バネックスの曇り空なブログ

バネックスの曇り空なブログ

毎日が曇り空…

晴れ間を求めて頭の中さまよってます……

Amebaでブログを始めよう!

とうとう近づいてきた。
夏が近づいてきた。




連日、気温が30度を超す日々。
梅雨を通り越してもう夏が来たんじゃないかと思わせるこの頃の気候。


僕も二十歳やそこらなら早めの夏の到来を喜んでいたのだが…
三十代半ばにもなるともう夏が来るのを素直に喜んでなんかいられない。



暑いし、
汗かくし、
バテるし、
寝苦しいし、
セミうるさいし。



いいことなんて一つもない。



あ、ウソ。


いいことなんて一つしかない。




いいこと…


それは…



女子が薄着になっていくことだ。




大きく開いた胸元から見える谷間。


ノースリーブから見える脇。


タイトなパンツから透けるパンティライン。


ショーパン、ミニスカから出る生足。




僕も健全たる男子。
ガン見こそしないものの、ついついこういったものに目がいってしまう。


そして、僕は思う。




やっぱり夏が好き!




もし、夏に女子たちが薄着をしなかったら、
僕は毎夏、冬眠ならぬ夏眠に入っていただろう。


僕が夏を越せるのは女子様のおかげです。
女子様、ありがとう。





そんな薄着の女子をつい目で追ってしまうやらしい僕だが…


ここ数年、少し変化が現れだした。




その変化とは…



見る部位が少し変わってきたのだ。



昔の僕は胸一択だった。
乳房イコール女子の魅力だった。


胸・尻・脚は8・1・1の魅力比率だった。



だが…



最近の僕は尻、そして脚にもかなりの魅力を感じるようになってきているのだ。


胸・尻・脚は3・3・4の魅力比率。



年をとると好みが下に降りてくると聞いたことがある。
まさに僕はその通りになってきているのだ。



「お母さん、
 僕は確実に成長しております」


一応、20年前に亡くした母親に報告しておこう。




そして、
その脚の魅力を更に高めるアイテム。



それが、




「網タイツ」




僕はこの網タイツに目がない。


胸・尻・網タイツを穿いた脚は1・1・8の魅力比率。



網タイツの似合う綺麗な足を見るとつい見とれてしまう。

ガン見したら変態だと思われるので、
チラ見を何度もしてしまう。




チラ見がバレないようにサングラスでもかけようか…


鈴木雅之みたいに…



もしそれでチラ見がバレたらこう言おう…


「違う違う、
 そうじゃ、そうじゃない」



軽く怒られるだけで済むかもしれない…


「めっ!」って。



けど、もしかしたら警察に突き出されるかも…


マーシーみたいに…



そうなったら全速力で…


ランナウェイ…




そんなリスクを背負いながらも僕は網タイツを見るだろう。


それくらい網タイツが好きなのだ。




もし僕が銀行強盗なら…


網タイツを被って銀行に押し入るだろう。



それくらい網タイツが好きなのだ。




もし僕が総合格闘家なら…


網タイツのフェンスの中で闘いたい。



それくらい網タイツが好きなのだ。




もし僕がセミなら…


網タイツの虫取り網で捕まえられたい。



それくらい網タイツが好きなのだ。




もし僕がカタクチイワシなら…


まき網タイツ漁業で捕獲されたい。




もし僕がミカンなら…


網タイツのネットに入れてほしい。




もし僕がサッカーボールなら…


網タイツのゴールネットを揺らしたい。




もし僕が扇風機なら…


網タイツのカバーで指が入らないようにして欲しい。




もし僕がビジネスバッグなら…


網タイツの網棚に置かれたい。




もし僕が50年前の夏の夜にタイムスリップしたら…


網タイツの蚊帳の中でぐっすり寝たい。




もし僕が井上さんなら…


「井」の字は網タイツを切り取ったものだ。




もし僕がサッポロポテトなら…


バーベキュー味がいいな。




もし僕が修二と彰なら…


「青春網ーゴ」を歌うだろう。




もし僕が筋トレをするなら…


網ノ酸を摂ってから行うだろう。




もし僕が通販で買い物するなら…


楽天市場より網ZONだ。




もし僕が岡村孝子なら…


元「網ん」だ。




もし僕が 財津あみ なら…


外国に行ったらAmi Zaitsuだ。




もし僕が犬なら…


犬種は秋田イヌだ。




もし僕がアリの巣コロリなら…


職業欄はアリ退治だ。




もし僕が誕生日なら…


今宵はパーリーナイツだ……







・・・・・







後半伝わったかどうか分からないが、

これくらい僕は網タイツが好きなのだ。




もし僕が女に生まれ変わったとしたら…


絶対に網タイツを穿キタイツ……





余計な歯が生えてきた。
親知らずが生えてきた。




数年前から右下奥の歯茎に違和感を感じていた。


なんかこのへん固いなと。



それは多分、親知らずだろうなと、
薄々は感づいていたのだが気付いてないふりをした。


親知らずだと認めたくなかった。





だって抜くのが怖いんですもの!





上の親知らずはそんなにだが、
下の親知らずは抜くの痛いぞ!!


って聞いたことあるし。



抜いた後、腫れと痛みがしばらく引かんかったわ!


って話も聞いたことある。



親知らずの評判の悪いこと悪いこと。




そんな悪童親知らずがとうとう完璧に顔を出した。


真白で固そうなエナメル質を露わにした。



けど、完全に姿を現した親知らずを見ると…



あんなに憎んでいたのに…


顔も見たくないと思っていたのに…





別れたくない!


ずっと隣にいてくれ!


一緒の墓に入ろう!


俺のパンツを洗ってくれ!



って思うようになっていた。




ただ抜くのが怖いだけなのだが……




出来れば抜かない方向でいきたい。


親知らずよ、共に生きよう!



って思いもむなしく…



親知らずは斜めに生え、
僕の頬の内側を傷つけていく。





ということで…






抜歯確定!!






「やだなぁ、やだなぁ。

 怖いなぁ、怖いなぁ。」


と、稲川淳二の怪談風に怯えている今日このごろ。



けど、怯えていても仕方がないので

GW明けにでも抜いてもらうことにする。







それにしても35歳にして
親知らずが生えてくるか?


これって遅くないか?



と少し驚いている。



29歳にもなって夢精した時と
同じくらい驚いている。







親知らずの語源は…



18歳から20歳前後の親元を離れるころに生え、
親が歯の生え始めを知らないために、
親知らずという名がついた。



と、一般的には知られている。





親元離れてから17年…


そりゃ親は知らないだろう……








「親知らず」



誰が言い出したか知らないが、
おもしろい言い回しだな。


と、少し感心する。





けど、今は18歳から20歳前後なんて
親元離れてない奴もイッパイいるから、


「親知らず」も「親知ってる」だ。




親元離れないどころかずっと働きもせずに居座り続ける奴もいるから


「親悩む」だ。




そんな引きこもり、ニート達は
いつまでも親に養ってもらっている


「親スネかじる」だ。




母親ももう若くない。
50歳になり生理も終わって


「母あがる」だ。




更年期障害で体調不良や情緒不安定になり


「母荒れる」だ。




そんな母をヨソにマイペースな父


「父変わらず」だ。




そんな父の机の引き出しの中にはエロDVD


「父まだ勃つ」だ。




そのエロDVDのジャンルが素人もの。
こういうのキライじゃない


「親譲り」だ。




そのエロDVDを拝借し、コッソリ鑑賞


「俺ヌク」だ。




このご時世、長引く不況で父もリストラ対象


「父職ナシ」だ。




解雇通告の帰り道、こいつらに遭遇


「親父狩り」だ。




金取られたあとには、こんな目にも


「犬吠える」だ。




母はそんな父に嫌気が差し離婚を決断


「親別れ」だ。




中学生の次女の親権は母親へ


「母引き取る」だ。




そして父のいない生活が始まる


「母子暮らし」だ。




母は娘の学費を稼ぐためにスナックへ


「夜勤め」だ。




けど母子家庭は環境がよくないのか


「次女グレる」だ。




そして次女も生理が来なくなる。
だが母のとはわけが違う


「次女はらむ」だ。




すなわち彼が避妊をしなかった


「彼付けず」だ。




元々次女は貞操が軽いところがあった。
そんな次女のジーンズは


「ローライズ」だ。




そのローライズの上部からは下着が覗いている


「Tバック」だ。




トップスにはレースのついた


「キャミソール」だ。




ちなみに個人的に好きなのは


「網タイツ」だ。




もちろん足元は


「ハイヒール」だ。




いま興味があるのは


「足コキ」だ。




そしてそのことを親は知らない


「親知らず」だ。










・・・・・










あれ?


「親知らず」って「足コキ」の


ことだったかな?





いや、


「足コキ」は「親知らず」ではなく、


「土踏まず」だ…






犬の交尾を見た。
ブルドッグの交尾を見た。




「おぉ!!」




僕は思わず目を剥いた。


その目の先に映っていたのは玄関先に繋がれた二匹の犬。


だが、ただの二匹の犬なら僕は目を剥いてまでそれを見ない。




僕が見た犬は…


合体した二匹の犬…



そう、交尾をしている二匹の犬だったのだ。


しかもブルドッグだったからそりゃ僕も目を剥いてそれを見る。


ブルドッグの交尾を見れるなんて貴重な体験。


僕は少しの間まじまじとそれを見つめてしまっていた。





白いブルドッグの背後から
黒いブルドッグが覆いかぶさるようにしてそれは行われていた。




動物的正常位…


人間的後背位…




何か参考にならないかと、
勉強熱心な僕はじっと見ていたが、
案外、想定の範囲内のものだった。



ブルドッグといえども所詮この程度か…


僕は思った。




まあ、
元来動物の交尾は子孫繁栄が目的だからしょうがない…






子孫繁栄といえば…



少し気になったことがある…





それは、
この白いブルドッグからは何色の子供が生まれるのか……




白いブルドッグなのか…

黒いブルドッグなのか…

グレーのブルドッグなのか…

はたまたダルメシアンなブルドッグなのか…




交尾していたブルドッグが
去勢、避妊されていなければ…


あるいは肛門性交でなければ、
二ヶ月後くらいには子供が見れそうなので少し楽しみだ。






何色のブルドッグといえば…



少し気になったことがある…





白ブルドッグ
黒ブルドッグ
グレーブルドッグ



これって言いづらいな…


っていうことだ。




早口で3回言えばおかしなことになる。



白ブルドッグ
黒ブルドッグ
グレーブルドッグ
白ブルドッグ
黒ブルドッグ
グレーブルドッグ
白ブルドッグ
グロブロ……



なかなかいい早口言葉の例になりそうだ。






早口言葉といえば…



少し気になることがある…






「きゃりーぱみゅぱみゅ」



これはやっぱり言いづらいな…

っていうことだ。



もしかしたら世界で一番言いづらい名前なのかもしれない。




先程の、


白ブルドッグ
黒ブルドッグ
グレーブルドッグ


よりはるかに言いづらい。






きゃりーぱみゅぱみゅはもう別格……






青きゃりーぱみゅぱみゅ
赤きゃりーぱみゅぱみゅ
黄きゃりーぱみゅぱみゅ


きゃりーぱみゅぱみゅをカラフルな巻紙扱いしてみたが、

きゃりーぱみゅぱみゅは何色かなんて関係なしに言いづらい…





赤きゃりーぱみゅぱみゅ
黄きゃりーぱみゅぱみゅ
茶きゃりーぱみゅぱみゅ


きゃりーぱみゅぱみゅをカラフルな寝間着扱いしてみたが、

きゃりーぱみゅぱみゅは寝間着だろうが外着だろうが関係なしに言いづらい…





きゃりーぱみゅぱみゅ
みぱみゅぱみゅ
合わせてぱみゅぱみゅ
むぱみゅぱみゅ


きゃりーぱみゅぱみゅを割りかし よく跳ねるカエル扱いしてみたが、

きゃりーぱみゅぱみゅは何回ぱみゅぱみゅ跳ねようが関係なしに言いづらい…





隣のきゃりーぱみゅぱみゅは
よく柿食うきゃりーぱみゅぱみゅだ


きゃりーぱみゅぱみゅを柿好きな隣のおっさん扱いしてみたが、

きゃりーぱみゅぱみゅは柿が好きでも苺が好きでも関係なしに言いづらい…





坊主が屏風に上手に
きゃりーぱみゅぱみゅの絵を描いた


きゃりーぱみゅぱみゅをエロ坊主のデッサンモデル扱いしてみたが、

きゃりーぱみゅぱみゅはエロ坊主に描かせようが銭ゲバ坊主に描かせようが関係なしに言いづらい…





東京特許きゃりーぱみゅぱみゅ


新春きゃりーぱみゅぱみゅショー


生温かいきゃりーぱみゅぱみゅ


きゃりぱみゅ爆発


きゃり麦ぱみゅ米ぱみゅ卵




きゃりーぱみゅぱみゅを


特許許可機関扱いや、

シャンソン歌手扱い、

マッサージ器扱い、

バスガス扱い、

ナマモノ扱い…


いろんな扱いしてみたが関係なしに言いづらい…




きゃりーぱみゅぱみゅは単体でも滅茶苦茶言いづらいのだ。






滅茶苦茶といえば…



少し気になることがある…






話が交尾から滅茶苦茶逸れてしまったということだ。



だから話を一旦戻して、
きゃりーぱみゅぱみゅの交尾の話…




白いきゃりーぱみゅぱみゅが黒いブルドッグのナニを自身の豊満なアレでぱみゅぱみゅし、
興奮絶頂に達した黒いブルドッグは白いきゃりーぱみゅぱみゅを豪快にキャリーし、
黒いブルドッグはナニを白いきゃりーぱみゅぱみゅのオシャンティにぶち込み前後運動、
その屋外で行われたアクロバティックなきゃりーぱみゅぱみゅのセッデュクシを僕はまじまじと見ていたわけ…




あ、違う……




きゃりーぱみゅぱみゅのセッデュクシの話ではなく、
犬の交尾の話に戻さなければ……






犬の交尾といえば…



思い出す出来事がある…






中学の時。


玄関先に繋がれていた
親友ヨシキの雌の飼い犬ハッピーが
どっかの野良犬と交尾してるのを目撃したのだ。



そして僕はこのことを面白半分に、
笑いながらヨシキに伝えるとヨシキはマジ凹みしたのだ。





えっ、なんかゴメン…
 


けど、そんな落ち込むなや!


たかが飼い犬の交尾やないか!




と、僕は当時思っていたのだが…






月日が経ち、大人になり、
僕も人の立場になって考えることができるようになった。




なんでヨシキがマジ凹みしたのか…

なんであんなに落ち込んでたのか…






ヨシキの気持ちになって考えてみた。






あの時のヨシキの気持ちは…



「俺の娘が強姦された…」


「手塩にかけて育てた娘を
 どこの馬の骨かわからん奴に
 ヤラれた…」


きっとヨシキはハッピーの父親的な立場になって凹んでいたのだろう。




あるいは…




「俺の女が強姦された…」


「俺が手を出す前に
 他の奴にヤラれた…」


きっとヨシキはハッピーの彼氏的な立場になって凹んでいたのだろう。





大人な僕は犬の気持ちにもなって
考えてみた。




その時のハッピーの気持ちは…


「ご主人、助けて!」


こう思っていたのかもしれない。





その時の野良犬の気持ちは…


「大きい声出すなよ!」


こう思っていたのかもしれない。






あるいは、
ヨシキの気持ちに反して…





ハッピーの気持ちは…


「野良さん、大好き!」


こう思っていたのかもしれない。





野良犬の気持ちは…


「ハッピー…
 名前のように幸せにするよ!」


こう思っていたのかもしれない。





もしそれをヨシキが知ったら…





ヨシキの気持ちは…


「なんでや…
 ハッピーなんでや…」


こう思っていたかもしれない。






もしかしたら…





ハッピーの気持ちは…


「野良さんのええわぁ
 気持ちええわぁ!」





野良犬の気持ちは…


「ええやろ
   ええやろ!」


こうも思っていたのかもしれない。





ハッピーの気持ちは…


「そこ!
 そこメッチャええわぁ!」





野良犬の気持ちは…


「せやろ
   せやろ!」





ヨシキの気持ちは…


「何オマエら交尾を
 楽しんどんねん!」


こう思っていたかもしれない。





ハッピー…


「ところで
 野良さんゴム付けてんの?」




ヨシキ…


「そやハッピー、
 最低、避妊はせな」




野良犬…


「え、そんなん
 付けてないよ…」




ヨシキ…


「こら!野良犬!
 何考えてんねん!」




ハッピー…


「はっ?
 あんた何してんの?」




野良犬…


「大丈夫やって!」




ハッピー…


「カウパー的なものでも
 妊娠する時は
 するんやで!」




ヨシキ…


「ええぞ、
 ハッピー!」




野良犬…


「だから、
 大丈夫やって!」




ハッピー…


「あんた、
 何の根拠も無いくせに!」




ヨシキ…


「そや、ハッピー!
 拒め、拒め!」




野良犬…


「絶っっ対、
 大丈夫やから!」




ヨシキ…


「こら!
 クソ野良犬!!」




ハッピー…


「ほな絶対、
 外で出してな!」




ヨシキ…


「ハッピー…?」




野良犬…


「わかってるって!」




ハッピー…


「ナマのほうが
 気持ちええし…」




ヨシキ…


「えっ…
 ハッピー……?」




野良犬…


「あ、イク…」




ハッピー…


「あんた、外やで!」




野良犬…


「アカン、イク…」




ハッピー…


「アカン、
   アカンてっ!」




ヨシキ…


「アカン!
 ハッピー逃げろ!」




野良犬…


「もうアカン、
    イク…」




ハッピー…


「だから、
  アカンって……」




ヨシキ…


「アカン!
 早よ逃げろ!!」




野良犬…


「アカン…
  イッテもた…」




ハッピー…


「もーう…、
  アカンってぇ…」




ヨシキ…


「ハッピーーっっ!!」








・・・・・








アカン…

こんな妄想してたら純粋なヨシキはまた凹んでしまう…




ここでしっかり謝っておこう。

ヨシキ、ごめんな!




あと…



きゃりーぱみゅぱみゅさんも

ごめんなさい…




赤外線通信がしたい。
女子と赤外線通信がしたい。




僕の携帯のアドレス帳。

一番最後に新規で女子の名前が入ったのはいつだろうか…



ふと携帯のアドレス帳を眺めてみた。



「綾」


2年くらい前に付き合いで行ったキャバクラの女。

この女を最後に女子の名前が入っていない。




情けない…

男として情けない…


2年前て…

しかも相手がプロて……




見ると悲しくなるので
アドレス帳に入っていた数人の
プロ達を全て削除した。



そして僕の携帯から色香が減った…

一気に男臭くなった…

剣道の防具のニオイがするようになった…



イヤだ!

こんな携帯イヤだ!

鼻がもげそう!


ということで赤外線通信をしに、
もう一度キャバクラへ…

いや、違う……



ではニオイのしない新しい携帯に機種変更をしに…

これも違う……


今、僕がしなければいけないこと。



それは、もっと積極的に女子をゲットしにいくことだ。




草食系はもういい。


もう草は食い飽きた。


お通じ良好な快腸生活ももういい。


アンチヘルシー!


お肉が食べたい。


いや、肉が喰いてぇ!


高血圧バンザイ!


ドロドロ血バンザイ!


脱農民!


僕は狩人!


7月より狩人はじめました!


狩人の兄はじめました!


8時ちょ~どの~♪


あずさ二号で~♪


ハモリもはじめました!




ということで…

僕はあなたから旅立ちま…

違う……




僕は肉食系になることにします!!



と、華麗に宣言してみたが…




けど、この2・3年てんで出会いがない。


というか、コンパがない。


友人達ももう落ち着いてしまってコンパなんて開いてくれなくなってしまったのだ。


僕の出会いの大半はコンパだったのに…




そんな僕に残された出会いの手段は…





ナンパ…





「こんばんは~!
 今帰りですか~?」



二十歳前後の頃、
友人とたまにナンパしに夜の街を徘徊したこともあったが…




30半ばになった現在、
女子に声掛けるとなるときっと緊張しまくりだろうな…


顔が赤くなりそうだな…


声震えそうだな…


少し漏らしそうだな…





けど、こんなオドオドしてたら捕まるものも捕まえられない。

やるとなったら腹くくってやらなければ…




なんせ僕は肉食系。


肉食の狩人。


狩人兄なのだから。


ハモれるのだから。


あずさ二号なのだから。


あずさ二号といっても、

ダッチのワイフではない。


モノホンのナオンを

ゲットしまくりの狩人なのだから…






そうだ、意識を高めるために
今日から職業は「狩人」ということにしよう。


アンケートなどの職業記入欄には「狩人」と書くことにしよう。


こうやって僕は農耕民族から狩猟民族へと変わっていくのだ。





ただ、若いころのようにノリと勢いに任せて声掛ける訳にはいかない。


僕はもう結構ないい大人。


キチンと狙いを定めて確実に獲物を仕留めるのが大人の狩り。


誰にでも付いて行きそうな下品な女を狙ってはいけない。


品の有りそうな上質な獲物をしっかりと仕留める。


そのためにはこちらも下品だと思われてはいけない。


軽い男だと思われてはいけない。


チャラい男だと思われてはいけない。






ということで、
僕は声の掛け方を考えた。


チャラいと思われない声の掛け方を考えた。




「結婚を前提に…」




この言葉を使って誠意を表していこうと思う。






「結婚を前提に
 お茶せぇへん?」


僕は結婚を前提に声を掛ける。






「結婚を前提に
 話聞いてぇな!」


僕は結婚を前提に彼女を立ち止まらす。






「結婚を前提に
 飲みに行かへん?」


僕は結婚を前提に居酒屋に誘う。






「結婚を前提に
 カシスオレンジ!」


僕は結婚を前提に彼女の飲み物を頼む。






「結婚を前提に
 もっと飲みぃな!」


僕は結婚を前提にもっと飲まそうとする。






「結婚を前提に
 君カワイイね!」


僕は結婚を前提に彼女を褒める。






「結婚を前提に
 酔うたんか?」


僕は結婚を前提に肩を抱き介抱する。






「結婚を前提に
 ウチ来るか?」


僕は結婚を前提に自宅に誘う。






「結婚を前提に
 DVD見ようや!」


僕は結婚を前提に巧みに自宅に誘う。






「結婚を前提に
 世界の中心で愛を叫ぶ
 見ようや!」


僕も結婚を前提に愛を叫ぶ。






「結婚を前提に
 瞳を閉じて!」


結婚を前提にキスしようとするが
拒まれる。






「結婚を前提に
 ・・・・・・」


結婚を前提に空気が悪くなる。






「結婚を前提に
 今度カラオケ行こか?」


結婚を前提に話を変えてみる。






「結婚を前提に
 オレB'z歌うわ!」


結婚を前提にわがままに僕は君だけを傷つけない…






「結婚を前提に
 今度ミッキー見に行こか?」


東京結婚を前提ニーランド…






「結婚を前提に
 ライブもいこうや!」


結婚を前提に~en~Ciel …






「結婚を前提に
 今度メシ作ってや!」


結婚を前提煮御膳…






「結婚を前提に
 ・・・・・・」


結婚を前提に沈黙が流れる…






「結婚を前提に
 ええやろ?」


結婚を前提に我慢できず彼女を押し倒す。






「結婚を前提に
 ペロペロペロ」


結婚を前提に愛撫する。






「結婚を前提に
 ペロペロペロ」


ケッコンヲゼンテイニリングスしようとしたら逃げられる…






「結婚を前提に
 ちょっと待ってや!」


僕は結婚を前提に彼女を追いかける。






「お前やっぱブサイクーっ!」


僕は結婚を前提にを撤回して捨て台詞を吐く。






「あずさ、おいで!」


僕はあずさ二号を押し入れから取り出す。






「俺にはお前しかおらんわ」


あずさ二号は僕から旅立たない…










僕は狩人だ……










「よかったら
 結婚を前提に絡もうや!」




もしSNSで気になる人が現れたら…



今度こう書き込んでみよう……





人は見た目で判断する。
最初は見た目で判断する。



「人を見た目で判断してはいけない」




こんなことを言う人がいるかもしれないがこれは綺麗事。

人は誰だって最初は見た目で判断する。


目付きの鋭い人を見れば…


この人は攻撃的な性格なんやろうなぁ。
近く寄らんとこ。


って僕は思うし、




ガタイの良い人を見れば…


この人は喧嘩強そうやなぁ。
近く寄らんとこ。


って僕は思う。




挙動不審のオタクっぽい人を見れば…


紙袋の中にナイフ隠してそうやなぁ。
近く寄らんとこ。


って思うし、




茶髪の女子高生を見ても…


痴漢の濡れ衣を着せられそうやなぁ。
近く寄らんとこ。


って僕は思う。




あと、小さな小学生を見ても…


石ころ投げつけられそうやなぁ。
近く寄らんとこ。


って僕は思うから…








「もう僕、
  おソト出ぇへんっ!!!」









と、引きこもりになりそうなくらい、
僕は人を見た目で判断している。


僕以外の人もきっと同じ。



僕くらいビビリでないにしても…


顔、体型、服装などの見た目から
どういう人間なのか判断していると思う。



人は皆、最初は見た目で判断するのだ。



なんなら…




ミミズだって

オケラだって

瀬戸内寂聴だって…



みんなみんな最初は見た目で判断していると思う。




だから、


「人を見た目で判断してはいけない」


これは綺麗事。




しかし、



「人を見た目だけで判断してはいけない」



これはそんなに綺麗事では無いと思う。




最初の見た目でどう思ってしまうかは仕方がない所。


けど多少の偏見を持ちつつも本来のその人の姿を見ようとする心掛けは大切。



僕の友人にも第一印象悪かったが、
後に仲良くなった奴が二人いる。


ホント見た目、第一印象だけではわからない。







第一印象と聞いて思い出すのは…



「第一印象から決めてました!」



ねるとん紅鯨団という昔のテレビ番組でよく聞かれたフレーズ。

こう言い、男が女に告白する。



要するに、


「見た目が
 めっちゃタイプです」


っていう意味。




個人的にこの告白はあまり好きではない。


僕が女なら言われたくない。



なんかこの男、見た目だけで女を選ぶ軽薄なヤツって感じがするからだ。



人を見た目だけで判断してはいけない



だから僕は


「第一印象から決めてました!」


なんて告白はしない。



見た目だけでなく、
中身もしっかりと見て告白したい…






「第二印象から決めてました!」


僕は彼女の見た目ではなく、
話しやすい奇策な感じを好きになり告白したい。



「第三印象から決めてました!」


僕は料理を取り皿に分けてくれる、彼女の優しさを好きになり告白したい。




「第四印象から決めてました!」


僕は支払いの半分を出そうとする、彼女の気遣いを好きになり告白したい。




「第五印象から決めてました!」


僕は酔って若干足元がおぼつかない、彼女の可愛さを好きになり告白したい。



「第六印象から決めてました!」


僕はホテルに誘うが

「初めて会ったばかりだし…」

と、断る彼女の貞操観念を好きになり告白したい。



「第七印象から決めてました!」


負けじともう一度ホテルに誘ってみる僕に

「少し疲れたから
  休憩するだけだよ」

と、二回目の押しでホテルに行ってくれる、彼女の面倒臭くなさを好きになり告白したい。



「第八印象から決めてました!」


なんやかんやで先にシャワーを浴びる、彼女の積極的さを好きになり告白したい。



「第九印象から決めてました!」


なんやかんやで高級な下着を付けていた、彼女の抱いていた期待感を好きになり告白したい。



「第十印象から決めてました!」


一応タオルで裸を隠す、彼女の作られた恥じらいを好きになり告白したい。



「第十一印象から決めてました!」


タオルの上の部分からしっかり谷間を見せてる、彼女の計算高さを好きになり告白したい。



「第十ニ印象から決めてました!」


眠たいと言い自分からベッドに横になる、彼女の大根な演技力を好きになり告白したい。



「第十三印象から決めてました!」


タオルをはだけると見える
黒目の乳頭の卑猥さを好きになり告白したい。



「第十四印象から決めてました!」


横になっても流れない
胸のサイボーグ感を好きになり告白したい。



「第十五印象から決めてました!」


胸を責めるも何の反応もない
マグロ感を好きになり告白したい。




「第十六印象から決めてました!」


キスしても頑なに口を開けようとしない
閉塞感を好きになり告白したい。



「第十七印象から決めてました!」


下半身から香る
刺激的な芳香感を好きになり告白したい。




「第十八印象から決めてました!」


「あ、口ではムリ」

と、あっさり断る潔癖さを好きになり告白したい。



「第十九印象から決めてました!」


「ふわぁ~あ」

いま真っ最中なのにあくびのできる
大胆さを好きになり告白したい。



「第二十印象から決めてました!」


「プカ~」

終えてすぐ煙草を吸い出す
豪快さを好きになり告白したい。



「第二十一印象から決めてました!」


「ポリポリポリ」

後日、陰部を痒くさせてくれる
彼女の共有意識を好きになり告白…









できません・・・・・









あまり中身を見過ぎるのも考えもの。

第一印象くらいで付き合い出すのがいいかもしれない…





理想は…




痒みをうつされても
愛することのできる女性と巡り会いたい……