人生の勝ち組だと疑わなかった高澤だったが、海外赴任での妻の不調から雲行きが怪しくなる 
 実は病気だった妻に寄り添うこともできず離婚してしまう 

 そのあとは会社の倒産、財務処理、損保会社への再就職、鬱により失職し、田舎の大学の教員 
 なんと波乱万丈!

まだまだ続く、新天地での恋、息子の受験、親の看取り、、、、
 リアルです!今の私には身近な話ばかり 

  

元妻も登場するので、男と女の考え方の違いも面白かった 
 独りもんの私はどちらかと言えば高澤寄りで共感できました 

 完璧なようでたまに隙ある高澤に好感すら持ちました

 
 何一つ思い通りにならない人生、だからこそ面白い、高澤の父の言葉にニヤリとなりました 
 その余裕を楽しめるほどになるには、私もまだまだ先のようですが

 

タイトルの銀婚式の意味が何なのか、首をかしげながら読みラストの一行で判明します
 あぁ、そういうことか、、、、

 この後どうなるのか、個人的にはそろそろ心穏やかな暮らしを高澤に与えてあげたいがww