少額固定資産の判定 | 無理せず税金を知る

少額固定資産の判定

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オクシンです。

先日クライアントから質問を受けた少額固定資産のお話です。

10万円未満の取得は、その期で全額損金算入可能という
話は結構知られております。

でも、この範囲の判定についてはあまり知られていない
みたいです。

10万円未満の判定はどうなっているかというと、、、

通常1単位として取引されるその単位ごとに判定します。


例えば、応接セットの場合は、通常、テーブルと椅子が
1組で取引されるものなので、1組で10万円未満になるか
どうかを判定します。

また、カーテンの場合は、1枚で機能するものではなく、
一つの部屋で数枚が組み合わされて機能するものなので、
部屋ごとにその合計額が10万円未満になるかどうかを判定
します。

机と椅子を小分けにして、各々10万円未満だから全額損金
にできると思ったら、税務調査時に指摘されてしまいます。

利用の単位で判定です。

注意しましょう!