうどいいという経験則)に従って投資をしてきました。実際、この方法でここまで、うまくやってきたわけですから、引き続き、この基準で続けようとは思うのですが、保有銘柄はすべて自信の勝負銘柄ということは実は少なく、1~3銘柄程度が勝負銘柄で、残りは押し出され式に、「まぁ、こいつなら投資してもいいかな…。」くらいで買っていたりします。(ただ、そんな中から想像以上の大上昇銘柄が飛び出したりするので、バカにはできない。)

 

で、この本を読み進めていくと、下巻にこんな記述がありました。

つまり、エッジが大きければ大きいほど掛け金を大きくするのが直感的に正しい。ではいくら賭ける?(中略)ケリー基準の最適な掛け金の元手に対する割合は、自分のエッジをオッズAで割ったものに等しい。

~下巻CHAPTER27 資産配分と運用の考え方~

 

ここでいうエッジとは、いわゆる期待値のことで、私の本では原理を知れのところで少し触れている期待成長率の概念とほぼ同じです。

 

ただ、ギャンブルと違って株式投資の場合は、なかなかこの基準をうまく使うことが出来ません。ここでいうエッジ(期待値)もオッズ(最大利潤)も正確には誰にも算出することが出来ないからです。未来のことはわかりませんからね。

ただ、エドワード・O・ソープは主にアービトラージ(裁定取引)の世界でこのエッジとオッズを算出することに成功し、長期にわたって勝ち続けることに成功しています。裁定取引は数学的に答えを求められる世界ですから。

 

ということで、今日は早朝から、私がやってきた割安成長株投資において、この基準をうまく使う方法はないか?ずいぶん長い時間、数字とにらめっこをしてしまいました。エッジを何に置くべきか?オッズをどこから引っ張ってくるか?割安さの概念はエッジとオッズのどちらにどう影響するのか?

 

何となく、答えのようなものが出始めましたので、続きは次回以降。

 

 

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