6月23日(日)にチャプター三瀬谷第1戦Office ZPI CUPが開催されました。ここ1ヶ月の三瀬谷ダムのフィールドコンディションは、開催日の2~3週間前までスロープ付近の通路が水没してしまうぐらい水位が高く、開催も危ぶまれましたが、1週間前には満水から-1メートルぐらいの水位に落ち着きました。しかし、1週間前の金曜日と土曜日の雨により、水温は25度ぐらいから15度ぐらいまで急激に下がり、また、濁りも入ってしまう状況でした。18日(火)には濁りも取れ始めますが、水質はエメラルドグリーンに変化していました。1日で多くの水が入れ替わると言われる三瀬谷ダムの水質変化が、バスにどれだけの影響を与えるのかが大きなキーポイントになりそうでした。
しかし、好天にも恵まれ前日の22日(土)には水温は24度から25度まで上昇し、水質もクリア及びステインまで回復していました。前日プラクティスにもたくさんの選手が訪れ、フィールドコンディションを読みながら当日の戦略を組み立てているようでした。当日は37名の選手が参加し、賑やかな大会となりました。
大会は開会式後7時10分にスタート。大会本部前のスロープから上流に向かう選手、下流に向かう選手、スロープ付近で釣りをする選手とエリアはダム全体に広がる様子でした。そんな中、優勝は50アップを含むビッグウエイトを持ち込んだ斉選手。通称本田ワンド対岸上流のブッシュの根本奥に7gのヘビダンをねじ込み攻略。2位は5月からほぼ毎週プラクティスを積んだ大淀選手。本田ワンド手前のクリークから本田ワンドまでのストレッチに沈むレイダウンをダウンショットでタイトに攻略。3位は水質の変化を読み下流の沖目カバーを狙った稲垣選手。ダウンショットワッキーで微妙なシンカーのウェイトチェンジで攻略。4位はクリークマウスとブッシュの際をダウンショットで狙った伊藤選手。5位はなんとトーナメント初出場・初参加の西出選手。本田ワンドから大会本部前スロープまでの全てのインレットにおいてスピナベとネコリグで攻略。総じてブッシュかレイダウンに身を寄せているバスをタイトに狙っていくことが上位の攻略パターンでした。
最後になりましたが、今回冠スポンサーとして豪華景品を提供していただきましたOffice ZPI様、閉会式に駆けつけていただきましたOffice ZPI加藤様、運営をサポートしていただきましたチャプター奈良奥出会長、チャプター西の湖松本会長、そして、新体制事務局の運営に対して寛大な心で参加していただきました選手の皆様に感謝いたします。今後とも、安全で健全なチャプター運営を事務局一同目指していきますので、御支援の程をよろしくお願いいたします。