ついに、平井先生の暴走が始まった
サンコミックス6巻の
あとがきに…
「うそ臭いアメリカンヒーロー
が嫌いで嫌いでたまらなかった」
と言っている
この6巻の
『金色の目の魔女』は記念すべきエピソード
となった
とにかく作中
いくら当時と言え
放送禁止用語
の連発なのだ
ある日、学校に美人女教師
がやってくる
この日から、怪事件が学校で起きはじめる
ある日
前の学校で「あの女に
息子を殺された!」と言う
父親が「女を殺せ」と学校に
乗り込んできた
結局、頭がおかしい不審者と
いう事で警察に連れていかれる
数日後、この男性のら犬の群れに
襲われ、惨殺されるのだった
今度は、前の学校で変死した
子供の親から、調査を依頼された探偵が
先生を調べているうちに
頭がおかしくなり婦女暴行して
逮捕されのだが…
婦女暴行した相手は、ナンと!
腰のまがったおばあさん
先生の悪口を言ったものは
みんな頭がおかしくなるのだ
いつの間にか学校は
荒れ果ててしまう
暴力やレイプが日常的に
(いくらなんでも、廊下でおしっこは…)
ユウの友達は生肉を食べるように
なり、妹をレイプしようと襲い掛かる
この目を見ると皆おかしく
なってしまうのだ
気が付いたユウ(スパイダーマン)
は目を見ないようにサングラスをかける
サングラスをはずすように
せまってくる女教師!
危うしスパイダーマン!
そして…
2年の男たちが3年の女生徒を
レイプした報復に
3年の男たちが2年の女生徒を
レイプ
ついに2年と3年に別れて
戦争がおこる
ユウは止めようとするが…
逆に襲われてしまう
ついには、機動隊が出動
興奮した機動隊は仲間も市民も
関係なく銃を乱射しはじめる
先生が魔女だと思っていたら…
最後は驚きの結末が待っていた
(ネタバレになりますので…)
でも…これ本当に?
スパイダーマン
(ほとんど登場しなかったし…)
この作品の後に
池上先生は「男組」を
平井先生は「ウルフガイ」
をそれぞれ発表する
このスパイダーマンが「ウルフガイ」
の原点となった作品だった
ウルフガイ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
このマンガ化のおかげで
長い間、封印されていたのが
ついに解禁となった映画ウルフガイは
松田優作さんの映画デビュー作でもある
主演は、志垣太郎さんだった
(当時、志垣さんはスターで
松田のアニキはデビューしたて
の新人だった)
狼の紋章 [DVD]
凄いのは、狼に変身するのに
当時はCGもなかった時代…
「気ぐるみ」だった
私、当時リアルタイムで映画館で
コレを見てしまったのだが
それまでのシリアスな展開から
コレが出てきた時には腰を抜かして
しまった
(ぜひ皆様も鑑賞してみてください)
願いがかなうなら
松田優作アニキの
「ウルフガイ」シリーズが
見たかった!
次週「スパイダーマン」ラスト
に続く
2011年スパイダーマンが死亡と言う
衝撃のニュースが伝わった
詳細は次週のブログにて
本の匠コレクション Amazon出品作品
スパイダーマン 作 平井和正 画 池上遼一
サンコミックス 全8巻セット オール初版(昭和51年)
(貴重なサンコミックス版 古い作品なので
強いヤケやシミはありますが中身は良好です)
スパイダーマン [少年向け:コミックセット]
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