久高島

沖縄本島東南端に位置する知念岬から５.３キロ先にある久高島。

人口は３００人と弱と小さな島です。

久高島の周囲は８キロとなっているので、島の端から端までの直線は４キロ弱ということでしょうか。

一度は歩きで、もう一度は自転車を借りて周遊した覚えがあります。

長細い島で特にこれといった何かはないのですが、（おい）聖地とよばれる場所がたくさんあり、神の島と呼ばれています。

久高島は、琉球開闢（かいびゃく＝沖縄のはじまり）の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地。

今も島の人々によって神事が行われ、平和への祈りと感謝が捧げられています。

そのため足を踏み入れてはいけない場所などもあり、その入口には看板があったりします。

「フボ―御嶽」久高島の中で一番の聖地

沖縄本島の最高の聖地・斎場御獄とともに、琉球七大御獄のひとつ。

琉球王府と久高島の人たちが代々大切にしてきた、久高島の中で一番の聖地。

なので、何人たりともこの地に足を踏み入れることは禁じられている。

かつては男性禁制の聖地だったが、今では女性も立ち入り禁止。中に入ることができるのは神女のみ。しかも、大事な島の祭事の時だけだ。草木一本も取ることは許されていない。

入り口には立て看板がある。

五穀の種が流れ着き、ここから農業が広まったとされているそうです。

このカベール岬では、植物や石ひとつでも持ち帰ることはできません。

岬までの一本道は神の道とも言われています。

久高島の神女たちが禊ぎに使う井戸だそうです。

このように他の観光地とは違った趣のある久高島。

島の人々が久高島の歴史を大切に慮り、守っています。

パワースポットと呼ばれるのも分かります。

なんともいえない厳粛な気分になります。

島での約束ごとを守って、ゆっくりと過ごしたい場所です。

晴れてると本島南部から見えます。

安座真港という港からフェリーか高速船で１５〜２０分です。

安座真ビーチも穴場なビーチなのでまた別に書き留めたいと思います。