高校球児の栄養指導 | 野球と映画、ときどき…

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先輩の激励会の後、1時間ほど某サプリメントメーカーの栄養指導がありました。


1・2年の選手と保護者を対象にメーカーの指導員さんから


高校球児の身体つくりについての説明を受けました。




タイトルはズバリ「甲子園に行くために」


結局は商品の宣伝も兼ねてるんでしょうが、とても理解しやすい内容の説明でした。


様々なデータを数値で示してくれて


たとえば甲子園出場校の選手達のBMIや


大阪代表校、ひいてはWBC日本代表の平均BMIなど興味深い数値で


やはり活躍している選手は身体のケアもしっかりしてるんだとあらためて認識しました。


サプリメントひとつ、プロテインひとつとっても


運動前、食後、運動直後と摂取のタイミングや量も大事で


私はトレーニングや技術論を勉強するのは好きだけど


身体を作る基本の栄養学については、とんと疎いので


今回の研修(指導)はとても参考になりました。


様々な栄養素は一回あたりでエネルギーになる量が限られていて


無理にそれ以上飲んでも後は脂肪になるだけだそうです。


たとえば一日○ℓ牛乳を飲めばいいといっても


何回かに分けて飲まないと、夜にまとめて一気飲みしても意味がないそうです。


具体的にコンビニのおにぎりおにぎり一個のカロリーやドンブリ飯ご飯のカロリーなど


選手達にも具体例で炭水化物の重要性を説いてくれました。


大体70キロの体重の選手で3300キロカロリーくらいは必要で


ドンブリに換算すると一日6~7杯くらいは食べないといけないみたいです。


ウチは大飯食らい兄弟ですから多分一日5杯は食べている計算になります。


しかし22日からの合宿では


ひとり一日8~9杯くらいのドンブリ飯を食べさせられるようです。




合宿所のおばちゃん、大量の炊飯ご苦労様。


マネジャーさん、夜食の準備ありがとう。


食べる方も大変だけど、食事を作る方も量が多いだけに大変です。




ドンブリ飯は苦しいところからの、もう一杯が大事だそうです。


今回の合宿ではまるで相撲部屋に入門したての新人なみの食べ方で


選手の胃袋を大きし体重増加を図るそうです。


夏の合宿では無理して食べたものの


後でリバースしてしまい結局、逆に合宿後やせてしまった選手もいたとか。


最後に監督が保護者に訴えました。


「せっかく胃袋を大きくしますから、お正月に自宅で元に戻らないようにしてくださいね」


耳が痛ぇ~


確かに親の根気と努力も試されています。


冬場の走りこみと身体づくりで来年春、夏が決まりますね。


強豪チームになれるかどうかの土俵際。


親・子・指導者、三者一体でのチーム強化作戦開始です。