うおのめ(魚の目)正式な病名は鶏眼といいます。

魚なのか、鳥なのか。

いずれにしても中央に芯があってこれが痛いんです。

これに対し胼胝(べんち)はタコといわれます。ペンだこが代表的

 

当院を受診される方はどこを受診していいかわからなかったといわれる方が多くいらっしゃいます。

 

実はこのうおのめもタコもカミソリで削ったりします。

その際必要なテクニックは、皮膚移植の際、皮膚を採取するときに使うテクニックです。

だから私たち形成外科医は結構得意。実際の症例写真をお見せします。

この方は60代の女性の方です。痛いのではとかなり心配されていました。

前もってスピール膏という薬を数日貼っていただくと痛みが落ち着き芯が取れやすくなります。

勿論麻酔などは必要ありません。

これがスピール膏を数日張ってきていただき、それをとった状態です。

スピール膏をつけることでかなり痛みはとれます。

ここから芯のみをくりぬきます。

今回は芯が柔らかくなっていましたので、あえてカミソリは使わずくりぬく手法で行いました。

周囲を残していた方が歩く時の痛みも減らせます。この方はその後再発もありません。

痛みもほとんどなかったそうです。

 

数年間悩んでいた方も2回ほどの受診で取れることもあります。

恥ずかしい、どこにいけばよいのか悩んでいるあなた。どうぞご相談ください。

 

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