ひさしぶり(3年ぶりか)の記事は、10連休中に。

 

8月に旅行するので旅行予約サイトを覗いたのですが

ついでに近場で行けるところでの体験を見てみたんです。

ほとんど、いちご狩りとかだったんだけど。

「レトロ衣装体験」というのがありまして。面白そうじゃないですか!

 

福岡市中央区には、あまり知られてないけど「旧福岡県公会堂貴賓館」というのがあります。国指定重要文化財、明治時代のフレンチルネッサンス様式の木造建築物。

その中で、レトロなドレスを着てみませんかという体験。

1時間半で2,000円。ただし、ドレスのサイズは9号のみ。

う~ん、私では無理!

だけど、知人に着てもらって写真に撮れば、絵のモデルにはぴったりじゃない?

 

というわけで行ってきました。

福岡市の天神中央公園の中にありますが、公園は工事中です。

バス通りから南に行き、横から入ってくださいね。

外観は上のパンフレットのようになってます。

ちょうど5/3~5/6はフラワーウィークで、館内は花がいっぱい。

ついでに200円の入館料も無料でした。(こちらは5/5まで)

これはエントランスです。

部屋はそれぞれに趣きがあります。

ここは、八角形の塔になっている部分です。

天井には雲が描かれていました。

斜めに貼られた木の床も美しい。

ドレスはいろいろ選べますし、男性用もあります。

帽子・手袋・バッグ・日傘までもセットです。

スカート部分には、バッスルという腰当てを着用。

モデルになってもらいました。

館内を歩き回って写真を撮るのはOKだけど、絵を描くのはNG。

体験は1時間半だけど、モデルさんも疲れたので着替えてカフェへ。

以前はレストランがあったけれど、今はケーキやドリンクのみです。たまたま、スペイン産のスパークリングワインがあったので、

グラスワインとケーキをいただきました。

 

優雅な気分になれましたよ~。ご存じないかたは、ぜひ行ってほしいです。

1月3日、太宰府に行ってきました。

大きな神社には参拝客であふれかえっているのに

なぜ行ったのか?

 

1月1日から、九州国立博物館で「特別展 宗像・沖ノ島と大和朝廷」が開かれているからです!

宗像大社で昨年沖ノ島の宝物が展示されていたけれど、行く機会がなかったし

今回の展示では大和朝廷・筑紫(つくし)の国・韓国(からくに)の出土品と玄界灘の孤島・沖ノ島の神宝との関連を見せてくれるというので、期待していきました。

 

展示だけじゃなくて、いろいろと面白い企画を考えてあったんですよ。

1月1日には、先着300名に限定初夢おはじき。

1月2日には、「にぎわい座」のおめでたい演芸。

1月3日には、先着500名に古代米梅ヶ枝もちのふるまいあり。

13時と15時から、鷹匠フライトショー!

1日も行きたかったけど、実家に行くので我慢して、3日に行くことにしたんです。

見たいでしょ?鷹。

酉年だしねぇ。

 

快晴の暖かい陽気で、お出かけ日和。

偶然乗った太宰府行きが「旅人」で、気分ものります。

太宰府駅には特大の門松。正月ですね~

おっ、これこれ!

「めでたい」ポスターだねぇ。

参道は、押し寄せる人波に押されないように歩くので精一杯。

昼抜きで来たので、15時のショーが始まるまで博物館前の「グリーンハウス」でお食事。

ハンバーガーとデザートプレート。(食べ過ぎ)

食べているうちに鷹匠が現れて、気もそぞろ。急いで食べて博物館前の広場へ。

わあ、鷹だ!

みんな、カメラを向けていますが、飛ぶ鷹はあまりに早くて、なかなか撮れません。

今回は女性の鷹匠でした。赤と金の衣装が華やかで、お正月らしかったです。

ショーには、見物人も参加できました。

私もアーチを作る列に並んだので、目前でアーチをくぐりぬけて飛ぶ鷹を見ましたし、翼が服に触れて風を感じました。

あとで、フクロウと鷹に囲まれての無料撮影会まであったのですよ。

 

さて、興奮がさめないまま博物館を見ると

「これって、右を向いてる鷹の顔みたい!」

1階エントランス左側には、「戸畑祇園大山笠」。ユネスコ無形文化遺産になったそうです。

さて、3階に上がります。

酉年だからかな?オオミズナギドリのドリーが案内役。

☆展示品の写真は、九州国立博物館さんからの提供を受けています。

まずは、埴輪。奈良などから出土した古墳時代の船形埴輪、椅子に座る男子形埴輪。

どれもかなり大きいです。

これ、下に支えがあるんですが、まるで足みたいです。

船上に太刀や石見型という飾りが刺さっていて、船には見えませんねぇ。

埴輪って素焼きですよね、これだけ複雑なものを形作り、焼いたんだと思うと

頭が下がります。1400年以上も前ですよ。

人型の埴輪は、単純化された美しさに目をみはります。

この微笑み!なんていい顔してるんでしょう!

馬型。馬具には、たくさん飾り金具がついています。

大切にされていたんだろうな。

犬形もありましたが、あまり犬には見えないな。

沖ノ島から出土した、金銅製龍頭。

えっと、どこが龍なんでしょうという造形になってます。

他にも、勾玉や貝製腕輪、銅鏡、須恵器、ミニチュアかまど、金銅製高機、金製指輪などたくさんの展示品がありました。(全160点)

 

こういうコーナーもありましたよ。

腕輪の3Dコピーを実際に触れます。

昔は背が低かったので腕輪も小さいですと書いてあったけど、入らなくてショック。

博物館のあとは、天満宮に行きました。

人がまばらに見えますが、本殿前の大混雑を抜けた場所なのです。

飛梅が咲いていました。やはり、早いですね。

手水場の向かいで、500円のお年玉みくじをやっていたので並びました。

「大吉~~!」と鐘が鳴り、当たったのは、「長生きそば・長生きうどん」。

もう一つは中吉の「日めくりカレンダー」。真ん中のは破魔矢です。

最後にガチャで、武人と馬の埴輪を当てました。

太宰府、いいね!