グレー姉妹 | ストレスフリーな日々を♪ 

ストレスフリーな日々を♪ 

色々あるけど、
ストレスフリーを目指して
頑張る初老の 乙女(笑)

12月初め。


会うのは2年ぶりくらいの

施設に入所している叔母に会いに行った。


コロナの面会制限も、インフルエンザの面会制限もなく、居室での面会が可能になった。

2年前、コロナ禍での入所。

面会も出来ないので

もしかして、もう会えないかも?と

思っていたけど、お互いに無事で良かった(笑)



母の1番下の妹、

86歳。


母の弟妹の中では1番の長寿。

今の100年時代の中で86歳が1番長寿?って

少し驚いてしまうけど。



2年前、

会っても誰だかわかって貰えなくて、

時間をかけて、話をするうちにやっと

叔母の口から姉と私の名前が出てきた。


今はきっと わからないなー?なんて

思いながら久しぶりに会った叔母は

少しふっくらとして顔色も最高!


相変わらずニコニコ笑っていた。


今回は名前を呼んでは貰えなかったけど、

そばで手を握っていると、

すごく沢山のお喋りをしてくれた。


辻褄は合わないんだけどね!

それでも叔母が話してくれるのが嬉しくて

うん、うん、そうなの?って相槌や質問をしながら会話にならない?会話をした。(笑)


時々、お父さんとお母さんの(私にとっての祖父母)話もしていた。



母は、長子で60代前半で、

母のすぐ下の弟の叔父は50代後半で、

その下の妹の叔母は80過ぎで、他界した。





他界した叔母と、会いに行った叔母の2人は

共に 認知症。

70代後半から、明らかにおかしかった。



上の叔母は認知症になっても、ギリギリまで入所をさせず通い介護。

入所して数日で体調を崩し入院、

そのまま1年近く寝たきりで他界した。

入所した時にはもう食べ物もろくに食べれないくらい衰弱していた。

認知症がひどくて食べると言う行動を忘れてる感じ。


個人会社をしていて経理事務全てをやっていた。

子どもの頃から頭キレッキレの才女だった(らしい)

仕事を引退してからも、

老人大学に通ったり、趣味のお稽古にも通い、

頭の体操も人一番していた人。


それなのに、認知症。





下の叔母は、上の叔母とは正反対で

ほとんど専業主婦で過ごした人。

義叔父も会社勤めだったし子どもも1人。

義叔父が他界してからは

あちこちの奉仕活動にもよく出かけていたし、

几帳面な性格で、しっかりしていた。

息子に迷惑かけれないから、と

ボケていられないって色々頑張っていた。


それなのに、認知症。



会いに行った下の叔母は、

10年くらい前に癌に罹患したけど治療。

再発や転移も気になりながら、


お嫁さんがケアマネをしている事もあって

早期からデイサービスを利用したりしていたから

上の叔母よりも長生きして元気に過ごしている。




顔を見て、安心しての、

帰り道の姉との会話


『認知症でも 施設でよくみて貰ってて

本人は幸せだよね。』


「私達の20年後?ボケちゃうのかねー?」


『お母さんも叔父さんもボケる歳の前に死んだからねー、生きてたらどうだったのかな?

4人のうちのおばちゃん2人が認知症だもん、

可能性高いよ。

お父さんも認知症だったしね。

私達は限りなくグレーだよ


「お金貯めておかないとダメって事だね」





ボケないで動ける!を

1日でも長く維持するように頑張ろ!




姉妹でちょっと落ち込みながらの帰路になった。