最近やたらとこの質問をいただく。


頭の中に事業計画ってあるようで、

文字や数値にすることが難しいらしい。

会計の専門家ではないから。

また、事業計画ってフォーマットがあるわけじゃないので

何を書いていいのかちんぷんかんぷんなのでしょう。。。。


確かに、日々の記帳や申告は会計士なり税理士に任せればいい。

むしろそれを自分でやっているのはよほど暇かお金に余裕がないかだ。


でも、以下のことはできているだろうか。


1.経理・税理士から説明を受けた決算書について理解し、次の経営に生かしているか


決算書を理解することがひとつのハードル。

で、来期の計画を立てること、これがもうひとつのハードル。

両方クリアできなければ、何も得られていないのと同じである。


過去を振り返り、「ああ損したな」では次も損をする。

過去を振り返り、「来期はここを工夫しよう」であれば違った結果になるだろう。


2.3年後~5年後の自分を想像できているか

年商でもいい、利益でもいい、従業員数でもいい。

少なからず具体的な「数値」を想像できているか。


これがなくて今をがむしゃらに生きていても、

今以上伸ばすことは至難の業である。



前置きが長くなってしまったが、ではどうやって事業計画を作るのか?

<文書編>

①自社、自分の能力を知る。その上でSWOT分析をする。

 (SWOT分析とは、自社の強み、弱み、事業の機会、事業の脅威を洗い出すことである)


②ターゲット、顧客ニーズを洗い出す。コアとなるもの、そこから派生するもの。


③市場分析をする。

 私でいう会計事務所でいえば、岡崎市の事業者数が現在1万5千件弱であるので、

 市場規模はその程度。岡崎市の税理士としては、200名弱であるのでパイがわかる。


<数値編>

1.5年間の売上予測をする。

その際に、必ずターゲットごとに予測すること。

A顧客…○○円 B顧客…○○円

あとは、商品ごとにも分類

a商品…○○円 b商品…○○円


2.5年間の投資計画を考える

自動車、設備、新機械・・・等


3.費用を、変動費と固定費に分解する。

変動費…商品 運賃 梱包費 等

固定費…家賃 人件費 インフラ代 減価償却費等


4.売上予測に上記に分けた費用を振り分けていく。

そして、利益まで計算する。



事業計画というのは私の商売道具ですが、

特に出し惜しみするわけではないので、より具体的なツールや

記載方法は興味のある方はまた連絡してください。

でも、上記内容だけでもかなりかけそうな気がしませんか!?


愛知県内でしたら、時間の許す限りは見てみますのでお気軽にメッセージを。

(あまりに数が多い、こちらの時間が取れない等の時はご容赦を!!)



岡崎市 税理士/大国会計事務所