かかとを着けてしゃがめない人 | 整体&パーソナルトレーニングで身体を根本から改善する!西新宿おくがわ整体院blog 新宿 西新宿 中野 渋谷

かかとを着けてしゃがめない人

こんにちは、西新宿5丁目 腰痛・肩こりなど不定愁訴のツライ症状を
エクササイズ&整体で根本から改善する
おくがわ整体院の奥川です

地道な積み重ねで頑張っていこうと思います・・・さて、前置きはそれ位にして
以前に「かかとを着けたまましゃがめない人については次回取り上げます」

と書いておきながら、なかなか取り上げないので「いつですか?」とご覧になっている方よりお便りを頂きました。

忘れてました^^;すみません

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足関節

足首と言った方が分かり良いですよね
まず普通の状態

$西新宿 おくがわ整体院blog-普通

背屈
$西新宿 おくがわ整体院blog-背屈

底屈
$西新宿 おくがわ整体院blog-底屈

という動きが矢状面上の動きではあります。
矢状面って何なの?というのは正面から矢が脳天を貫いた事を想像して、矢が刺さっている方向にパカッと割れた時の面上の動きの事だよ

と専門学校時代の先生に生生しく教えられた事がありますが・・・その様に覚えて頂けると幸いです。

正常歩行時には膝が伸びた状態で足関節背屈10°底屈20°の可動域が最低限必要だそうです

通常は踵を付けた状態でしゃがめない人は足関節に背屈に可動域制限がある事が考えられます(腰部の屈曲制限、股関節の屈曲制限、上肢の位置などによっても変わりますが)

足関節の可動域を制限する要因としては

下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)の短縮が考えられますが

下腿三頭筋はヒラメ筋と腓腹筋という二つの筋肉から構成されていますのでどちらが短縮しているか見極めなくてはいけません。

腓腹筋は大腿骨の内外側果からアキレス腱を経て、踵の骨についています
膝と足首をまたいでいるので「多(2)関節筋」という分類になります。

ヒラメ筋は脛骨、ヒ骨の後面上部3分の1から同じくアキレス腱を経て踵の骨に付きます

関節は足首しかまたいでないので「単関節筋」という分類になります。

最近は著作権がややこしいので直筆のイラストでいきます

$西新宿 おくがわ整体院blog-下腿三頭筋

一応言い訳ですが、3分位で描いてますから、本気じゃないですから
一応元美術部なので言い訳しておきますね・・・

$西新宿 おくがわ整体院blog-ホワイトボード

分かりますでしょうか?ホワイトボードに書いてきましたが
簡単に調べる方法としては、イスなどに座り(または腿裏が突っ張る人はベッドに寝転がって調べて下さい)

膝を伸ばした状態での足関節の背屈可動域
膝を曲げた状態での足関節の背屈可動域を調べる方法があります。

膝を伸ばした状態で背屈に制限があり、アキレス腱の緊張が感じられる場合には
腓腹筋の短縮を疑います

膝を曲げた状態で背屈に制限があり、アキレス腱の緊張が感じられる場合には
ヒラメ筋の短縮を疑います。

可動域制限のある時に私がお勧めするストレッチは
階段などの段差を使ったカーフレイズですね

段の端に足先を乗せ、立ちます
手はバランスを取る為に何かにつかまってもらって構いません

膝を曲げない様に注意しながら、踵を降ろして行きます
そうするとアキレス腱と下腿三頭筋が伸びてくると思います。

しっかりと5秒ほど伸ばした後につま先立ちします(カーフレイズ)

そして、また踵を降ろしアキレス腱と下腿三頭筋を伸ばします
これを自重で5回、3セット位行って下さい。

筋肉は収縮した後に緩む性質があると言われていますので、とても伸びやすくなりますよ



さて、余りないケースかもしれませんが

膝屈曲・伸展どちらでも可動域に制限があり、アキレス腱に緊張が無い場合は
骨棘による可動域制限や関節包の短縮による可動域制限を疑います。

関節包の短縮を疑うなら、距腿関節の牽引(離解法)や距腿関節の凸滑り法というテクニックを使うのも一つの方法です。

$西新宿 おくがわ整体院blog-滑り

ご興味ある方はJMA(関節マニュアルアプローチ)のセミナーにて学べますので
宜しくお願い致します。m(_ _)m

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