みなさんこんにちは!
院長の奥井です。
今回は私が治療中に用いている
拡大鏡についてお話したいと思います。
以前は拡大鏡なんて老眼になってからで十分!
と思っていましたが、
実際に使用してみると、見えることの重要性を痛感しました。
たとえば虫歯治療の際には、取り残しの有無はもちろん
神経が近くなるとうっすら赤く神経が透けて見えてきますし、
歯石取りの際には、歯と歯茎の間の黒い歯石を
はっきりと確認することができます。
また、今までであれば歯と歯の間の虫歯を取る際、
かみ合わせの面から大きく削る必要があったのですが、
拡大鏡を用いれば歯の辺縁の大切な部分は残し、
白い詰め物を詰めることができるようになりました。
これをトンネル窩洞といいます。
個人的にはこの拡大鏡と、
白い詰め物を用いた最小限の治療とは
非常に相性がいいと感じています。
私の使用している拡大鏡は
メガネと一体型のタイプなのですが、
現在では一日中つけっぱなしで治療を行っていますので、
耳が痛くなるのが唯一の難点です。。。