なんとかの花日記
「花は撮らない」って何度か言ったのに2回連続アップ。
昨日は、寿人が出るサッカーのチャリティマッチがあったので早めに帰った。
いつものように、帰るコール、いや、帰ってもよろしいでしょうか?とお伺いの電話を奥様にしてみると、今日の夜はパスタだという。
パスタといえばワインだろ? 相場ではそう決まっている。
帰り途にある酒屋さんで赤ワインを買って帰り、パスタを食べつつ美味しい赤ワインを楽しみ、寿人が出ているチャリティマッチを堪能した。
ふと、愛する奥様が、今日買ってきたという花のことを話し始めた。
何度も名前を聞いたのに、あっという間に忘れてしまう、聞いたことのある名前の花だった。
「いい香りがするんだよねぇ」
なんて言ってはいたが、花粉症に悩まされる自分には、すでにワインが入っていたことも手伝ってまったく花の香りがしなかったのだが、「そうだね」なんて言って家族の楽しい会話を楽しんだのだった。
久々のワインが身体に入ってきたこともあって、そのままソファでうとうととしてしまった昨晩、夜中にふと起きてシャワーを浴びようとすると、少し変なにおいがした。
ワインを飲みすぎたあとに感じる、あのにおいだ。
たった1本だったが、久々に飲んでちょっと酔っぱらってんなぁ、なんて思ってシャワーを浴び、もう一度眠りについたのだが、朝起きてもまた同じにおいがする。
・・・・・。
やばい。
このにおいを部屋中に巻き散らかしていると、「もう2度とワインなんか買って帰ってくんな!」と、いやお前も飲んだだろ?なんて言えないような空気が愛する奥様から威圧的に流れてくるに違いない。
すぐに、洗わずにほっておいたワインのボトルを水で流し、グラスも丁寧に洗ってみたのだが、なかなかにおいがとれないので、しかたなく
「なんかワインのようなにおいがするわぁ。ごめんねぇ」
なんて言ってみると、
「いや、それ、その○○の花の香りよぉ♪」
なんて返してくるではないか。
「・・・・・。あぁ。これかぁ。すごくいい香りじゃねぇ」
と、朝の夫婦の会話を楽しんだのだ。
まだ咲き揃っていないこの名前が思い出せない花は、満開になったときに、一体どういう香りが部屋に漂うのか楽しみ(?)なのだ。
ということで。

