私の人生で日本国内において、行ったことも通過したこともない唯一の県が熊本県でした。

このことは僅かながらではありますが私の心の片隅に引っかかっていました。

 

昨年の11月に東京在住のT氏より、今年の2月に熊本県からの墓じまい遺骨の搬送のご依頼を受けました。

T氏は熊本には行かれないとの事でしたので通常より入念な打ち合わせと準備作業にかかりました。

 

私は日本中、世界中を旅してきましたので旅の荷支度や準備はわりと得意なのですが

今回は一発勝負的な要素があり、国内移動の割には事前の下準備が大変でしたガーン

(個人の旅行でしたら経験的にはいざとなったら

①財布

②携帯電話

③海外ならパスポート

だけあれば後は何とかなる主義なのですが(笑))

 

東京-熊本を日帰りするので、移動や墓じまい現場での作業を含めて

時間的に可能かどうかの大筋を検証してみました。

この件に関しましては羽田∼熊本間の航空便が沢山ある事と

熊本空港からお墓までの距離が100キロ位であることから難なくクリアでした。

 

空港からはレンタカーも利用できますし、便利な世の中ですね。

江戸時代だと往復にどのくらいの日数がかかったのでしょうか・・・叫び

 

(余談ですが・・・

我が家でダックスフント熊あたまを飼ってから6年が過ぎました。

ヤツとの朝晩の散歩で、一日に1km歩いたとして

一か月で30km

一年間だと360km

6年間で2160km

ですおーっ!

東京―熊本間は往復出来てしまいますね(笑)。

それしても我が家のダックス君は短い足で2000km以上歩いていたのですねびっくり凄い!)

 

 

朝の9時に江戸川区の会社から、車で出発して10時に羽田空港着の予定です。

車を駐車場に入れて、搭乗手続きを済ませ、軽く食事でもしようと考えていたのですが

羽田空港の駐車場の入り方が分かりずらく駐車場の周りを3周(笑)しました。

予定よりも駐車に手こずり、時間を取られてしまいました。

 

食事を断念して搭乗手続きです。

梱包用のカッターナイフが手荷物検査で発見されて没収となりました(笑)

 

時間に余裕があると、バッグは貨物で預けるのですが今回は時間が

タイトなので、国内線持込可能の小型のキャリーバッグにしたので・・・

カッターナイフ君は飛行機に乗れませんでしたえーん

飛行機は予定通りに離陸していざ熊本へ飛行機

 

熊本空港に到着してから空港内のレストランへ直行ですラーメン

メニューを見ると目に飛び込んできたのは

馬刺し丼定食ビックリマーク

「これだ!」これが熊本ごたる!

おいしく馬刺し定食を頂いた後に頭を仕事モードに切り替えて出発ですウインク

 

 

予め予約しておいた空港前のレンタカー会社へ行き、レンタルの手続きを済ませました。

本日の目的地を一日限りの愛車のナビにセットしてハンドルを握ります。

「こんにちは熊本県さん照れ本日は宜しくお願い致します。」

(そう言えば初恋の人は熊本県の人だったなぁ・・・ラブラブ今もお元気なのかな・・・)

 

高速道路から熊本の景色を楽しみながらも

あっと言う間に目的地に到着です。

 

車から降りてお墓を遠目に見ると、お墓は個人の土地に建ててある大きな立派なお墓でした。

お家の方にご挨拶を済ませてから、お墓の前に来てみると

お墓の高さは3メートルほどで面積的には一般のお墓の4倍ほどでしょうかびっくり

本当に立派なお墓です。

 

ここで思ったのは

「あれっ!?誰がお墓からお遺骨を出すのだろう?」

という疑問でした。

今まで数えきれないほど墓じまいには立ち会ってきていますが

いつもは石屋さんが出してくれたお遺骨を受け取ってからが私の出番です・・・

 

 

なんとなく感じていた予感は見事に当たりひらめき電球

覚悟を決めて人生初のお墓のカロート(安置室)の中に入ることになりました。

 

入口の石を寄せて中を覗いてみると、奥の方に骨壺がありました。

一般のお墓ですと、石をよけると地上からから手の届くところに骨壺が置いてあるのですが

今回はお墓が大きいので、お墓の中の奥の棚にお遺骨が11壺安置してあるような状態でした。

 

意を決して間口40×60㎝の穴から内部へ突入ですあせる

「こんにちはお邪魔しま~す。」

T氏からご依頼の、ご先祖様のお遺骨4柱を外に出してカロートから脱出です(笑)

 

 

取り出した骨壺の中の確認です。

(お墓の中の骨壺には水が溜まっていることが多いです。※骨壺水と呼ばれています)

 

3柱様は大丈夫でしたが、1柱様が骨壺内の80%位までお水が溜まっていました。

お水を捨てて、輸送のために骨壺の中に水漏れ防止のタオルを入れます。

 

4柱様の骨壺の周りを綺麗に拭いて故人様のお名前のシールを張ります。

更に骨壺の蓋が開かないようにテープで止めます。

 

用意しておいた当社特製の送骨箱に骨壺を納めて、箱のふたのシールをして完了です。

 

作業終了後にお家の方のご厚意でお茶とキンカンを頂きました。

そのキンカンの美味しいことラブ

私のキンカンに対するイメージが変わった一品でした。

お家の方に「美味しいですね」と言うと

「これは完熟キンカンなんですよ」

と言うお答えでした。

欲しかったら「郵便局の後で売ってるところに連れて行ってあげるよ」

との親切な申し出を私が断るわけはありませんでした(笑)

 

 

お墓にお別れのご挨拶をしてから、家の方の車の先導で郵便局へ行きました。

郵便局で遺骨を送る手続きをしていると、担当の局員の方が遺骨に手を合わせてくれました。

(あらかじめ用意しておいた当社の送り状の品名の記入欄に

「遺骨在中」

と印刷してあるのを見られたのだと思います)

熊本の人は優しい!

 

 

郵便局で無事に送骨した後はホットしたのか、一気に気が抜けたような感じと

やりとげたという充実感で満たされたような感覚が頭の中をクルクルと(笑)

 

 

郵便局を後にして、家の方の車の先導で道の駅(地元の食材売り場)に到着です。

お家の方にお礼とお別れのご挨拶をして店内に入りました。

お目当ての完熟キンカンも無事にゲットです。

(後日談ですが、大量に買ったキンカンは食したり

お裾分けしたりしたのですが一週間後にも20個ほどが残っていました。

流石に毎日食べると美味、完熟キンカンにも飽食気味となり

最後に残った20個ほどのこの子達をどうやってやっつけようかと考えましたオレンジ

まずはキンカンサワーに挑戦しましたカクテルグラス

この試みはそつなく美味しく頂けました。

残りの10個は翌日のちゃんぽん麵の中に輪切りにして放り込みましたラーメン

スタッフ3人で頂いたのですが、本当に美味しかったです(これは秘密です)

キンカン自体も美味しいのですがスープの角が取れてまろやかになり大好評でしたビックリマークぜひお試しあれ照れ)

 

その後、無事にレンタカーを返車してから空港で搭乗手続きを済ませ、夕食です。

レストランで地ビールを頂き熊本ラーメン(博多ラーメンの様でした※美味しかったです)

を食べてからの搭乗です。

 

飛行機で座席に着席してからはあっと言う間の意識喪失の爆睡状態ですぐぅぐぅ

羽田空港着陸10分前のアナウンスでスッキリとお目覚めです。

おお!眼下はお馴染みの東京湾の灯りだ。